楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

鳥海山ー桑の木台湿原散策

2012年08月31日 10時17分23秒 | つれづれなるままに考えること
由利高原鉄道の乗車記念切符を、一人一枚ずついただく。



(矢島駅)


由利高原鉄道ーおばこ号の終点矢島駅から、

バスで鳥海山の標高600mまで行き、

ここでシャトルバスに乗り換え桑の木台湿原へ行く。



このシャトルバスは8月中は動くが、

看板にあるように、9月に入ると土日祝日を除き動かなくなる。

それも10月14日までである。



湿原までの間は約15分ブナ林の中を歩く。

このブナ林にもリス、熊、カモシカ、ウサギなど動物が生息していたが、

その数も減り、昔に戻すには相当な年月が必要になるという。

(ブナ林1)


(ブナ林2)


(ブナ林3)


(ブナ林4)


以前は自由に入る事が出来たが、

趣味のカメラマンが湿原から鳥海山の雄姿を芸術写真にしようと、

湿原の中を歩き回り、湿原が踏み固められて自然の保護が必要になり、

今は入山を規制している。

湿原の奥には鳥海山が雲にかくれている。

(桑の木台湿原1)


(桑の木台湿原2)


(湿原に咲く花)
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由利高原鉄道ーおばこ号乗車記念

2012年08月28日 10時11分45秒 | つれづれなるままに考えること
由利高原鉄道に乗車することになった。

8月19日、東京駅 7:16発「はやて」に乗り、北上駅 9:55下車。

そこからバスで羽後本荘駅へ。

東北は涼しいと思ったがとんでもない、最高気温35℃と高い。

羽後本荘駅から由利高原列車の「おばこ」号に乗って終点矢島駅へ。

「おばこ」号は名前の通り、「秋田おばこ」が列車内で案内をする。

「おばこ」とは、秋田では18歳~20歳までの、うら若き色白の、

花も恥らう乙女を指す。

(羽後本荘駅)


(羽後本荘駅に張り出された鳥海山の写真。)



「おばこ」号は、宇宙戦艦「やまと」でドレスアップした2両連結電車。



(さあ、出発!)


いよいよ「おばこ」のお出まし。

「秋田おばこ」の年齢、20歳前後との期待は、ものの見事に破られ、

ご本人が仰せであったが、その三倍のお歳とか・・・

素晴らしい「おばこ」であった。(笑)

早速、みんなで「どんぱん節」を唱和させられた。


この電車、普段は主に中学・高校生の通学電車。

この時期は夏休み中で、部活で学校に来る生徒たちしかいない。

テーブルに三つの穴(?)が付けてあるが、

これは夜になると納涼列車として、急遽ビアガーデン列車に変更、

ビールジョッキが列車の揺れで、移動したり倒れないように、

ジョッキを置く所である。



電車の中は、夏の朝顔が涼しげに咲いている。



電車は当然 単線運転。緑の中を快適に進む。



カーブの右側の小屋が駅舎。勿論、無人駅でお客様もいない。


(かわべ駅)


(終点「矢島駅」)


終点の矢島駅。

ここの売店のおばちゃんが、イベントがあると店をお休みにして

「おばこ」になる。

どの道、お店は開けていても、

閉めていても売り上げに影響が無いと言う。

それより、「おばこ」号に乗って、

車内販売したほうがなんぼかマシだという。




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ユーカリとコアラ(2)

2012年08月26日 10時16分01秒 | 海外旅行1
(有袋類=お腹に袋を持った動物)

哺乳類の中で有袋類といえば、
最初に頭に浮かぶのがカンガルー。


(交尾しているカンガルー)

オーストラリアでは、放し飼いになっているといえば、
人間が飼っているようであるが、そうではなく野生なのだ。

夜、高速道路に出てきて、車とぶつかる。
体重は何十キロとあるから、衝突した自動車は大破するし、
時には搭乗者が大怪我をするだけでなく、
搭乗者が命を落としかねない。

そこで考えられたのがグリルガード
(ラジエーターグリルの前、フロントバンパーの上につける)が発明され、
取り付けられることになった。
日本では装飾品として取り付けられるが、
オーストラリアでは実用品であり、
命を守るための必需品でもある。

有袋類で有名な動物の第二は、コアラ。
もっとも有名なのが パンダ。
これは中国に住む。

コアラがカンガルーと基本的に異なるのが、お腹の袋の付き方。
カンガルーの袋は上が(親の胸の方が)開いている。
しかし、コアラは下のほうが(親の胸の方は閉じており、
両足の付け根の方が)開いている。
どうして下向きに付いているのだろうか?

(コアラ)

ここからが本題。
コアラはユーカリを食べて生活している。
ところがユーカリは毒性があって、
親のコアラはその毒性を口にしても、
お腹の中で解毒消化している。

ところが、生まれたばかりの赤ちゃんコアラは、
体内に解毒作用をする器官がないか消化酵素が無いか、
いずれにしろ解毒消化出来ないという。
成獣になって、ユーカリの毒素を解毒出来るようになるらしい。

それでは、
「食事をするとき子供のコアラはどうするのか?」というと、
親コアラが採って毒性を消化したユーカリを食べて大きくなる。

つまり、親コアラが食事のユーカリを食べ毒性を
消化して排泄する。
その排泄物を食べるという。
お腹の袋が逆さまに付いている理由がよく理解できる。

子のコアラは親のお腹にある袋の中で大きくなる。
親が食べて、消毒したユーカリを排泄する排泄物の出口から
子供は食事をして大きくなるというのだ。

だから、カンガルーと違って、お腹の袋の出入り口が
逆さまについており、
子のコアラが食事を採りやすいように出来ているのだ。

自然の摂理とはいえ、神様は細かいところに気を配って、
お創りになったものだ。

(つづく)
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オセアニアーオーストラリア(1)

2012年08月25日 11時21分43秒 | 海外旅行1
(オーストラリア)

南太平洋の島には猛獣のような動物は住んでいない。
恐ろしい動物といえば、クロコダイル(鰐/わに)くらいなもんだ。

定年になったら、カミさんを連れて世界中を旅する約束を
果たすために、旅行を始めた。

物の本によると、
世界の人々が、もっとも沢山訪問する国々のベスト3は、

1.オセアニア(オーストラリア・ニュージランド)
2. カナダ
3. 北欧(フィンランド・スエーデン・ノルウェー・デンマークなど)

とある。

なぜ沢山の人が訪問するのだろうかと言うと
答えは簡単、世界で最も治安が良い国々ということだ。

そこで、まず初めに、オーストラリアに行くことにした。
何と言っても、カミさんと海外旅行するのは2回目。

多少冒険心もあって、
二人だけで催行される(添乗員なしの)ツアーを選んだ。
現地では、案内人が手助けしてくれる。

オーストラリアには、身近に見たこともない可愛い動物が沢山居る。
カンガルーにコアラ、ペンギンにペリカン。
手乗りの極彩色のインコに似た小鳥、ロリキータ。
ダチョウに似たエミュー。
海に行けば触ることが出来るシャチやイルカ。
忘れてはいけないのが羊。

ボクは人間以外の動物が嫌いで、
その上写真を撮られるのが嫌い。
夜行性のコアラを観光客に抱っこさせて
記念写真なんてまっぴら。
好きなのは人間でしかもメスが良い。
なんと言っても意思が通じる。

亭主はこんな具合であるのに、
カミさんは、コアラを抱っこして御満悦。
コアラの毛はどんな感触かボクは知らないが、
カミさんによれば
とても柔らかく良い感触だったとのこと。

(コアラ)

次がグリーン色のトカゲ。これは見ただけで感触が悪そう。
でも、現地の人がトカゲを抱っこして、ニコニコしているのを見て、
カミさんが抱いてみたいという。
口元から蛇と同じように舌をぺロリ、ぺロリと出している。
カミさんは自分の干支が蛇年であることも手伝って、
平気で抱っこしている。すべすべして、つるつるして、
冷たくて、感触はよいらしい。

オーストラリアに行ったら、「最低三つは見てきなさい」と言う。
一つは、グレートバリアリーフ、
二番目はエアーズロック、
三番目にペンギンのパレード。

ボクが考えた三つは、
1.羊の毛皮剥ぎと、
2.ブーメラン飛ばしと、
3.羊の群れを囲いの中に追い込む犬、
と思った。

(ブーメラン)

カミさんの三つは、
1.コアラを抱く、
2.手乗りのインコに餌付けする、
3.ペンギンパレードを見る、
と思ったらしい。

旅行はこんな考え程度が一番楽しい。


(ロリキータ=手乗りインコ?)

(つづく)
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飛行機への搭乗(4)

2012年08月22日 10時22分57秒 | 初めての海外旅行

 
海外旅行の行き先と日程は決まった。
出かけるのはカミサンとボクだけ。
頼りになるのはボク以外に誰もいない。
カミサンにいたっては外国語はもちろん、
自慢にはならないが日本語も余り得意ではない。
 
ボクはそれこそ40年前に習った英語とスペイン語、
日本人だから日本語が話せる、
トライリンガル(三ヶ国語話せる人)だとうそぶいていていたが、
日本語以外はこれまでの40年間使ったことがない。
なんだかんだ言っても、ボクは生粋の日本人。
日本語を使うのが当たり前で、
間違った日本語を使わないよう毎日心がけている。
 
最近の若い人が、
「その映画館までのアクセス教えて」なんて使うと、
「アクセスじゃない、行き方を教えて でしょう」と言うくらい。
 
まず手始めにデパートへ行って旅行用鞄を購入する。
とりあえずスーツケース一つと手荷物になるバッグを手に入れる。
カミサンはどのように着飾ったらよいか、服装の心配をしている。
嫁いだ娘を呼び出して、
一緒にデパートであれこれ見繕っているようであった。
あわただしい毎日が過ぎ、旅行の一週間前になり、
旅行社から「旅のしおり」が届いた。
 
それによると
出発日 〇月〇日、帰着日〇月〇日。
成田国際空港 第1ターミナルビル 北ウイング 
「××」カウンター〇〇時集合とある。
 
一つのスーツケースに二人分の着替えを入れて、
洗面用具、簡単な医薬品
(風薬、胃腸薬、外傷塗布薬、などなど、)もいれて、
空港で航空会社に預ける。
手荷物には両替したお金、クレジットカード、カメラ、
搭乗券などなど入れる。
 
この時、航空会社の方から、
「飛行機は何番ゲートより何時に搭乗が始まりますので、
その時間までには搭乗ゲートにお越しください」といわれていた。
 
早速、空港内にチェックイン。
まず手荷物検査、次に身体検査。
前回、会社負担で旅行した時は添乗員の方から、
金属が付いたものはお金からベルトなどを出しておいて、
別に通過させてくださいと多分言われていたに違いない。
十年近くも前のことで、
そんなことすっかり忘れて赤外線ゲートを通過すると、
ピッと音がしてやり直し。
そんなことを何回か繰り返し、やっとゲートを通過する。
このとき靴まで脱がされた。
靴の中に金属が入っているとは、初めて知った。
搭乗口を確認して、時間が余っているから、
飛行場内の免税店を見学して歩く。
 
珍しいもの、世間で買うより安いものが、
たくさん並んでいる。
 
別世界なのだ。
 
つまり、もう外国なのだと予感する。
外国なのだから、珍しいものがあってもおかしくない。
目の保養にはもってこいの時間つぶしが出来る。
カミサンは旅行前にいろいろ世話になった娘にと、
ペンダントヘッドのロボットの形をした時計を購入していた。
しばらくして搭乗口へ行ってみると、
予定の飛行機の発着予定がなくなっている。
 
この時は本当にあせった。
どこへどのように聞いたら、
自分が乗るべき飛行機の搭乗口がわかるのか、
飛行場へ入ってきた場所へ急いで戻る。
途中の通路にInformationがあり、
素敵な案内嬢がいる。
そこで搭乗券を見せて、どこから乗るのか聞くと、
飛行機の搭乗口が変わって、Eの〇番ゲートへ行けと言う。
 
どうやって行くのか聞くと、
入ってきた場所を出て別の棟に行き・・・・、
可愛いお嬢さんにしては、取り付く島もないご返事で、
Eの〇番ゲートへ行ってくださいと言う。
可愛いい素敵なお嬢さんだったのが、
急に(知ったかぶりして、もっと親切に教えろ)と不親切な応対に感じた。
 
飛行場と言うのは、入るのも面倒だが、
逆行するのはなお難しい。
搭乗口までは一方通行にできている。
 
普段は出入りがないような通路を、
何人かのガードマンにとがめられながら行くことになる。
離陸まで10分程しかないないのに、
何人かのガードマンにとがめられ、
目的搭乗口にやっと着く。
 
何のことは無い飛行機は遅れて離陸すると言う。
 
旅行社から離陸するまでに変わったことが起こったら、
連絡してくれと言われていたことを思い出し、
 
電話連絡をすると、
「あなたはどちらに電話されているのですか?
こちらは第二ターミナルですよ。
あなたは第一ターミナルから電話しているので間違いです。」
と木で鼻をくくった様なにべもない返事。
 
(ふざけやがって、どこのターミナルだろうと離陸搭乗口が変わって、
離陸時間が遅れるから、電話したのに、
変わったことがあったら電話くださいなんて、
言わなければ電話もしないものを)と、
このときばかりは本当に憤慨した。
 
初めての海外旅行を楽しみにしていたのに、
いろいろ不都合があって、
問題があったから電話してやったのに・・・
 
もっとも旅行慣れした人には、
(良くあることだよ)で済んでしまいそうなことであるが・・・。
 
(もちろん旅行から帰って、
旅行社へ文句を言ったのは言うまでもない。
旅行社というのは、
こうした苦情を上手に処理する会社だと言うことが分かった。)
 
(海外旅行には良いガイドが必要)ということを
[旅立ち(4)]で書いたが、
それを痛感させられた出来事であった。。
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