中学生が自殺をしました。
誤認による進路指導の間違いらしい。
追及が始まることでしょう。犯人探しです。
残念です。それで終わるからです。
パワーハラスメントは、どこでもあります。
立場が上位の人が、下の人と密室で行う話し合いです。
下の人は、腹いせに「上位の人がどんなに小物か」噂をたてます。
話し合う場が違うようです。
上の人は、自由に話せる場を作らなければならない。
下の人は、その場で自由に話さなければならない。
NHKの朝ドラ「ごちそうさん」で聞きました。
今日のテーマは、「自分に厳しく、人には優しく」です。
なかなか出来ないことです。
気付かないうちに、逆になってしまいます。
なんとかハラスメントのほとんどが「自分に甘く、人に辛く」となります。
誰しも、自分の都合を優先させがちです。
ところが、暖簾の老舗は違います。
変わらぬサービスを期待してお客さんは来られます。
いつも同じサービスを長きに渡って提供するのは至難の業です。
従業員が替わるからです。
暖簾を守ることが大事ではない、一生懸命変わらぬサービスを続けることが大事です。
結果が暖簾です。
時々、暖簾(大学名、会社名)を自慢される方がおられますが、心得違いです。
「自分に厳しく、人にも厳しく」だと、孤高の人になってしまいます。
サポートする人(公平にカバーする人)がいれば、成り立つこともあるでしょう。
サポートは、皆で話す「場」でもあります。
どうせなら、「自分に甘く、人にも甘く」ではいかがでしょう。
釣りバカ日誌の伝助氏みたいです。
書いてみて、案外これはいけると思いました。
タイトル替えをしましょう。
これじゃ、収拾がつきませんか。
「自分に厳しく、人には優しく」じゃ面白くないような気がして来ました。
楽しまなくちゃ。
楽しむ(解放する)ことで、苦しい練習(挑戦)も意味があります。
どうせ、人間どこかで自分に甘くなります。
自分が自由を欲するように、人も同じくらい自由でいたいのではないでしょうか。
自分を律するあまり、幅が広がらないことがあります。
若手の棋士で、経済、歴史、文化に精通している人がいるらしい。
その人はいろんなことを知ることで、発想の転換が自由になり強くなったとか。
江田島の海軍兵学校で見た、日本の秀才たちが残した「書」や「絵」はどれも素晴らしかった。
偉い人は、何でもできるんじゃなくて、なんでも興味を持ちやってみる人なんじゃないかと感じました。
大谷選手の二刀流をどうこう言われる方がおられます。
その人なりのお考えがあってのこと。
十種競技は、どうなりますか。二刀流どころではありません。
論点がずれています。
「自分に優しく、人にも優しく」で、ちょうどよいでしょう。
子を救え かつて子である 親すくえ
2016年3月9日