そうなんだ。

外国語で知ったこと。

プロンプター   英語

2011-11-16 13:00:00 | 語学
昨日の演劇部の話をもう少し・・・。

中学時代から演劇部で活動していたみち子さんはサスガです。
1年生ながら、コンクールで上演する劇の主役に抜擢されました。
担任教師から腎臓を貰い、命を救われる “奈美” さん役。

タイトルは 『奈美さん私の腎臓をあげる』。   うわぁ。

私は2年生の時に主役を貰いました。 
友人に誘われて自殺するも、あの世で後悔。 誘ったくせに現世に
留まる友人を死の世界に引きずり込む、 女子高校生の“千晴” さん役。

タイトルは 『死者連祷』(ししゃれんとう)。  うぅわぁぁ。

二つとも、コメディーでもパロディーでもなく、至ってシリアス。
当時、皆真剣に取り組んでいました。 数十年ぶりで振り返り、
「これ、どうなの?」 と苦笑いしきり・・・。

演劇部の全ての決定権は、顧問であり国語教師でもあった和子先生が握っていました。
先生御自ら書きあげた会心作のシナリオを配布し、 主だった役については
「この役は○○さんでどうかしら?」 との先生による一見控えめな推薦で、
決まって行きます。 
 
「・・・てか、この話イマイチじゃね?」
などと現代女子高生風に言ったり、思ったりした部員はいなかったはず・・・。

演劇から遠ざかってからも、舞台でセリフが思い出せず、冷や汗をかく
夢を見たことがあります。
実際は本番中、舞台袖に万が一に備えたプロンプターが控えていました。

「prompter」(プロンプター)
         ・・・役者に小声でセリフを教える人
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