楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

ラッキョウ漬け

2008年05月29日 06時53分00秒 | つれづれなるままに考えること
(ラッキョウ漬け)
友人が毎年10~20kgもラッキョウを漬ける話を聞いたので、
チャレンジしてみる気になった。
何時も何も考えないで食べていたラッキョウ漬も、
作ってみるとずいぶん手間がかかるということが分かった。

まず、①泥つきのラッキョウの芽と根を一つずつ切り落し、
薄皮を剥(む)いて水洗いする。
根と芽を切り落とすときは、
たまねぎを切るときと同じように目にしみて涙が出てくる。
たかだか1kgのことであるが、結構手間がかかる。
②水洗いして薄皮をむくに当たっては、
どれが薄皮なのかさえ分からず、
一個ずつ指でごしごしやって剥(む)く。
③このラッキョウを沸騰したたっぷりのお湯に10秒間漬ける。
ラッキョウは食べるとカリカリしているのに、
皮を剥いたラッキョウを沸騰したお湯に入れるとなるとしなびて、
そのカリカリ感が無くなるのではないかと思われるが、
レシピに沿って湯通しをする。
湯通しを済ましたら笊に上げて冷めるのを待つ。
④ラッキョウを漬け置くビンを熱湯消毒しておく。
⑤冷ましたラッキョウを瓶に入れる。

⑥さて甘酢作りである。ラッキョウ1kgに対して
イ. 水150cc
ロ. 砂糖250g
ハ. お酢350cc
ニ. 唐辛子少々(お好みに合わせて)
⑦上記の水に砂糖を入れて火にかけ、
砂糖が溶けたら酢と唐辛子を加える。
煮立って酢の匂いで鼻につんと来たら火を止め、
⑧ラッキョウが詰まった瓶に甘酢を注ぎ、ラッキョウの表面にひたひたにする。
以上で出来上がり。
瓶詰めのラッキョウは熱い甘酢を注いだので
熱くて瓶を持つのも困難なくらいであるが、殺菌のためであろう、
瓶の蓋をして冷暗所で保管する。

4~5日で食べられる。と説明にあったので、
5日経ってから試食すると、
酢の味が強くてとてもカレーライスの付け出しに
出てくるような良い味ではない。

「砂糖が少し足りなかっただろうか」とカミサンと話す。
「初めて作ったのだから仕方ないわね」と慰められたが、
これを1kg食べるのは大変なことだと内心考えた。
しばらく冷暗所に置いておいて、
カミサンが外出した日にでも捨ててしまおうと思っていたが、
すぐラッキョウのことは忘れてしまった。

2週間ほどしてカレーライスが食べたくなり、カミサンに頼んだ。
その日、忘れていたラッキョウがカレーライスと一緒に、
それもたっぷり食卓に出てきた。
おいしくも無いラッキョウを
早く処分しようとでも言いたげな盛り付けに感じた。
ボクの作った、おいしくも無いラッキョウ漬けを沢山出して、
(ずいぶん厭味な女だなあ)と恨めしく思ったが仕方が無い、
捨てるのを忘れていたのだから。

カレーライスを食べるに及んで、
恐る恐るまずいと予想されたラッキョウをつまんで驚いた。
例の五日後に試食したときとは打って変わって、
色もあめ色になり歯ざわりも良くカリカリして、
似ても似つかぬ美味しいラッキョウ漬けに変わっているではないか。
それにしても、味のあまりの変わりように
「ラッキョウ今日買って来たのかい」と聞くと、
カミサン首を横に振って、ボクが作ったラッキョウ漬けを、
食卓に出す前に味見をしてみたら、
とてもおいしく漬かっているのを発見したと言う。

ラッキョウ漬けの作り方読本には、
4~5日で食べられるとあったが、
4~5日では食べるには食べられるが、
浅漬けが好きな人はともかく、早すぎてあまり美味しくないことをお伝えしておきたい。

人間なんて単純なもの、
しばらくの間は1kgのラッキョウで酒のつまみに事欠きそうも無いと、
胸をなでおろしている。
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ロイヤルファミリー親子三代のバラ

2008年05月27日 08時22分00秒 | つれづれなるままに考えること
バラ園でロイヤルファミリー親子三代のバラの花を見てきました。

プリンセスミチコのバラは、少し元気がなく、
マサコと命名された花、薄いピンクのバラは、やや活気に欠け、
ロイヤルプリンセスの名がついた愛子様のバラは将来に希望と期待あふれる、
ふくよかな感じに、見えます。

(そのように撮ったつもり?ですが、どのように感じられますでしょうか?)

1.プリンセスミチコ

20080527

photo by hide-san


2.マサコ

20080527

photo by hide-san


3.ロイヤルプリンセス(愛子様のバラ)
20080527

photo by hide-san

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おいしいね!(食べ物つくり)

2008年05月24日 08時45分00秒 | つれづれなるままに考えること
(おいしいね!)
子供のころ、食事のときに一口食べたら
「おいしいですね」というように母から躾けられた。

ある夕食のとき「まずいなあ」といって言って叱られた。
戦後の食糧難のときである。
そして、違う機会にカレーライスならボクにも出来ると母に話したら、
「今夜はカレーライスにするから作って頂戴」と頼まれた。
何の知識も無く、野菜や肉の下ごしらえをしカレールーを入れて
完成したつもりであった。子供のころ我が家は八人家族であった。
夕食の時間が来て、ご飯を盛りカレーを添えて出して、父の
「いただきます」を合図にみんないっせいに「いただきます」と言って
カレーを口にした。
まず父が「なんだ、これは!」と。
兄弟姉妹は黙って食べている。
母は「まずいね!でもソースをかければ何とか食べられそうね」と。
そのほかの家族は口の中のものを飲み込めないで居る。

ボクはせっかく作ったのに(まずいはないだろう)と腹が立った。
ジャガイモの皮をむいたり、にんじんを切ったりゆでたりして、
生まれて始めて料理にチャレンジしての苦労作だったのに・・・

しかし、自分で食べてみて、お世辞にもおいしいとは思えなかったから
仕方が無い。
どうしてかと言うと味付けができていなかったからだ。

食後、母に言われた、
「料理を作った人はみんな美味しく作ろうと思って作っているはず、
その苦労を考えれば、どんな料理でもその労をねぎらい
取りあえず(おいしいですね)と言いなさい。
その後で、
(こうすればもっと美味しいね。きっと!)と言えばよいし、
それを言うことができない場所では、あとは食べなければ良いのだから。
そうすれば作った人は気がつくはずよ」と教わった。

自分で作った料理がまずかったことで、
みんなから「まずい!」と言われたことで凹んでいたボクには、
これは生涯忘れられない教訓になった。

結婚してから、今まで料理の料の字も知らなかったカミサンが作った料理には、
時々この例に漏れないものがあったが、
いつも澄ました顔で「おいしいね」と言っていた。
カミサンは自分で食べてみてすぐ気がついて作り直したことが度々ある。

この教訓が自分の子供にも伝わったのか、
孫たちが我が家を訪ねて食事ををすると、
一様に「おいしいね!」と言う。
カミサンはうれしそうな顔をして、孫の顔を見ながら満足そうである。

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君子蘭とモッコウバラ

2008年05月19日 08時54分00秒 | つれづれなるままに考えること
毎年のことではあるが、君子蘭とモッコウバラは同時に花開く。

赤と黄色のコントラストをいつも楽しみます。

花を見ていると心休まるのはどうしてだろう!?

(写真の縦横比は16:9のハイビジョンになっています。)
20080424

今年も咲いた君子蘭

photo by hide-san


20080424

モッコウバラ

photo by hide-san


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いずれアヤメかカキツバタ

2008年05月14日 20時33分00秒 | つれづれなるままに考えること
庭園の池の畔に一輪咲いていて、ブルーがとても印象に残りました。

なかなかうまく表現できません。

20080514

photo by hide-san

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