ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

志方町をゆく(138) 横大路(13) 大内家のこと(3)  大内家とシオカキ井戸

2023-06-26 08:01:00 | 加古川市歴史探訪 志方町編

   志方町をゆく(138) 横大路(13) 大内家のこと(3)

          大内家とシオカキ井戸

 『志方町誌』をお読みください。大内家は学者・歌人・医者等々有為の人を多数輩出しています。

 江戸時代までは、字を知らない人が多かったので、赤チャンが生まれたら横大路の学者・大内氏に名前を付けてもらう事が普通となっていました。

 大内家では、命名を乞われるたびた横大路峠の井戸(シオカキ井戸)で身を清めてた後に命名したといわれています。

      シオカキ井戸

 横大路峠から高御位(成井)への道をすこし行きます。

 「シオカキ井戸」は、その山側の家のそばの農道ぞいに残っています。

 この井戸の水がよく出ている時は、釣瓶(つるべ)があって竹の竿がついていたそうです。

 昔から霊泉と伝えられ、「シオカキ」とは「清める・潔斎」するという意味です。



 この水は赤ちゃんの産湯(うぶゆ)や神仏に供える水として村中の人が守ってきましたが、ある日、突然出なくなりました。

 戦後の南海地震の翌日から出なくなりました。水脈がかわったのでしょうね。

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