インド旅行)
生きるを訪ねてインドを旅してきました。
インディラ・ガンディー国際航空から外に出ると、
人人人・・・・、十億の民の視線を浴びました。
なんと沢山の人たちがいるのだろう、夜でもありそのままホテルへ。
翌朝、テロ事件があったばかりのデリーを観光。
12人のツアー客に3倍ほどの物売りが殺到しました。
それもやや汚れたTシャツにサンダル履き。
加えてもっと汚れた衣装を身につけ、裸足で、
髪は汚れ、何か言いながら、汚れた手を差し出す子供たちの群れ。
何を言っているのかガイドさんに聞くと、当たり前のことだがインドの言葉で
「おめぐみを!」 と言っているとの事。
これについては、観光客の自主にお任せしますと、
最初に念を押されていた。 その他注意されていたのが、衛生上の問題。
コレラ、マラリア、下痢、発熱。 旅行準備の注意書きにもあったが、
飛行機が飛び立つ前に、一人当たり50枚の消毒用のアルコール綿を旅行社から手渡されていた。
生水はもちろんのこと、生野菜のサラダ、皮をむいた果物、アイスクリーム、フレッシュ牛乳、etc.
火を通さないものは絶対ダメ。
歯磨き、うがいも、購入したミネラルウォーターで、
それこそホテルのドアーから、トイレのドアー、
列車バスの乗り降りの取っ手まで、触れたら消毒をする。
もちろん食事前の手の消毒は言うまでも無い。
ツアー客の三分の二は旅行中に下痢症状を訴えると言う。
「おめぐみを」の声を無視していると、
猿の手のような汚い手で触ってきて注意を惹こうとする。
物売りはしつこく食い下がってくるが、
ガイドさんは同じインド人として仲間だから、
「向こうへ行け!!」
とは云えませんという。
イギリス領であったインドは、おおよそ誰もが英語を話せ、
理解できるというので、「ノー!」と追い払ったつもりが、
どんどん食い下がってくる。
嫌がらせメールと同じで、一度反応を示すと、
(見込みあり)で、
これでもか、これでもかと、余計しつこく食い下がってくる。
無視するのが一番良いようである。
物売りはインド人に寄り付かない。
いや寄り付くのだが、誰にも分からないように拒否する。
腕を組んだまま、脇の下で、手のひらを左右に振る。
それを見て物売りは引き下がる。
物売りは、ダメをあらわす仕草の手のひらを振ると引き下がっていくが、
物乞いの子供は引き下がらない。
やっぱりインド人にはねだらない。
持てるものは、貧しいものに「おめぐみを」提供するのは当たり前の土地柄。
貧しいものは富める者から「おめぐみを」貰う権利がある国。
ボクがボールペンを胸のポケットに二本挿していると、
(お前は二本持っているが俺には無いからこれは俺のもの)と考える。
五体満足の乞食はまだしも、腰から下の自由が利かず、
体を手で引きずりながら移動する乞食が、上を見上げて片手を差し出す姿、
大きな澄んだ目で物乞いをされて、哀れに思わない人はいないに違いない。
こんな乞食の後ろには、五体満足の人が見張っている。
乞食は「おめぐみを」受けるやすぐにその管理者(?)に「おめぐみ」を渡している。
子供の乞食の近くには、親が見張っていたりする。
生きるを訪ねてインドを旅してきました。
インディラ・ガンディー国際航空から外に出ると、
人人人・・・・、十億の民の視線を浴びました。
なんと沢山の人たちがいるのだろう、夜でもありそのままホテルへ。
翌朝、テロ事件があったばかりのデリーを観光。
12人のツアー客に3倍ほどの物売りが殺到しました。
それもやや汚れたTシャツにサンダル履き。
加えてもっと汚れた衣装を身につけ、裸足で、
髪は汚れ、何か言いながら、汚れた手を差し出す子供たちの群れ。
何を言っているのかガイドさんに聞くと、当たり前のことだがインドの言葉で
「おめぐみを!」 と言っているとの事。
これについては、観光客の自主にお任せしますと、
最初に念を押されていた。 その他注意されていたのが、衛生上の問題。
コレラ、マラリア、下痢、発熱。 旅行準備の注意書きにもあったが、
飛行機が飛び立つ前に、一人当たり50枚の消毒用のアルコール綿を旅行社から手渡されていた。
生水はもちろんのこと、生野菜のサラダ、皮をむいた果物、アイスクリーム、フレッシュ牛乳、etc.
火を通さないものは絶対ダメ。
歯磨き、うがいも、購入したミネラルウォーターで、
それこそホテルのドアーから、トイレのドアー、
列車バスの乗り降りの取っ手まで、触れたら消毒をする。
もちろん食事前の手の消毒は言うまでも無い。
ツアー客の三分の二は旅行中に下痢症状を訴えると言う。
「おめぐみを」の声を無視していると、
猿の手のような汚い手で触ってきて注意を惹こうとする。
物売りはしつこく食い下がってくるが、
ガイドさんは同じインド人として仲間だから、
「向こうへ行け!!」
とは云えませんという。
イギリス領であったインドは、おおよそ誰もが英語を話せ、
理解できるというので、「ノー!」と追い払ったつもりが、
どんどん食い下がってくる。
嫌がらせメールと同じで、一度反応を示すと、
(見込みあり)で、
これでもか、これでもかと、余計しつこく食い下がってくる。
無視するのが一番良いようである。
物売りはインド人に寄り付かない。
いや寄り付くのだが、誰にも分からないように拒否する。
腕を組んだまま、脇の下で、手のひらを左右に振る。
それを見て物売りは引き下がる。
物売りは、ダメをあらわす仕草の手のひらを振ると引き下がっていくが、
物乞いの子供は引き下がらない。
やっぱりインド人にはねだらない。
持てるものは、貧しいものに「おめぐみを」提供するのは当たり前の土地柄。
貧しいものは富める者から「おめぐみを」貰う権利がある国。
ボクがボールペンを胸のポケットに二本挿していると、
(お前は二本持っているが俺には無いからこれは俺のもの)と考える。
五体満足の乞食はまだしも、腰から下の自由が利かず、
体を手で引きずりながら移動する乞食が、上を見上げて片手を差し出す姿、
大きな澄んだ目で物乞いをされて、哀れに思わない人はいないに違いない。
こんな乞食の後ろには、五体満足の人が見張っている。
乞食は「おめぐみを」受けるやすぐにその管理者(?)に「おめぐみ」を渡している。
子供の乞食の近くには、親が見張っていたりする。