
絵のタイトルは、「めんそーれ」です。
あなたの姿は、この家に来た時から変わりません。
変わったのは私達です。いつも、見守ってくれてありがとう。
今日のタイトルは、「組み合わせ」です。
10日後に、ゴルフコンペのカフェ杯をする。
お客さんの年齢層は、私たちと同じ世代です。
嬉しいことに、70歳代後半の先輩たちが3人も参加してくださいます。
シルバーティーから打つ方もいらっしゃるので、
二人の方から了も解をいただき、合わせてシルバーティーとしていただきました。
それなら、スクラッチで勝負だと喜んでおられました。
先輩たちは、腕自慢でどの方も優勝候補です。若年者として、情けない。
地域の方の参加は、「組み合わせ」の気苦労が多い。
あいつとは回りたくないと言われる方は、さすがにおられません。
お歴々の皆さんです。気を使います。
女性の方々も、昔ならした腕自慢です。こちらは、妻にまかせましょう。
カフェの宴会場は、一間のフリースペースです。
参加人数にあわせて、都度レイアウトを変更します。
互いの顔が見えるよう、できるだけ向かい合わせの並びとします。
酒飲みで年配者のグループとなると、料理が進みません。
反対に、女性で酒を飲まないグループとなると、すぐに料理の皿が空きます。
飲む方からは、料理をこれ以上出すなと言われるし、
女性グループからは、「食べようと思ったら、もうない。」ともっとスピードアップの要望が出ます。
配膳は、出たとこ勝負の推理ゲームです。
「組み合わせ」の妙とも言いますが、予約客は一組としています。
狭い田舎暮らしです。聞かれたくない話もあるようです。
危険は未然に防ぐがモットーです。
予約客にはお任せ料理と決まっています。
お酒が進むけどカロリーオーバーにならぬよう、料理には気を使います。
旬の新鮮でカフェの経営にも優しい食材選びのなかで、知恵の輪のような「組み合わせ」の連続です。
昨日も来た今日もいるというリピーターの方々のために、和洋中の味付けで工夫が続きます。
究極の「組み合わせ」は、夫婦です。
合うはずだと、気の迷いで一緒になる。
大外れと互いに気づくも後の祭りです。
それからは、我慢と挑戦の暮らしです。
やっと、「組み合わせ」の妙がしっくりいくなと思った頃には、お別れです。
ああ、無常。
ユリの花 歩く姿に ああ無情
2019年9月6日