1月12日の土曜日、お昼前に我が家のエリアで雪が舞った。
積もる感じはなく、学芸会の花吹雪のようで、すぐに止んでしまったが、雪かきはしたくないので有難かった。
師走から年明けまであまり風情を感じることなく、あっと言う間に仕事始めになってしまった。
歳を食って、周囲の物事への感受性がすり減ってしまって、何も感じなくなってしまったのかな、などと考える。
さて、ネットではNGT48の山口真帆さん暴力事件の話題が拡散し、その真相については未だによくわからない。
刑事事件としては示談対応したことで不起訴となってしまっているので、事件が表に出た現段階で実行犯を処罰する術がない状況にあるが、本当に示談にしてよかったのか、事の真相が明確になっていない件も含めて、NGT48の運営の責任は重たいと言わざるを得ない。
山口さんに何の責務も無い場合と断っておくが、被害者にグループの擁護を劇場でコメントさせるというのは、あまりに酷い。
加害者に目されたメンバーからのコメントも出たようだが、ぱっと見、本人の文面とはみえにくい。
何が真実なのか、ファンに対して明確にするべき責任を運営は果たすべきだろう。
そうでなければ、今のままでも、支援してくれていた新潟のスポンサーもどんどん離れてしまうに違いなく、グループの維持・活動そのものが破綻するのが見えている。
その一方、同じAKBグループも関連している韓国グローバルアイドルグループ IZ*ONEは順調に動いていて、今月は日本デビュー曲のキャンペーンで韓国~日本の往復が多くなりそうで、関連動画が次々YouTubeにアップされていて、追いかけるのもかなり大変になってきた。
IZ*ONEメンバーはプロデュース48で過酷なレッスン、スケジュールを乗り越えて頑張ってきただけに、デビューできた実感ややりがいは大きく、そう簡単にスキャンダルなぞ起こしている暇もない、充実した活動をこなしている。
NGT48も当初はそうした活動だったはずなのに、専用劇場をもちながら公演スケジュールが虫食いになったり、1期生時代少ないメンバーを研究生と選抜に分けてみたり、もっと各メンバーのモチベーションを考えたマネージメントができたんじゃないだろうか。
乃木坂46も2期生受入後のマネージメントに大きな問題を抱え、今もその影響は残っているが、3期生は期生単独活動を積ませて、徐々に本隊と合流させる手段を取ったことで、3年経過した今、1期生卒業のアナを十分埋めるまでに成長しその育成は成功していると言っていいだろう。
次の4期生も同じ手法は取るだろうが、ネット上ではかなり即戦力タイプが多いとの評価もあり、活動機会の与え方も検討していく必要があるかもしれないが、2期生の轍は踏まないだろう。
NGT48はその立ち上がりからドラマチックなグループであり、AKBグループの中で一推しだっただけに残念でならない。