楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
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     ・おくのほそ道を歩く

気候の温暖化

2018年05月30日 03時46分14秒 | つれづれなるままに考えること
気候の温暖化対策が問題になってから、世界各国で地球温暖化防止対策をしている。

目標は、産業革命前からの世界の平均気温上昇を「2度未満」に抑える。

と各国が協定した。


これだけでは、どうしたらよいのか解らないが、

日本は、2030年までに、2013年比で、温室効果ガス排出量を26%削減する(2005年比では、25.4%削減)。

これが目標であるが、実際にはどうしたら良いか、解っている人は少ないように思う。

これを書いて居るボクも解っていない。


国は、森林・土地利用部門での吸収量を3700万トン(2013年度排出量の2.6%相当)見込んでいる。

と言っているが、どうすれば3700万トン温室効果ガスを減らすことが出来るのか。

温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成する。

ことにある様だ。


温室効果ガスの発生量削減でまず思い出すのが、自動車の排気ガス、

鉄鋼メーカーが溶鉱炉に投げ入れる石炭から或いはLPGから排出する炭酸ガス、

電力会社、ガス会社などから排出するガス、などを減らす。

排出するガスを減らし、温暖化防止対策をする。


一方で、排出されたガスを吸収する植物を植え、森林を増やし温室効果ガス削減する。

ボクが住んでいる板橋区では、率先して植物を増やそうと、

確か2009年に植栽キャンペーンを行った。

つまり、植物を植える土地を提供してくださった場所に、区役所の負担で植物を無料で植えます。

と言うものだ。

ボクの住んでいるマンションにも無料で植物を植えてくれると言うので、

マンション前面に約30mに渡って生垣を植えて貰った。


前段が長くなったが、この所、台風が異常に多く発生したり、

竜巻が起こったり、夏が異常に暑かったり、春夏秋冬の季節の温度が目まぐるしく変動している。

去年の夏も暑かったが、今年はその暑さが一か月早く五月から真夏日が観測される。

この分では南極、北極の氷山や、エベレストやスイスやカナダの氷河が、

異常気温に押されて季節外れに溶けて海に注がれ、

海面が上昇して南洋の島々は水没してしまうのではないか・・・・。


マンションのベランダで栽培する植物の花開く時期が、

この気候の温暖化の所為か、季節外れに早く咲く。

昨日(2018/5/25)、いつもなら6月の後半に咲く孔雀サボテンが咲いた。

(孔雀サボテンの花1)

(孔雀サボテンの花2)


真夏のじりじりするような暑い時期の7~8月にかけて咲く月下美人が、

早くも蕾が出来て5cmほどの大きさになって居る。

(月下美人の蕾)


二週間もすれば花開くに違いない。


お釈迦さまのお墓の両側にあるから沙羅双樹、日本では別名夏椿と言って、

8月のお盆の頃に、お寺の本堂前に咲くが、高気温の所為か、5月にもう咲いて居る。

(夏椿ことヒメシャラ=沙羅の花)


サンマの水揚げが極端に減っているとか、

ハリケーンの被害でジャズの町ニューオルリーンズが水没して甚大な被害が起きたとか、

今年は、すでにシーズン第1号の熱帯低気圧「アルベルト」が発生し、

これからフロリダ州西部に上陸し、アラバマ州を北上するコースを進んでいます。

こうした異常気温がもたらすニュースが絶えない。


 ちなみに、シーズン中のハリケーンの発生個数は平均で、

名前が付く暴風雨(熱帯低気圧)が12個、

うち6個がハリケーン(風速33メートル以上の暴風雨)に発達し、

その中の2個程度が風速50メートル以上の

メジャーハリケーン(大型ハリケーン)に成長します。

 なお、米海洋大気局(NOAA)によりますと、

今年は熱帯低気圧が10~16個、ハリケーンが5~9個、

大型ハリケーンが1~4個の発生が予想されています。


大がかりな被害は、ボク達の時代でなく、子孫の時代になるかも知れないが、

恐るべき事態になる前に、対策をすぐ実行に移すことこそ大切なことと思われます・・・・。


異常気温に花開いた孔雀サボテンを見て、考えさせられました。


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タチアオイ

2018年05月26日 04時14分30秒 | 日記
じりじりする真夏に咲く花、タチアオイがもう咲いて居る。

咲き始めたばかりで、花びらが薄い色紙のように風にひらめいている。

(紅白のタチアオイ)

(白いタチアオイ)

(赤いタチアオイ)


まだ夏至が来ていないと言うのに、驚くばかりである。

これから湿気が多く気温の高い夏に入って行く、

皆さん、くれぐれもお体を大切になさって下さい。
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相撲

2018年05月23日 04時41分56秒 | つれづれなるままに考えること
この所、大相撲がにぎわっている。

暴力問題で日馬富士が引退し、被害を受けた貴乃花が大相撲改革の名の元に、

争いを起こした刹那に、貴乃花部屋の力士が暴力沙汰を起こして、

貴乃花全面降伏の形で、一件落着の様子。

その後行事のセクハラ問題で世間をにぎわした。

期待の日本人力士「稀勢の里」が七場所目の休場に加えて、

どう部屋の「高安」もお休みで、

大相撲人気が下火になるかと思いきや、賑やかに若手が台頭してきて、

人気が爆発している。


何と言っても前々回優勝の関脇「栃の心」の大関昇進期待。

今場所は期待を一身に集めて、毎日、白星を重ねている。

今のところ大関昇進間違いなさそうに思える。

次が前頭 枚目の阿炎(あび)関。天真爛漫と言うかやんちゃそのもの。

横綱鶴竜との対戦日がお母さんの誕生日に当たって居て、

「勝ってお母さんの誕生日祝いにしたい」と言っていたが、

負けて翌日横綱白鵬に勝つや、インタビュールームで喜びを体全身で表現し、

「早くお母さんに報告したいので、もうよろしいでしょうか?」と、

インタアビューを途中で打ち切るに至っては、腹を抱えて笑ってしまった。

横綱だろうが大関だろうが、怖いもの知らずの若者の出現、

「三賞を獲りたい」と言って、親方の元「寺尾」に、

「一度に三賞は獲れないよ」とたしなめられる始末。


他に、女性に人気の遠藤、貴景勝や阿武咲、御嶽海、

関取ではないが格下げになった親方貴乃花が、

土俵下に紋付き袴姿が見られる。


午前中からBLMの大谷翔平選手の勇姿に見とれて、ホームランの勘定、

午後は、早々と、いつもは見ない幕下の取り組みまで白星を数えて、、

スポーツ観戦に余念がない。

日本の平和を感じるこの頃である。


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30%、50%、70%(その1)

2018年05月19日 04時26分21秒 | つれづれなるままに考えること
どんな数字でしょう?

30%は、ボクが罹った「血液のガン」の治療後の生存率、「3年間生存率 30%」

50%は、製品の市場占有率が50%を超えるとその商品の宣伝が出来なくなると聞いた。

70%は、関東地方に起きるであろう地震の発生率、向こう30年以内にM7規模が発生する確率70%。


読者の皆さんは、この30%、50%、70%をどの程度切実に理解されているのでしょうか?


先ず、「3年間生存率 30%」

これはほとんどの人が3年間以内に死亡すると言うこと。

三年以上生き延びられるのは、わずか30%とと言うこと。

それでも当事者にならないと理解できにくい数字ですよね。

この血液のガンは、大変珍しく10万人に一~ニ名発症する。

そして治療に取り掛かる前に告知される数字が30%。

十万人に1~2名と言っても、この病気にかかる人が専門病院に集まってくるから、

いつも50人程度の患者が、病棟に居る。

保険適用外に5千円掛かる四人部屋のベッドに7か月入院しましたが、

その間に退院した人はボクともう一人の二名だけ。

後は入れ代わり立ち代わり、一人部屋に変わって行くと、

次に聞くのは訃報。


話が変わるが、この病棟には、一人部屋が追加使用量二万円で2部屋、使用料一万円の二人部屋が4室、

五千円の4人部屋が何室かあって、差額ベッド料無料の六人部屋二部屋あった。

いつも満席で、一人部屋に移ると1~2日で「さようなら」

元気に歩ける人は、談話室に集まって無料のTVを見るし、面会者があるとここで談話する。

昨日まで黒髪だった若い女性がある日、丸坊主になって頭にターバンよろしく布を丸めていると思うと、

いつの間にか顔が見当たらなくなる、

「あの人どうしたの?顔が見えないが」と訊くと、他の患者が首を振る。

「さよなら」の合図だ。


治療中は、苦しいから会話は、ずけずけ本質を突いてくる。

お世辞とか追従とかはない、本音で毎日語り合う。

明日がどうなるか解らないからだ。

時にはマレに、病院内をせっせと歩き回る人も出てくる。

どうしたかと思うと、一週間後に退院出来る人だという。

そして退院していくが、あれっ!この間退院した人だと思われる人が、

一月も経たない内に再入院して来たかと思うと、

元気ない寂しい顔で再入院ですと挨拶をする。

その寂しい顔は、この度は出られそうもありませんと言う、

気持ちの表れのように思える。

まさに死刑宣告されたと言う人の顔のように思える。


そして間もなく、大変残念なことであるが、

「三年間生存率 30%」外にはみ出してしまうのだ。


つまり30%と言うのは、ほとんど無いと言うことなのだ。

50人入院している、その30%の15人は退院できるが、

それもこの世に居られるのは三年間なのだ。


ボクのように17年も生き伸びているのは、

ごくごくまれであると言っても良いだろう。

30%とはそんな数字だ。

今、退院後18年目に入って、ずーと長いこと病後の経過観察を毎月一回されてきた。

ある時、担当の大学教授が血液学会に出席で留守になり、

別の医師が診察に当たった。その時、

「退院されてから長いのですね?」と問われた。

「当時は(三年間生存率 30%)で(ステージ 3)と言われましたが、もう18年目です。」

と答えると、その先生「(三年間生存率 30%)は(ステージ 4)ですよ」と言う。

この時、初めて知った。

(あの時、教授はボクに希望を持たせるためにサバを読んだな)と思った。

それにしても退院してからは、心にグサリと刺さるようなことを平気で言う。


「それで退院後の再診で(あと十年は生きたい)と言ったら、
  
教授は(それは無理です)と言いました。あの先生は正直で良い。

ボクなら(節制すれば可能性はありますよ)くらいには答えますけど・・・・。」

と言ったら若い先生は笑っていた。


その後、次の予約や薬の手当てをパソコンで操作しているので、

「あの教授は、パソコンなどの操作のような、下々の人がやるようなことは、苦手みたいですね。」と言ったら、

「そんなことを言うと先生に叱られるよ」と返事が返ってきた。

退院後18年も経っているが、あと10年は生きたいと思って居る。


いやいやさらに10年を足して100歳超えまで生きて、

世の中どれほど変わるのか見てみたいと思って居るが、

少し欲張りすぎ?だろうかと、自分でも思って居る。



さて、次は50%はどんな数字?70%は?

どんな数字なのでしょう。

<つづく>






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マレーシア

2018年05月17日 04時27分25秒 | つれづれなるままに考えること
マレーシアの首相が決まりましたとのニュース。

驚くなかれ御年92歳。

如何に人生100年時代とは言え、

国を預かる人がこの年齢は如何に、この先を注目したいもの。


この分だとボクも後10年経ったら、立候補できる事になる。

夢が増えましたね・・・・。

節制しよう・・・・。(笑)
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