工場の人にダウンジャンバーの英語の表示を読んでほしい
と頼まれました。
日本で売られている衣類は、洗濯表示マークが義務付けられて
いますが、海外で購入した衣類には付いていないものがあります。
この品もマークがなく英語で何か書かれているようです。
ゴアテックスなどの素材だとドライクリーニングが出来ないので
確認してほしいとのこと。
まず、字が小さすぎる!
そしてこれはフランス語だ!
辞書なしでは難しいと思っていたら、裏は英語で書いてありました。
どれどれ・・・
「shell materials」(シェル マテリアルズ) の下に
ナイロンその他が記されていました。
特に変わった素材ではなさそうです。
(シェル マテリアルズ)が少々気になります。
シェルって貝ですよね? マテリアルが素材だから・・・
なんでそこに・・・貝?
家に帰ってから辞書で調べました。
「shell」(シェル)・・・貝殻・貝・外観・外形
あぁ、外側の素材という意味なんですね。
中綿はダウンでしたから、分けて書いてあったのです。
辞書の「shell」の項から数段下に
「shelter」(シェルター)がありました。
嵐から原爆まで危険なことから逃れる避難所です。
貝のように堅い囲いに守られるイメージ・・・。
それで、
シェル→シェルター
という単語になったのでしょうね。
なるほど、殻に閉じ籠ってる感あります。
でも、ダウンコートは、もう着ないから
クリーニングかな~
出す前に、素材の所を見てみます
クリーニングやさんは、この時期
大忙しだね
お疲れ様です!
とお客さんがいうので、ダウンの値段でもらい
後で表示を確認すると、中綿ポリエステルということがあります。
中綿がポリエステルだとダウンの半分の値段なので
料金を返すけど、忙しくて気がつかないこともあると
思うよ。