Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

3.11 4年がすぎて・・・

2015-03-11 23:41:54 | Weblog

以前にも、3.11と題して、自分の情けなさを書かせていただいた。今だって大して変ってはいない。せいぜいわずかな募金と3.11で検索するくらいのことだ。

 

道路や鉄道は次々に開通するニュースが流れ、明るい話題となっている一方、仮設住宅に住み続けられている方のレポートなどを見ると、”人”、”生活・暮らし”という面ではまだまだ復興とは程遠いのだな、と感じる。

 

でも自分に何ができるというわけでもない。何か出来るとしたら、その地に赴いて旅すること。仮設の商店街をのぞいてみること。少しでも観光客が来ているという事実をつくること。元々、岩手県遠野市が大好きで、バイクに乗っていたころは何度も訪れていたし、一昨年のあまちゃんを通して、久慈にも行ってみたい、そうしたモチベーションはあるので、いつか旅する機会を作りたい。

 

最近、親族ががんを患い、生きる希望をもって二度の手術に臨み、術後は驚くほどの早い回復で退院した。しかし、病理検査で転移ではないが、がんがリンパに残っているらしいことが判明し、抗がん剤治療を開始するかをこれから選択する。身近にそうした存在がいると、否応なしに自分や家族の命、平穏無事に過ごせている現在を尊いものとして思わざるを得ない。ニュースの中でご両親を亡くされた女性のインタビューで、悲しみは心の奥に溜めている、という言葉があった。普段は前を向いて生活しているが、時折、溜めているものが溢れて、寂しくなってしまうことがあるという。悲しみに囚われていては、前に進めない。しかし、忘れ去って風化させてもいけない。二律背反的にみえるけれど、両方の心持を併せ持って生きているのが現実なんだろう。

 

4年間、SMAPは自分の番組のエンディングでずっと支援の呼びかけを続けていて、AKB48も40数回もの被災地訪問をずっと続けている。この2つの継続はおそらく当初は偽善だのなんだのと揶揄されることもあっただろうが、立派な支援だ。AKBの場合、NHKの冠番組やMJで訪問の様子を定期的に放送しており、震災を風化させない一助になっていると思う。

 

何を書きたかったのか、分からなくなってしまったが、震災のことを自分の中で風化させないように、自分の住む町が停電で暗闇と化したあの情景を忘れずにいたい。