故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

自分に甘く、人にも甘く

2016-03-09 05:57:01 | プロジェクトエンジニアー

中学生が自殺をしました。
誤認による進路指導の間違いらしい。

追及が始まることでしょう。犯人探しです。
残念です。それで終わるからです。

パワーハラスメントは、どこでもあります。
立場が上位の人が、下の人と密室で行う話し合いです。
下の人は、腹いせに「上位の人がどんなに小物か」噂をたてます。
話し合う場が違うようです。

上の人は、自由に話せる場を作らなければならない。
下の人は、その場で自由に話さなければならない。

NHKの朝ドラ「ごちそうさん」で聞きました。

今日のテーマは、「自分に厳しく、人には優しく」です。
なかなか出来ないことです。
気付かないうちに、逆になってしまいます。
なんとかハラスメントのほとんどが「自分に甘く、人に辛く」となります。
誰しも、自分の都合を優先させがちです。

ところが、暖簾の老舗は違います。
変わらぬサービスを期待してお客さんは来られます。
いつも同じサービスを長きに渡って提供するのは至難の業です。
従業員が替わるからです。
暖簾を守ることが大事ではない、一生懸命変わらぬサービスを続けることが大事です。
結果が暖簾です。
時々、暖簾(大学名、会社名)を自慢される方がおられますが、心得違いです。

「自分に厳しく、人にも厳しく」だと、孤高の人になってしまいます。
サポートする人(公平にカバーする人)がいれば、成り立つこともあるでしょう。
サポートは、皆で話す「場」でもあります。

どうせなら、「自分に甘く、人にも甘く」ではいかがでしょう。
釣りバカ日誌の伝助氏みたいです。
書いてみて、案外これはいけると思いました。
タイトル替えをしましょう。

これじゃ、収拾がつきませんか。
「自分に厳しく、人には優しく」じゃ面白くないような気がして来ました。
楽しまなくちゃ。
楽しむ(解放する)ことで、苦しい練習(挑戦)も意味があります。
どうせ、人間どこかで自分に甘くなります。
自分が自由を欲するように、人も同じくらい自由でいたいのではないでしょうか。
自分を律するあまり、幅が広がらないことがあります。

若手の棋士で、経済、歴史、文化に精通している人がいるらしい。
その人はいろんなことを知ることで、発想の転換が自由になり強くなったとか。
江田島の海軍兵学校で見た、日本の秀才たちが残した「書」や「絵」はどれも素晴らしかった。
偉い人は、何でもできるんじゃなくて、なんでも興味を持ちやってみる人なんじゃないかと感じました。

大谷選手の二刀流をどうこう言われる方がおられます。
その人なりのお考えがあってのこと。
十種競技は、どうなりますか。二刀流どころではありません。
論点がずれています。

「自分に優しく、人にも優しく」で、ちょうどよいでしょう。

子を救え かつて子である 親すくえ

2016年3月9日


コメント
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