沢木耕太郎の本は昔「一瞬の夏」「春に散る」「深夜特急」のいくつかくらいしか読んでないが、最近の旅のエッセイ。活字大きめ頁少なめですぐに読めてしまった。
旅先ではケチになって、タクシーももったいないんだって。
沢木耕太郎が若い頃に訪れた東北(交通公社の均一周遊券が懐かしい!)など、私も18歳の頃、友だち3人で周遊券使って十和田湖、奥入瀬、三陸海岸、塩釜回ったっけ。
SNSもなかったし、旅のメモも書いてないし、色褪せたフイルムカメラの写真しか残ってないが、あの頃、何を思って旅していたんだろう。
太宰治は1冊も読んでないが、津軽に関する「心の華やぎ」の頁がふむふむと共感。