hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

フリーマントルFremantleへ

2006年03月12日 | パース
今日3月11日はフリーマントルFremantleへ電車で出かけた。




これがフリーマントルの駅舎。


Round Houseの建物の旗竿には、国旗、WA州旗、アボリジニの旗、Fremantle市の旗、Fremantle港の旗が並ぶ。本当に旗好き。左端にぶら下がる黒い玉がTime Ball。
ワイヤで横竿に吊るされたTime Ballは、Perth天文台からの電気信号に基づき毎日ちょうど1時PMに大砲cannonを鳴らすのに合わせ、下に落とされ、航行する船は遠くからそれを見て時計を合わせていた。1900年に始まり、1937年には無線信号に代わった。偉そうに解説したが、案内の人の説明はまったく分らず、撮影した看板を後で読んだだけ。


1938年から観光用に1時PMに大砲cannonを鳴らすことが復活した。歴史ありそうな大砲に似つかわしくない電気コードとテスターもどきがついている。見物人の中から選ばれた人は、時間に合わせスイッチを押し、大砲を鳴らす。結構大きな音がします。ご苦労さまと感謝状をもらいニコニコしていた。



Round Houseから見たインド洋は晴天の下で鮮やかだった。逆側のFremantleの町並みも見事。遠くに見えるのがTown Hall、と言っても写真では見えないか。



無料のオレンジCATに乗り、一生入ることはできない?刑務所Fremantle Prisonへ。Tour代A$15.5を払えば日本語ガイド器を貸してくれる。所定の場所でガイドの人から教えてもらった番号を押すと日本語の説明が聞こえるのだが、あまり調子が良くなく、私のものは途中でロックしてしまった。怖がらせたり、ジョークを言ったりして盛り上る見物人をよそに、英語のヒアリングに難がありすぎる私は、キョロキョロしてばかり。トラム、Round House、Prisonとすべて英語の説明にはうんざり。



通常のDay Toursや、夜の怖がらせる Torchlight Toursはともかくとして、ライト付きヘルメットなどで完全武装するTunnels Toursや、有名な脱獄人の達人技を見たり聞いたりするGreat Escape Tourはハシャギ過ぎじゃない。1991年まで使われていたので結構現実味はあるし。




私のご愛読の「よのすけロングステイ雑記」3月2日 http://plaza.rakuten.co.jp/yonosukeinperth/ で「はっきり言ってショボイ」、とは言っていないが酷評されたFremantle History Museum & Art Centreをどんなところかと行ってみた。アートセンタでは、例によってわけのわからぬ現代アートの展示は急ぎ足で通過。博物館を探して、どこにあるのか訪ねたら、ここが受付ですと言われてしまった。Gold Coinがなく、なくなくA$5札を寄付。確かに遠くからわざわざ見に来るほどのところではないが、年寄りには古い物が懐かしい。2階、Level 1の機器の展示は、からくり映画や、テーブルテニスのTVゲーム、ソニーの井深さん開発の子供向け英語教育機器などそれなりに楽しめた。


館内は冷房がなく、扇風機の他に、どこかで見た送風機があり、「よのすけロングステイ雑記」の写真で見たものと分ったのには笑えた。ちなみに今日3月11日は前日までとはうって変わって、最高気温25度と涼しくなったのでOK。


庭に出ると、舞台と椅子が並べてあり、結婚式の準備が進んでいて、花嫁らしき派手な衣装の女性が芸術して写真をとっていた。こちらでは、いわゆる式場以外での結婚式が普通のようだ。昨年もFremantle Town Hall、East Perthの公園や、Kings Parkで結婚式を見かけた。

帰りは電車が止まっていたが、毎度のことであわてずに臨時バスで途中のShowgrounds駅まで行き、皆が降りるので訳もわからず降りて、電車に乗り換えて無事Perthへ着いた。
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