hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

麻生幾『救急患者X』を読む

2021年05月25日 | 読書2

 

麻生幾著『救急患者X』(2021年3月15日幻冬舎発行)を読んだ。

 

宣伝文句は以下。

<呪><恨><殺>そして<救い出して>―― 謎の血文字が病院に惨劇を呼び覚ます。
麻生幾が新たに生み出す医療サスペンスホラー。

 

大学病院の5階から落下した身元不明の女性が救命救急センターに運び込まれる。救命医の吉村は必死の処置を試みるが、身動きできないはずの女性は、「救い出して!」と叫び、襲い掛かる。

その後も連続して身元不明患者が搬送され、病院のトイレの鏡には血文字が。

 

高度救命救急センター

吉村:36歳。救急科専門医。チームリーダー。4歳の娘・渚を亡くし、妻・絵美とも別れる。

美里:29歳。ナースリーダー、秋子:ナース長、梨愛、静香:ナース(美里の後輩)

小林:32歳。チームセカンド、藤田:31歳。チームサード、村松:研修医

林原:センター長(救急医学教室主任教授)

X:氏名不詳のICU入室者の名称。

 

関東医科大学付属病院

杉村:事務長、三田村:事務次長、坂井:事務局人事課長、森田:総務課長

 

草刈:刑事

 

陽子:飲料の運転手。1年前、リストカットで吉村が救命処置を行った。

赤松:葬儀社・寝台車の運転手。2年前、交通事故にあった娘の手術を吉村が行った。後に病院事務とトラブル。

山田:医学部の解剖学実習で使う献体の手配業者

 

 

麻生幾(あそう・いく)

大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化もされた。

以後、『ZERO』『瀕死のライオン』『外事警察』『特命』『奪還』『秘録・公安調査庁 アンダーカバー』『トッ!』など著書多数。

 

 

外傷:(がいしょう、英: injury, trauma)。外的要因による組織または臓器の損傷の総称。
この本ではトラウマセンターとは、外傷センターのこと。
いわゆるトラウマ、つまり心的外傷(英語: psychological trauma)は、外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃(外傷的出来事)を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態をいう。

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