Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

孤独のグルメ Season3 / 松重 豊

2013-09-06 23:43:00 | Weblog

昨年放送されていたSeason2から、「孤独のグルメ」を見るようになった。主演の松重 豊が一生懸命考えて頼んだメニューを本当に美味しそうに食していく。また、料理の一品ごとに流れる独白がいちいち共感してしまう。

 

完全な下戸であるという設定も、私自身がそうなので、これまた共感。私はすぐラーメンに走ってしまうが、美味しそうな店を探すのは好きだ。

 

松重 豊という俳優は、「踊る大捜査線」シリーズ、「ブラッディマンデー」シリーズ、「深夜食堂」とたまたま好きで見ていたドラマに必ずキャスティングされているお馴染みの顔で、その風貌から警察かヤクザの役が多いが、このドラマでの普通のサラリーマンっぽい感じが良い。(設定は雑貨の輸入業でしたっけ?) 悪役が多かった遠藤賢一が、NHKの朝ドラマ「てっぱん」でヒロインの父親役をやったように松重 豊もお父さん役を見てみたい。

 

(2013-10-05追記)

と、結んで終わりましたが、松重 豊すでに「ちりとてちん」で喜代美のお父さんを演じておられた。「ちりとてちん」は落語がテーマで、今年のあまちゃんと同じくらいハマった朝ドラで、貫地谷しほりが主人公を演じていた。松重は頑固な箸職人としてときにはいじられるおとうちゃんとして、好演されていたのを思い出した。4年くらいで記憶が薄れてしまうとは、、、あーあ。松重 豊様ごめんなさい。

 


夏の記憶

2013-09-06 17:55:28 | Weblog


子供の夏休み最後の週末に、地元の市営プールへ。公式競技にも使われる50メートルサイズで、加えて入場者も少なかったので、どこかのスポーツジムのプールみたいにゆったり泳ぐことができた。

泳ぎ疲れた後は、プールに併設されているカフェで、折角のカロリー消費を相殺するチョコパフェをたいらげて、駐車場へ向かった。

プールは大きな市立公園の中にあり、駐車場までのコンコースの両脇にはアカマツやヒマラヤスギの巨木が立ち並び、長い木陰を作ってくれていたので、強烈な日射しを避けて、木々の下を歩いて行った。

「あ、セミの脱け殻が、いっぱいある!」と息子の驚きの声。見回すとまわりの木の幹のほとんどに、セミの脱皮した後の脱け殻が、しっかり貼り付いている。

大体、地面から2メートル前後の高さで成虫に羽化しているらしい。中には、低いツゲの葉に掴まっているものもあった。

先日とある公園で、命が尽きようとしているセミを憐れんでみたら、お前何様?とでも言いたげにガンをつけられたばかりだったから、この脱け殻たちをいたずらする気にもなれず、神妙な心持ちで観察するに止めた。

成虫に羽化するまでに7年から10年はかかっているそうだから、脱け殻そのものが、一匹一匹のモニュメントみたいなものだ。長い間準備して、ひと夏で命を燃やす、春の桜と同じくらい、儚さを感じるのは感傷的すぎるだろうか。