元旦早々に元気いっぱいの孫たちのお相手で、2,3日はしばしの休養。
4日になってから初詣、しかも近場の吉祥寺東町、五日市街道沿いの武蔵野八幡宮。
ここは、4代将軍家綱の頃、江戸小石川水道橋外吉祥寺の火事の後に、周辺町民に移住を命じられ、
坂上田村麿が宇左八幡大社の御分霊を祀ったと伝えられる八幡宮が、吉祥寺村開村と共に、村民の氏神として祀られた。
傍らを見ると「江戸・東京の農業 吉祥寺ウド」の看板が。
(気づかなかったが足元に緑のウドの葉が茂っていたらしい)
このあたりは江戸への野菜や薪(まき)の供給地で、とくに野菜不足となる冬から春にかけて作られるウドは江戸庶民に歓迎された。
地下で育てる純白の「吉祥寺ウド」は全国的に(?)知られた、とあるが、
そういえば、小学校の頃の試験では、八王子は織物、吉祥寺はウドと線を結んだような気がする。
その後、ランチ処を求めてドン・キホーテ裏通りをぶらぶら。
まだ入ったことがない「ブーランジェリー・ビストロ・エペ Boulangerie Bistro EPEE」を見つけて、恐る恐る入る。
EPEEエペとはフェンシングの剣のことで、ベーカリーEPEEでもある。
アラカルトもあるが、ランチメニュー2580円を注文。
何しろパン屋さんだ。次々と持って来てくれるパンが美味しい。
パルマ産生ハムが極旨。
多いとげんなりするフォアグラも少量なので結構。
チーズが入ったトマトスープ。いいじゃない。
これが上手かった、ラビオリ。
私はUSハラミのローストで、
相方は新潟さんソイのブイヤベース
デザートと、たっぷりの紅茶orコーヒー
雰囲気は悪くなく、店員さんは丁寧に説明してくれて感じが良い。
味も良いし、量は多くないが、女性や年寄りには文句ない。値段もとくに高くない。
36席ほどとあるが、テーブルの間隔が狭く、隣が気になるが、ぶらりと立ち寄るには最適だ。