2021年10月に韓国Mnetのオーディション番組「Girls Planet 999」から誕生したガールズグループ Kep1er(ケプラー)が8月27日に人気の一発撮り音楽サイト「the first take」にWADADAの日本語バージョンで登場し、またその5日前の8月22日にKCON2022 LAのスペシャルステージでIZ*ONE の「La Vi En Rose」をカバーしたパフォーマンスの動画がYouYubeにアップされた。
時系列としては逆なのだが、自分が動画を見た順番は上記の通りなので、そのままの流れで綴らせてもらう。
Kep1erのメンバー9人、ユジン、シャオティン、マシロ、チェヒョン、ダヨン、ヒカル、ヒュニンバヒエ、ヨンウン、イェソ全員がオーディション番組でサバイバルしただけのパフォーマンスを備えていて、今回のthe first take で披露した「WADADA」ではボーカルオンリーのパフォーマンスだったが、その歌唱力の高さ、若干の韓国訛りはあっても韓国人メンバーの日本語もはっきり発音できているし、何より聴いていて気持ちがいい。
以前、M Countdownで1位を獲ったときのエンディングの生歌パフォーマンスでも一人一人の歌のうまさを感じていたが、今回、ダンスなしのWADADAでそれが証明された。
そして、このFirst Takeのすぐあとに見つけたのが、推していたIZ*ONE のデビュー曲「LaViEnRose」を同じMnetのオーディション番組で誕生したKep1erがカバーするという双方のファンにとってたまらない企画だった。
カバーとしてのパフォーマンスはもう文句なし。IZ*ONE との比較でいえば、ボーカルのトーンがIZ*ONE よりも揃っていてチームとしての統一感が感じられたことが面白かった。逆に言えばIZ*ONEは歌を聞いただけでどのメンバーが歌っているかすぐにわかるくらい、ボーカルが個性派揃いだったといえる。
ダンスに関して言えば、カバーとは思えないくらいオリジナルを凌ぐ綺麗さでPRODUCE48とGirlsPlanetの時代の差を感じさせる。デビュー年で言えば3年程度なのに、その3年でメンバーの平均的なパフォーマンスレベルが底上げされているのだ。
そう考えると、PRODUCE48からK-POPに挑戦した宮脇咲良のLE SSERAPHIMでの成長は本当に素晴らしい。ダンスパフォーマンスについては完全に最前線のレベルに追いついているのだから。
Kep1erはIZ*ONE 同様グローバルガールズグループとして、停滞することなく、期限まで素晴らしい活動ができるよう祈るばかりだ。