楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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あわれなり、ミミズの生涯

2020年08月22日 04時40分53秒 | 日記
梅雨明けに伴ってやって来た太平洋高気圧!

高気温に体が慣れていない人達を襲って、

毎日、救急車が忙しい、患者は熱中症が多いと言う。

人だけでは無い。


散歩する公園の通路に描かれた模様は、

雨で十分湿った土が、高気温に熱せられて、

土中のミミズたちが、蒸し風呂状態の地中から逃れて、

地上に出て来た。

ここまでは良かったのであるが、地上は更に暑い温度で、

地面は干上がり、アスファルトは今にも溶け出しそうな高温。

逃れようにも、出てきた穴さえ見つからず、

もがき苦しんで、右往左往して描いた幾何学模様。

(ミミズが描いた模様1)

(ミミズが描いた模様2)

(ミミズが描いた模様3)

(ミミズが描いた模様4)

(ミミズが描いた模様5)

幾何学模様と書けば、

そうゆう見方もあるな、と考えるだけで済む人は、

若くてまだ将来のある人。

しかし、年齢を経て先が見えてくると、

この幾何学模様は最後のあがき、

もがき苦しん働いた人生の軌跡に見える。

(もがいた軌跡の先が見える? 1)


(もがいた軌跡の先が見える?2)


(もがいた軌跡の先が見える?3)


上の画面の中に何匹のミミズがいるでしょうか?

二匹? 三匹? 四匹?


やがて、高い気温にさらされて干からびて行きます。

動いて生きて居るうちは、ハエが手も出し足も出しますが、

干からびると、蟻も寄り付かない、鳥も食べようとしない、

そのまま干からびて白くなって、落ちて来た小枝と見間違う程度。

やがて土になって、埃と一緒に風に飛ばされてどこかへ行ってしまう。

生きていれば、土壌を豊穣にすると言われるミミズ。

釣り人が時々土を掘り返し、魚釣りの餌にすることはあるが・・・。


何か他にお役に立たないものでしょうか?


昔は、熱を出すと、

熱さましに干からびたミミズを煎じて飲んだ。

これが良く効いた記憶がある、

今は使われているとは聞いたことが無いが。

もっとも、今はもっと効率の良い薬があるからに違いない。


コメント (8)
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