Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

切実なるマイカー選び 軽自動車の注目モデル

2015-06-20 09:17:04 | Weblog

いきなり切実な話で恐縮だが、今後数年間にかかる子供の教育費を考えたときに、クルマの費用ももっと落とさなければ、という話になってきて、とても自分が好きなクルマを自由に選べる悠々自適な老後の可能性はなくなってきた。高速道路走行を含めた受動セーフティを考えて、愛車を登録車のマーチにしたということもあるのだが、維持費という点ではやはり税金や低燃費、有料道路での優遇や任意保険など軽自動車のメリットはまだまだ大きい。もちろん最近の軽自動車はホンダを中心にコンパクトカー以上の値段をつけているものも多く、中には200万円を突破するものもあり、短期間では維持費の差額メリットが追いつかない車種もある。

 

まあ我が家では新車で買うことはないので、数年後の中古市場のタマになるであろう最近の最新モデルで注目した軽自動車を紹介してみたい。

 スズキ アルトターボRS   おそらく今年のモデルで一番のエポックメイキングモデル。ノンターボモデルのトップグレードのFFで650kgという超軽量スペックで、標準エンジンでもよく走るらしい。ちなみに私がよく気にしている「トルクウエイトレシオ」で比較すると、マーチ12G 88.07kg/kgm アルトX 101.56kg/kgm そしてターボモデルでは67.00kg/kgmとなんとマーチを逆転する。最大トルクの発生回転域は3000rpmだから、かなり運転しやすいトルク特性をもたせているように思われる。地元の細道なんざはアルトサイズが走り易いし、少し贅沢してターボモデルにしておけば、遠出も問題なさそうだ。アルトは、ライバルのミライースもそうだが後席が一体可倒式なので、三人家族である我が家では、3人乗りのシートアレンジが可能な分割可倒式のリヤシートが必須なのだが、逆に言えばネガはそれだけともいえる。とにかく一度試乗していみたい。

N-BOX  今、ハイト系の軽はパイオニアであるダイハツタント、スズキ・スペーシア、日産デイズルークスと群雄割拠、激戦区である。その中で後発ながら、端正なスタイリングとセンタータンクレイアウトで後席・ラゲッジまわりのスペースが広大且つ低床のホンダN-BOXに注目している。いかついカスタムよりもノーマルの2眼ライトの顔がかわいいし、このデザインでターボモデルを用意しているのが嬉しい。また最近は後席が左右別々にスライドできるようになり、ボディカラーもなかなか選択肢が多く、装備面も充実している。たしかFFのターボで147万円だから、マーチのトップグレードといい勝負なのだ。これがたくさん中古市場に流れてきてほしい(笑)。

ダイハツムーブカスタム ベストセラー スズキワゴンRのライバルとして永年競い合ってきたモデル。まだ試乗していないので、その実際はわからないのだが、自動車専門誌各誌でムーブのボディ、足回りが軽自動車の従来のレベルを大きく超えていると話題になっている。ドアひとつにしてもしっかり感が普通車並みであり、ハンドリングや乗り心地も軽のレベルではないらしい。すべてはボディの基本的な造りを徹底的にレベルアップされて、それが全方面に好影響を及ぼしている。但しトレードオフはあり、車両重量については950kg以上とマーチとあまり変わらない為、ターボエンジンが必ず欲しい。繰り返しになるが、乗ってみてその走行性能を確認していみたいモデル。

 

これ以外には、ムーブと同じように走行性能が評価されているのが、N-BOXスラッシュ。N-BOXのルーフを下げ、リヤドアをヒンジドアにしてさらにドアハンドルをサッシュの一部にビルトインして、いかにも2ドアかと思うようなサイドビューにデザインされている。又、室内のインテリアもいろいろな装飾を用意しており、音響もいいらしい。だがすべてのオプションをつければ、あっという間に200万円オーバーとなるツワモノ。これも面白そうだ。

 

そして、今大ヒットしているハスラー。前述までのモデルに比べると基本のプラットホームや味付けは1世代前のものになるが、箱形のデザインや4WDに装備された急坂を降りる際に自動でスピードをコントロールするヒルディセントコントロールなど、個性的なつくりは今でも魅力的だ。

 

軽自動車は、公共交通機関が未整備な地方都市においては重要なアシであることは間違いがない。また、都市部でも幅の狭い道路の多い地域でも然り。エンジンやサイズが制限されているからこそのメリットがある。ほんとはターボなしで800ccくらいを軽自動車と認めてくれれば、余計なターボを付けなくても必要十分なパワーで走れると思う。まあ、それでもモアパワーで過給機付きは登場するだろうけど。