玄関先のスロープに迷い込んだ、
トカゲの赤ちゃん。
少し経つと大きくなって気味悪い。
(トカゲの赤ちゃん)
捕まえようとすると、
すばしっこくて、なかなか捕まらない。
頭を捕まえたつもりが、尻尾になって居て、
尻尾は捕まえた所で切れて、
本体は何処かへ逃げ込んでしまう。
捕まえたつもりの尻尾は、ぴくぴく動いて居て、
トカゲ本体を捕まえた感覚になるが、
本体では無い。
これを差して「トカゲの尻尾切り」と言う。
暴力団の頭領を捕まえたつもりの警察が、
本当は下っ端の子分だった。
なんて時に「トカゲの尻尾切り」と言うことが多い。