板橋宿は、中山道の日本橋から数えて最初の宿場になる。
宿場としては中山道上 最も大きな板橋宿は、
三つの宿場から成り立っています。
江戸側から、平尾宿―仲宿―上宿で、三宿合わせて板橋宿と言っていました。
平尾宿に脇本陣 豊田家があり、仲宿には本陣脇本陣が1軒づつあり、
飯田家が運営しており、上宿にも脇本陣 板橋家がありました。
この1本陣と三軒の脇本陣でで江戸に入る大名の、
参勤交代の宿泊に当たって居りました。
日本橋から板橋宿に入る手前に、江戸から数えて2番目の一里塚があり、
そこから板橋の平尾宿ははじまります。
(浮世絵「木曽街道板橋駅」の一里塚、「みぎおうじ」道標が見える)
それでは、これから板橋宿を訪ねて見ましょう。
JR埼京線「板橋駅」を東口(滝野川口)へ降ります。
(板橋駅東口(滝野川口)
改札を出た所にロータリーがあり、
1月にはお祝いの提灯が沢山出ていますので、
その間を抜けて滝野川桜通りへ出ます。
(滝野川桜通り商栄会の提灯)
左側に北村治禧作の「麗新」の女性像彫刻があります。
その先、道路を挟んだ向こう側に、
「新選組組長近藤勇の墓所」の大きな看板があります。
(*)北村治禧(きたむらはるよし)は、長崎の平和記念像で有名な北村西望の長男で、
日本芸術院会員、日展理事、勲三等瑞宝章受章。
(北村治禧作の「麗新」像)
(新選組組長近藤勇の墓所」の大きな看板)
新選組組長 近藤勇の墓所へ行ってみましょう。