白鵬が変化によって、勝ち優勝しました。
ぶつかり合って、勝負を決めてほしかった。という声もあります。
変化した白鵬は、インタビューで「反省」という言葉になりました。
まともにやっても、今場所の日馬富士だったら、白鵬が勝ったんじゃないかと思われます。
今日のテーマは、状況判断です。
広辞苑によると、
「ある目的を達成するために、諸種の状況を判断する」と説明されていました。
ある目的が、ピンポイントだとプレッシャーを感じます。
上手く行かなかった場合を心配します。
目的に幅があると、楽しめます。
目的に幅を持たせるには、どうするか。
私は、まず動き始めるタイプです。
動くことによって、目的の困難さがより鮮明に見えてきます。
動かないで考えていると、できることが見えてこないからです。
できることが見えることで、困難さの幅が狭まります。
つまり、プレッシャーが少し軽くなってきます。
気持ちの持ち方に余裕が出てきます。
上手く行ったら、ラッキーとなります。
困難さによっては、目的を変更せざるを得なくなります。
その目的は、元々無理があったと気づきます。
潔く、脱帽します。
たまたま上手く行った時のことを考えてしまいます。
同じような困難さに出会ったとき、次はきっと上手く行かないでしょう。
困難さを知ることは、次に同じようなことがあった時の「状況判断」につながります。
ごまかさないで困難さにぶつかれば、真の目的に気付くかもしれません。
一生懸命やることが楽しくなるかもしれません。
状況判断は、目的を達成するためにあるだけじゃないと考えます。
目的を定める時の心の変化を高めることにもなるでしょう。
初め定めた目的よりさらに高い目的を見つけることになるかもしれない。
これがやりたかったんじゃないかとなります。
この状況判断は、目的達成のための状況判断よりもっと役に立つことだと考えます。
いずれにしても、ごまかさないでぶつかることです。
白鵬は、何を考えたのでしょう。今でも偉大な横綱です。
来場所が楽しみです。
ルーチンが 大事とばかり シャンクかな
2016年3月27日