故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

人間は怠けもの

2015-06-12 03:24:30 | プロジェクトエンジニアー
  
たいぎいけえ(疲れるから)、楽をしよう。

誰も思うことです。
今回の「プロフェッショナル」は、
広島県大崎下島の時計職人の話でした。

二年前に妻と行った島です。
一緒に歩いた街並みです。
そこにこんなすごい人がおられたとは。

昨日は、あるしもた屋の前の草刈りをしました。
18年前、このうちのご主人が、騒音で眠れないとクレームを
出されました。
敷地境界線では、準工業地域での騒音(A騒音)値を
クリアーしていました。
しかし、私達が据え付けたファンの低周波騒音は気になりました。
プロジェクトの依頼主と一緒に謝りに行きました。
ファンの前に防音壁を立てました。

最初のプロジェクトから、18年の間に工場を3回リニューアルしました。
私は、会社を変わっても依頼主の仕事を受け続けることができました。
今回が4回目となります。

私は恩返しをするような気持ちで草刈りをしました。
その方は、出てこられ声をかけてくれました。
最初の会社の名前を告げさせていただきました。
その方の忘れていた記憶がよみがえったようでした。

ご苦労さん。と声をかけてくださいました。

18年前にはなかった言葉でした。
嬉しかった。

このところ引っかかっていたことがありました。
ひとつずつクリアーしていくことに、しんどさ(疲れ)を感じていました。
どうして、こんなに毎日やることが多いのだろうと。

分かってくれなくても良いのです。
自分が分かっていればと思うまで、いつもより時間がかかりました。

今朝は腰が少し痛いのです。
その方は、毎日眠れなかったのです。

最善をつくす。

時計職人の金言でした。

雨音が いつかはうがつ 岩に穴

2015年6月12日
コメント
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