ゴールデンウィーク明けに、老母がこの世を去ってから
早や、四十九日。
読売ランドからほど近い墓苑に、納骨を終えました。
冠婚葬祭事に関しては、把握している。
と、思われがちな年齢の私です。
しかし、大きな勘違いに気付きました。
「忌中」の読み方です。
以前は、ご遺体を自宅に迎えるご家庭がほとんどで、
玄関先に「忌中」の張り紙がありました。
今まで、「忌中」と書いて、(もちゅう)と読むのだとばかり思っていました。
「忌中」と「喪中」は、具体的な意味も読み方も違うと判明しました。
以下、広辞苑より
「忌中」(きちゅう)・・・近親に死者があって忌(いみ)にこもる期間。死後49日間。
「喪中」(もちゅう)・・・喪に服している間。
「喪中」は、現在では一周忌の法要が終わるまでを指すことが、多いです。
法要後の食事の場で、喪主の弟が
「今回初めて読み方と違いを知った」
と話題にしたことで、
私も勘違いに気付いた次第です。
ということで
喪中ですが、忌中(きちゅう)は明けました。
これから、香典返しの手配に入ります。
熨斗(のし)に書く文字は
「志」
こうなってくると、全ての読み方に自信がなくなりますが
これは、
「志」(こころざし)で、正解でした。