前回の続き、フィリピン旅行の話です。
マルコス独裁政権下のフィリピンを訪れる事について
不測の事態による身の危険は考えなかったのですが、
健康については気を使ったようです。
有楽町の交通会館で、コレラの予防接種を受けています。
2回接種だったんですが、今まで受けた中で一番痛い注射でした。
しばらく腫れていたのを覚えています。
セブ島にしても、ボホール島にしても、楽園か!!
と思う程、風景は美しかったです。
しかし、社会勉強になることが他にいくつもあって、そちらの方が
思い出深いんです。
まず、セブ空港の荷物検査の際、係員が私の所持していた煙草を
荷物から取りだして、“サンプルとして一つもらっていいか”
と言ったこと。 この時は英語がわからないフリをして、
「ノー。ノー。」ととぼけました。
マニラでタクシーに乗っていた時。
何車線もある車道の真ん中に子供たちがいて、信号待ちの私達が
乗るタクシーの窓から手を突っ込んで、「マネー!」と言った事。
運転手さんが子供たちを注意する様子もありません。
暑いけど、あわてて窓を閉めました。
そして最後は成田空港到着時です。
当時フィリピンからの機内では、入国書・税関申告書の他に
検疫申告書の記入もありました。 発熱・嘔吐・下痢の申告です。
潮風で冷えたのか、現地で“ゆるかった日”もあったので、素直に
書いてしまったから、さぁ大変。
ここで本日の“そうなんだ外国語”です。 潮風は英単語で
「sea breeze」(シー ブリーズ)・・・潮風・海風
と言うんですね。 あの商品名はそういう意味でしたか。
トレードマークのヨットの帆に、潮風のイメージがあります。
風と言えば「wind」(ウィンド)の方が知られていますが、
ウインドが“風”で、ブリーズは“そよ風”と使い分けされています。
シーブリーズは海から陸に向って吹く微風です。 気持ち良さそ~。
私達3人は空港の別室であれこれ質問されたあげく、検便の宣告を
受けて、部屋に残されました。
20代前半のうら若き娘達。 急に出ないよ~! と真っ青・・・。
3人目のメンバー“のりちゃん”は、困った顔・怒った顔と普通の顔
の差がわかりにくいタイプ。
オタオタする私とみち子さんに、普通に見える顔つきで
の 「出ない人はカンチョーされるんだよ。」
と言いきったのです。
私 「・・・。」
み 「・・・。」
私・み 「ぎゃ~っ!」
結局、帰宅後に地元の保健所へ提出ということで一件落着。
仕事柄、韓国・台湾・グアム・サイパン・ハワイ・カナダ・
ヨーロッパ各国とその後行きましたが、
上記のような体験は、後にも先にも、この時だけでした。
初めての海外旅行としては、ヘビーだったかも。
マルコス独裁政権下のフィリピンを訪れる事について
不測の事態による身の危険は考えなかったのですが、
健康については気を使ったようです。
有楽町の交通会館で、コレラの予防接種を受けています。
2回接種だったんですが、今まで受けた中で一番痛い注射でした。
しばらく腫れていたのを覚えています。
セブ島にしても、ボホール島にしても、楽園か!!
と思う程、風景は美しかったです。
しかし、社会勉強になることが他にいくつもあって、そちらの方が
思い出深いんです。
まず、セブ空港の荷物検査の際、係員が私の所持していた煙草を
荷物から取りだして、“サンプルとして一つもらっていいか”
と言ったこと。 この時は英語がわからないフリをして、
「ノー。ノー。」ととぼけました。
マニラでタクシーに乗っていた時。
何車線もある車道の真ん中に子供たちがいて、信号待ちの私達が
乗るタクシーの窓から手を突っ込んで、「マネー!」と言った事。
運転手さんが子供たちを注意する様子もありません。
暑いけど、あわてて窓を閉めました。
そして最後は成田空港到着時です。
当時フィリピンからの機内では、入国書・税関申告書の他に
検疫申告書の記入もありました。 発熱・嘔吐・下痢の申告です。
潮風で冷えたのか、現地で“ゆるかった日”もあったので、素直に
書いてしまったから、さぁ大変。
ここで本日の“そうなんだ外国語”です。 潮風は英単語で
「sea breeze」(シー ブリーズ)・・・潮風・海風
と言うんですね。 あの商品名はそういう意味でしたか。
トレードマークのヨットの帆に、潮風のイメージがあります。
風と言えば「wind」(ウィンド)の方が知られていますが、
ウインドが“風”で、ブリーズは“そよ風”と使い分けされています。
シーブリーズは海から陸に向って吹く微風です。 気持ち良さそ~。
私達3人は空港の別室であれこれ質問されたあげく、検便の宣告を
受けて、部屋に残されました。
20代前半のうら若き娘達。 急に出ないよ~! と真っ青・・・。
3人目のメンバー“のりちゃん”は、困った顔・怒った顔と普通の顔
の差がわかりにくいタイプ。
オタオタする私とみち子さんに、普通に見える顔つきで
の 「出ない人はカンチョーされるんだよ。」
と言いきったのです。
私 「・・・。」
み 「・・・。」
私・み 「ぎゃ~っ!」
結局、帰宅後に地元の保健所へ提出ということで一件落着。
仕事柄、韓国・台湾・グアム・サイパン・ハワイ・カナダ・
ヨーロッパ各国とその後行きましたが、
上記のような体験は、後にも先にも、この時だけでした。
初めての海外旅行としては、ヘビーだったかも。
そして忘れもしない成田空港でのシビアな検疫 何か問題あれば保健所が家にきて消毒の為に白い粉を撒きに来るって云われたよ
職場で笑い話として皆に云ったがしゃれにならずマジ引きされ肩身狭かったっけ
綺麗な海と懐こい人達とふーちゃん・のりちゃんとの感激・驚きいっぱいの鮮烈海外デビューでした
あの接種は今でも有効なんだろうか?
強烈なデビューでした。
折しも、今朝の朝日新聞の朝刊には、当時大統領夫人だったイメルダ婦人の有罪判決の記事が載っていました。
華美な暮らしに国費を費やしたイメルダ婦人も89歳になっていて、驚いていたところです。
グッドタイミングなコメントをありがとうございます。