まったくもってくだらない、ごく私的な話というか、独白なので興味の無い方は読み飛ばしていただきたい。
この十数年、体重はどんどん増えて、82~83キロ代で高止まりとなり、それが5年以上続いていた。この間に毎年受けていた人間ドックでは、コレステロール値、血圧、尿酸値、血糖値が上昇し、高脂血症と診断され、一時は高血圧のためか、眼底の静脈疾患も所見に入り、あきらかに成人病予備軍となった。
高脂血症については、ドックの再検査担当医のすすめで、リヴァロという血管内の脂肪を溶かす薬を処方され、今では薬のおかげでコレステロール値は正常値に入ってきた。しかし、薬に頼っているだけで食生活にかかる習慣は何も変えていなかったから、薬を止めれば元に戻ることは目に見えていた。そして、血糖値も正常値の範囲内ではあるが、上限に近い数値であり、糖尿病予備軍でもある。
そこで、同じように数値が上がってきたカミさんに説得され、食事、とくにご飯を玄米混合にした上で、1食150グラムに押さえ、常に腹八分目にすることを目標に昨年12月から食事療法(制限)をスタートした。今までは必ずお代わりありで2杯食べていたご飯を1杯、それもいままでの8割ほどに抑えたので、最初のうちは非常に厳しかった。豚の生姜焼きなど出ようものなら、あっという間にご飯はおわってしまう。そのストレスたるや、なかなかのものだった。そしてスタートしてから2週間ほどして12月中旬に久々に体重計に乗ってみたら、なんと80キロを切って、78キロ台に突入していた。最高値からすれば既に5キロの減量成功である。
正月もいろいろな誘惑に少しづつ負けながらも、以前のような暴食には至らなくあり、年明けにはなんと空腹時74キロ台となった。昨年11月末頃は80キロを行ったり来たりを繰り返していたので、その時点から6キロの減量となった。74キロなんて、育児で忙しかった10年以上前に記録して以来。まもなく3ヶ月に1回の血液検査があるので、この減量がどの程度検査数値に反映されるのか、楽しみであり、逆に効果がなかったら、また違う手を考えなければならない。しかし、こうやって数字で減量効果が確認できると、当初はストレスだった食事制限がだんだん慣れもあってか、さほどの苦にならなくなり、間食もタイミングを間違わなければ、それほどリバウンドに働かないようで、食事制限へのモチベーションがあがりつつあるのだ。
たださすがに75キロ前後で下がり止め感が出てきていて、今後はうまく運動を組み合わせないと、最終目標の71キロ台には届かないかもしれない。そう考えた最中、腰痛が発生し、只今治療中で運動開始は先延ばしになってしまった。