志方町をゆく(125) 細工所(21) 電灯がついた
少し楽しい話をしましょう。
東志方村からの通達文(大正6年)がありました。東志方の各に電灯がつくという通達文です。
東志方村の場合、大正2年の2月に村へ電灯の話があり、各村々の工事の順番が決まり、電灯工事が始まりました。
ランプによるそれまでの生活から電灯に変わり、気持ちも一気に明るくなったことでしょうね。
電灯工事始まる
大正六年二月七日(の通達文)
東志方村長 沼田一良
電灯の件に付き、至急御協議申上度候間、明八日午後一時御出席相成度候也
追て、御差支有之候はば、代理人出席せしめられ度、申添候
*通達文:『大正六年度・書類綴込帳・細工所村』より
読みにくい通達文(お知らせ)ですが、内容は電灯がつきますよ」という東志方の町役場からのお知らせです。当時の大ニュースだったでしょう。