ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

金比羅さん

2010-07-25 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
義経「d(*O*)/!$+@#、&*&+!(=x= *)!!」
(顔に泥を塗たくって、その高いプライドと一緒に泥を洗い流して来いっ、冷泉院っ!!)と声に出さず口パクしたら、それを読唇術で読まれた。
冷泉院「義経…そのドロドロしたイヤらしい心を泥と一緒に流しておいで」と上から目線で頭を撫でられ、優しく諭された。よーし、よしと。
義経「ていっ!!!」俺はお前の忠実なる下僕か犬じゃねぇ!と長くて細いきれいな手を払い除け、身長差約30cmの冷泉院を見上げて、キッと睨んだ。が!?
義経「くそっ、首がいてぇ…」出来るなら視線を落として目を細めた半眼で見てやりたいが、身長差のためにそういう事が出来ないのが現実だから、今ただ目を閉じて己の心を内観する「瞑想」をした。そして、こんな美人を見上げなければならないという身長差とこのいい様にあしらわれナデナデされる屈辱を同時に味わっていた。
義経「あ゛~」瞑想にならないじゃないか!
こういう自分の心を理解してくれない冷泉院の優しい口調でズケズケと心に矢を突き刺してくる所が食えない所で、いくら一般偏差値よりかなり高い頭脳IQで色白美肌の長身でスタイル抜群のきれいなお顔立ちの遊女だからって絶対に口に入れたくない源氏名 冷奴だ。
こんな美人に無防備に見た目と先入観だけで突っ込んでいく男が見たいな。後から痛い目を見るのがオチだ。こんな長身美人と釣り合う男の身長を考えてみたら、巷にゴロゴロ点在するはずもなく、なんて狭い範囲かと思う。ほれ、だって身長差だって女を選ぶ選択肢の一つだろと思った。が!?違っていた。屈辱の身長差を越えて遊女 東っ子(瑠璃姫)を愛妾にしている自分がいる。しかし、手も足も出せない瑠璃姫だ。
命の恩人で尚且つ滅法気が強く、向こう大陸から伝来した気功の使い手で大の男をぽいと軽く投げ飛ばす。刀を使ってもおそらく太刀打ちできないほどの女で手を出すとかなりの確率で飛ばされる。飛ばされる理由は気孔だけじゃない。実は、薬師瑠璃光如来様って…
日本各地に点在する7800以上の源氏氏神の八幡神「宮毘羅(クベラ)」が守護する神さんで「飛べ…」と派遣された十二神将の一人で別名「金比羅さん」ともいうんだ。
日本各地から薬師を守るために「飛べ…」って、それ左遷じゃねぇ?と思った。
ここで確認するが…覚えているか?読み飛ばしてないか?意味が分からなかったら50ページほど戻ってそっちから読んでこっちを読んでくれ。“八幡”の神使 双鳩のこと。
「金比羅さん」は、平和のメッセンジャーである双鳩の足に糸を括り付けて、ハイジみたいに空中ブランコで海から渡って来た秦(はた)の神だ。って、アルプスの少女ハイジって…


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