絵のタイトルは、「棘もいぼいぼも味」です。
ゆずでしょうか。
今日のタイトルは、「自尊心」です。
敢えて、プロジェクトエンジニアーのカテゴリーに入れます。
仕事とはいえ、勇敢にそして臆病に、エンジニアリングを成し遂げて欲しいからです。
何よりも大切なのは、「自尊心」です。
自尊心とは、
殺される(家族の安全を脅かされる)のは怖い、
自分にうそをついて生きたくない。(中国人風刺アーティストの言葉)
改めて自尊心とは、
自尊の気持ち。
特に、自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を受けないで品位を保とうとする心理・態度。
プライド。
(広辞苑より)
例えば、パン一切れを盗んだとしよう。
銀行強盗をした。
殺人をした。
どこまでが、自尊心を保てる限界なのか。
「殺人狂」では、百万の人を殺せば英雄で、一人を殺せば犯罪者である。
とチャップリンは映画の中で言っていた。
私は、多くの間違いを犯している。
それでも、常に自尊心と戦い続けている。
弾丸をよけながら、生き続けている。
弾丸に悪意があるのか、流れ弾なのか見極めている。
悪意の弾丸には、他の人に気をつけなさいと目印をつける。
戦えるものなら、抗議する。
エンジニアリングの仕事を続けることが、社会の役に立つと信じていた。
仕事を続けるために、知恵を絞った。それしかなかった。
連戦連勝でないと、プロジェクトマネージャーは続けられない。
騙すわけではないが、すれすれの取引をしてきた。
時にはばれた。しかし、受け入れてくれた。
私が必要だったからと自負している。
常に正義とは限らない。
正義だって、時代によって変化する。
語り継がれる正義がある。
時代が変わっても、個人の自尊心が共通(普遍)だからだと考える。
常に我々は、組織と個人の関係の中で生きている。
健全な組織などないと言える。
組織を作る個人に自尊心があれば、揺れながら光(自由)を求める。
命と自尊心を天秤にかけられる。
慌てないことである。
選択はしないで、一時逃げる。
そして、また戦えばよい。
魂を売ったとて、自尊心迄売ったわけではない。
自尊心を粉々にされたとて、自尊心は再生できる。
知らぬうちに自尊心を捨てることがある。
何(金や権力)も持たなければ、守ることだってないはずであった。
自尊心はどこへ行ったのやら。そんな人がいる。
気づかせてくれる人を遠ざけて、イエスマンばかりを重用する。
イエスマンは、次の何かになびくのに。
これは、残念としか言いようがない。
プロジェクトエンジニアーは、そうであってはいけない。
信じるものがあれば、どこまでも努力することです。
足りなくてもよい、失敗を糧にして埋めることができる仕事です。
努力できる原動力は、自尊心です。
お前は、そんなものかと問い続けてきました。
そして、今も弱い自分と戦い続けています。
真水ゆえ 泥に汚れし 塩気あり
2020年4月24日
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