故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

淡竹をいただく

2015-06-16 06:01:45 | よもやま話
ぱりぱり、さくさく甘みじんわり

 
秋田の秘境から淡竹が届きました。
さっそく素焼きにしていただきました。

歯の通るまま、切り取れるほどの柔らかさです。
先ほど甘く、根に近づくほど硬さが増し苦味が混じります。
素焼きの香ばしさも良いのです。

冬には3mを越す雪が降るそうです。
淡竹の他に、山ウドとアイコも一緒に送ってくれました。
前者はてんぷらにし、後者はおひたしでいただきます。

二度、山菜取りに連れて行っていただきました。
鈴を腰にぶら下げて熊に合図を送るのです。
ぶなの新緑の下に、柔らかい光が差し込んで、
芽を出し始めた数々の山菜がところどころ出ていました。

喉が渇くと、フキの葉を裏返すように丸めて柄杓にし湧き水を飲みました。
そこにいるだけでほっとするのでした。
夢中になって山菜を取っていると、いつしか離れてしまいます。
はぐれないようにそっと見守ってくれています。

一緒に送られてきた水を大きなコップに入れて飲みました。
喉にしみこみます。あの山の空気を思い出しました。
においがあるわけでも、色が付いているわけでもありません。

久しぶりに絵手紙を描きました。
仕事が、最初の山を越えた感じがします。
しばらくは成り行きを見守ることになります。

「こうしたい」が気持ちよく伝わりました。

せっかくの休みです。
かといって身体を休めないように歩きました。
玉川上水から残堀川に回り、三多摩市場により丸干しを買ってきました。
夢中になって歩いていると、18,000歩になっていました。
川沿いに歩いていると、ひんやりとした風が通り抜けていくのです。

こんこんと 湧く水すくい 喉いやす

2015年6月16日

コメント
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