特に、高齢者の間で頻繁に使われる日本語の単語
“あれ”
意味を推測できる時とできない時があります。
私が勤めるクリーニング店のオーナー夫人からの電話。
台風で天気が大荒れの朝のことでした。
夫人 「今日はこんな天気でお客さんも来ないでしょうから “あれ” して下さい」
私 「わかりました」
この “あれ” は、“休んで下さい” と、推測できた上での返事です。
当事者しかわかりません。
私の老母も常に “あれ” “あれ” 言っていますが
頭の訓練のために、なるべく言葉を思い出させるようにしています。
私 「あれって何?」
先日、母と一緒に行った城址公園で、ボランティアガイドの
説明を聞いていたときのことです。
松平信綱(まつだいら のぶつな)に話が及びました。
彼は徳川三代将軍・家光と四代将軍・家綱に仕えた人です。
母 「松平信綱は家光の “あれ” だった人でしょう」
私は苦笑いしながら、ガイドさんに
私 「なんでも“あれ”って言うんですよ。 お母さん、あれって何?」
母は苦笑いして、それ以上何も言いませんでした。
ガイドと別れた後で、母に再び尋ねました。
私 「家光のなんだだったか思い出した?」
母の説明を聞いて、この場合は “あれ” が正解だと分かりました。
家光は女性に興味がなく、男色の気があったと言われています。
どうやら、松平信綱はそのお相手のひとりだったと噂があるそうです。
たぶんガイドさんには、「家光のあれ」で通じていたのでしょう。
本日は、最後の英会話教室でした。
生徒が少ないので、6月でクラスが閉鎖になってしまいました。
最後にイケメン米国人教師に、“あれ” の言い方を質問しました。
答えは三通りありました。
「Watchamacallit」(ワッチャマコリット)
この意味は 「What do you call it ?」・・・なんて言うんだっけ?
を、ワッチャマコリット と会話の中に挟み込んでいうそうです。
辞書には載ってないとのこと。
ただし、名詞の代用に限るそうです。
動詞だと
「do the thing」
形容詞だと
「it’s you know」
なるほどね。
やはり、日本語のあれは、あれですね。
(訳:日本語の “あれ” は、最強ですね)
“あれ”
意味を推測できる時とできない時があります。
私が勤めるクリーニング店のオーナー夫人からの電話。
台風で天気が大荒れの朝のことでした。
夫人 「今日はこんな天気でお客さんも来ないでしょうから “あれ” して下さい」
私 「わかりました」
この “あれ” は、“休んで下さい” と、推測できた上での返事です。
当事者しかわかりません。
私の老母も常に “あれ” “あれ” 言っていますが
頭の訓練のために、なるべく言葉を思い出させるようにしています。
私 「あれって何?」
先日、母と一緒に行った城址公園で、ボランティアガイドの
説明を聞いていたときのことです。
松平信綱(まつだいら のぶつな)に話が及びました。
彼は徳川三代将軍・家光と四代将軍・家綱に仕えた人です。
母 「松平信綱は家光の “あれ” だった人でしょう」
私は苦笑いしながら、ガイドさんに
私 「なんでも“あれ”って言うんですよ。 お母さん、あれって何?」
母は苦笑いして、それ以上何も言いませんでした。
ガイドと別れた後で、母に再び尋ねました。
私 「家光のなんだだったか思い出した?」
母の説明を聞いて、この場合は “あれ” が正解だと分かりました。
家光は女性に興味がなく、男色の気があったと言われています。
どうやら、松平信綱はそのお相手のひとりだったと噂があるそうです。
たぶんガイドさんには、「家光のあれ」で通じていたのでしょう。
本日は、最後の英会話教室でした。
生徒が少ないので、6月でクラスが閉鎖になってしまいました。
最後にイケメン米国人教師に、“あれ” の言い方を質問しました。
答えは三通りありました。
「Watchamacallit」(ワッチャマコリット)
この意味は 「What do you call it ?」・・・なんて言うんだっけ?
を、ワッチャマコリット と会話の中に挟み込んでいうそうです。
辞書には載ってないとのこと。
ただし、名詞の代用に限るそうです。
動詞だと
「do the thing」
形容詞だと
「it’s you know」
なるほどね。
やはり、日本語のあれは、あれですね。
(訳:日本語の “あれ” は、最強ですね)
そのうち私たちの会話も
あれさ~
あ~、あれね
になるんだろうか・・・
空気とあれを読めないと、生きづらい。