楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生  ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」 山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

旧古河庭園

2017年12月17日 16時36分31秒 | 東京の庭園
「豪壮でおしゃれな建物、和洋の庭、大正の息吹きに触れる心地よい空間」
とパンフレットの見出しにある。
(旧古河庭園入り口)

(石造り建物横のバラ園)

(旧古河庭園の石造りの建物と洋風庭園)

(旧古河庭園の石造りの建物と洋風庭園2)

(斜面の洋風庭園)

(洋風庭園の斜面と石造りの建物:低地から)


武蔵野台地の斜面と低地と言う地形を生かし、
北側の高い丘に洋館を、斜面には洋風庭園・・・・

現在の洋館の建物と洋風庭園は明治から大正にかけて、
鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎庭園風洋館を手掛けた、
ジョサイア・コンドルによるものだそうです。
ここまでは上の写真でご理解いただけると思う。

(*)ジョサイア・コンドルは、イギリスロンドン出身で、
  明治10年東京大学工学部教授、
  日本の建築業界に多大な貢献をした英国人建築家。)

五月頃は、この庭園に各種のバラの花が咲き誇り、
バラを愛でるだけで半日費やしそうなほど見事である。

(五月に撮ったバラの花々)

(五月に撮ったバラの花々2)

(五月に撮ったバラの花々3)


そして低地には日本庭園を配置したのが特徴の庭園になって居る。

(丘の上から低地を望む)


低地へ坂を下ると左手に日本庭園への入り口、通称兜門が見える。

(左手に見える庭園の門)

(庭園の門と飛び石)

(兜門の名前の由来の門の屋根)


門に入らずに下ると見事な紅葉が左右に見える。

(左右に見える紅葉)

ここから泉水に回る。
雪吊りと灯篭、泉水が見事にマッチして、和風庭園らしい佇まい。

(灯篭と雪吊りの松)

(灯篭と雪吊りの松2)

(灯篭と雪吊りの松3)


旧古河庭園を出て、道路の向こうに紅葉したイチョウが美しい平塚神社がある。
ここはTVドラマで、万年刑事役の伊東四朗さんと役柄では上司になる娘の羽田美智子さんが、
警察を離れ親子に戻って団子を食べるシーンによく使われる場所だ。
日曜日には椅子に赤い毛氈が敷かれて、
団子を食べると美味しく感じられるのは、ボクだけではあるまい。
今日は時間が遅かったのか店は閉まっていた。

(平塚神社のイチョウ)

(平塚亭団子屋)


日曜日には、手前の広場に赤い毛氈が敷かれた椅子が並ぶ。



コメント (8)

小石川後楽園(その2)ー2017年11月

2017年12月09日 04時17分57秒 | 東京の庭園
カミさんの足では、まだ山登りは難しく、
小石川後楽園の入り口の方へ戻り、大泉水(池)の方に回る。

池の端の松を見ると、松の幹に沿って長い棒が突き出ている。
おかしな棒が立っているな、何しろ水戸藩のご老公出身の庭園だから、
何があってもおかしくない。
大名行列の先を歩く、ひげ奴が振り回す毛槍の先端のようにも見える。

(毛槍の様な棒が出た松)

(解りやすく松だけ)

(解りやすく他の松にも)


この小石川後楽園を見学して後日、六義園へ行って納得できた。
雪吊りの準備をしていたのだ。
この棒は雪吊りの支柱になる柱だ。

(雪吊りの松)


(雪吊りの松)


小石川後楽園内は紅葉の真っただ中で、
泉水の周りの紅葉は水面に映えてその美しさは言葉にならない。

(池に映る紅葉も一緒に)

(池に映る紅葉も一緒に2)

(池に映る紅葉も一緒に3)

(池に映る紅葉も一緒に4)

(池に映る紅葉も一緒に5)


池をぐるりと一周して撮った紅葉もどうぞご覧ください。

(モミジ1)

(モミジ2)

(モミジ3)

(モミジ4)


この色鮮やかな紅葉を愛でながらお邸の主(あるじ)はお客様をもてなすのに、
池の脇の居酒屋の小屋を造った。

一杯やりながら格子窓から眺める景色を楽しんだと言う、
なんと風流なことか・・・・。

その優雅な景色を味わっていただきたい。

(丸八屋)

(格子窓から楽しんだ景色を)

(楽しんだ景色2)

(お茶席に見立ててにじり口から見た景色)


最後に入って来た小石川後楽園の西口から出て、
白壁の塀に沿ってJR水道橋駅方面に帰る。
途中に水戸藩徳川家小石川邸跡出土の石製品を展示してある小さな展示小屋があった。

(白壁の沿っての通路)

(白壁の沿っての通路に咲くツワブキの花)

(展示小屋の説明板)

(発掘された葵の家紋のついた瓦)


展示室の説明に、「御守殿」の説明があるが、
現在の東京大学は加賀藩下屋敷で、東大の代名詞となる有名な赤門があるが、
これは徳川家から嫁がれた姫が通る門で「御守殿門」と言われる。
この「赤門」は奥方専用の通用門であった。

ご主人専用の門は「黒門」と言われ、加賀藩のものは残されていないが、
「黒門」の現物は、国立博物館の前に池田家の門が遺されている。

(池田家の黒門)(Webから)


話が脱線したが、白壁に沿って歩き、やがて東門に出た。
人通りは少なく静かに門は閉じられていて、
脇に小石川後楽園の看板が立っていた。

(小石川後楽園の看板)

(小石川後楽園の東門)


JR水道橋駅はもうすぐである。

今日は一番遠い駅から小石川後楽園まで、
カミさんのリハビリと言いながらよく歩いた。



コメント (8)

小石川後楽園ー2017年11月

2017年12月06日 04時02分31秒 | 東京の庭園
先月11/25(土)
カミさんの尾てい骨骨折も大分良くなって、
少し歩けるようになったので、
小石川後楽園まで出かけた。

地下鉄で水道橋駅を降り、小石川後楽園に向かって歩くと、
快晴の土曜日とあって、人通りが多く、気分も浮き立ってきた。
少し先の信号を右折すれば小石川後楽園の入り口であるが、
その手前にあるトヨタ自動車の東京本社ビルの先を右折した。
たしかこの先は小石川後楽園の白壁にぶつかる筈と思って。

(右手のトヨタ自動車ビル)


建物の隣の植え込みが、綺麗に整備されており、
小石川後楽園入り口への参道のようだ。

(隣の通路)

(隣の通路2)

(隣の通路3)


この先に見える白壁が小石川後楽園を取り巻く塀になって居る。

(小石川後楽園の白壁)


今来た通路を振り返ってみるとのっぽのビルと駐車場入り口が見える。
どうやら通ってきた通路は、駐車場の上にあるようで。
白壁に突き当り、その壁に沿って歩くと、目指す小石川後楽園入り口に出る。

(振り返って見たのっぽビルと駐車場入り口)

(小石川後楽園入り口)


看板に「小石川後楽園 深山紅葉を楽しむ」とある。
正門の左側にお馴染みの三つ葉葵の家紋が入った提灯がある。

(小石川後楽園入り口左側の葵の家紋)


水戸黄門漫遊記でこの家紋のついた印籠を掲げて、
助さんだったか格さんだったか、
「下がりおろう、この紋所が目に入らぬか」
とタンカを切る有名な家紋である。

入場料:一般   300円
    65歳以上150円
交 通:都営大江戸線「飯田橋」(C3出口)徒歩3分
    JR「水道橋」(西口)「飯田橋」(東口)徒歩8分
    東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(A1出口)徒歩8分
    東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」(1番出口)徒歩8分
    残念ながら駐車場はありません。

小石川後楽園の中に入って、まず目に入るのが人の多さと紅葉。

(小石川後楽園の人並みと紅葉と東京ドームの屋根)

(小廬山と紅葉)

(涵徳亭と紅葉)

(涵徳亭脇の灯篭と紅葉)

(西湖の堤と紅葉)


実際の西湖は広々とした湖の中に伸びる防波堤をイメージしていただくと解りやすい。
でも、ここは小石川後楽園、西湖をイメージして造った庭園であることを忘れてはならない。

(西湖の堤のミニチュア)

(鮮やかなイロハモミジ)

(京都の名をとった渡月橋)

(大堰川/おおいがわとモミジ)


この先は山になり、登って小廬山の上に行くのであるが、
カミさんの骨折が治りかけのリハビリを兼ねての散策であるので、
この先の山登りはまた次の機会に取って置くことにした。

(小廬山の山すそと紅葉)


昨年の小石川後楽園と比較してご覧下さい。
(晩秋の小石川後楽園
http://blog.goo.ne.jp/hidebach/e/c9479e537094402929588ebac6ead83c)

つづく



コメント (7)

「都立浮間公園」の梅と「十度の宮」の河津桜

2017年02月17日 06時45分42秒 | 東京の庭園
(都立浮間公園)

都立浮間公園はJR埼京線の浮間舟渡駅の真ん前にある公園で、
駅名でも解るように、東京都北区浮間と板橋区舟渡の両側にまたがっている。

公園の中央にある池の中心線の右側が北区、左側が板橋区である。
もともとは荒川であったが、川が屈曲していて、絶えず氾濫を繰り返すので、
大正時代に埼玉県の朝霞あたりから放水路を造成して、荒川放水路と呼んでいたが、
今は一級河川荒川になっている。
もともとの荒川は新河岸川と名を変え、戸田の渡しまで湾曲していた新河岸川を、
ショートカットして曲線を切り取り、間に出来た池が浮間公園の池です。
新河岸川は、将軍が日光へ向かう御成り街道の岩淵宿にある、
岩淵水門から東京湾河口までを隅田川として流れる。

(青の点線部分がもともとあった荒川の流れ)

(洪水が多いので切り取って出来た池の地図)

(浮間公園の池、カモ、カモメなど野鳥が羽を休める)

(板橋側にある風車のある光景)

(池の手前にある紅白の梅)

(池の手前にある紅梅)

(池の手前にある白梅)

(風車)


浮間公園の中を抜けて、西へ向かうと通称「十度の宮」と呼ばれる「氷川神社」がある。
この神社の隣に生えている河津桜が今日の目当てだ。
北区の「日の基保育園」の桜は咲いたが、板橋区の氷川神社の隣の桜も咲いたであろう。
荒川に近いく風通しが良いので、保育園よりは気温が低いからどうなのだろう。
近づいて見ると桜は、まだ蕾が固く日当たりの良い所の一部は咲いていた。


(氷川神社の鳥居)

(神社の拝殿)

(その手前の十度の宮の祠)

(十度の宮の説明板)

(桜の蕾)

(桜の蕾2)

(日当たりに咲いた河津桜の一部)

(日当たりに咲いた河津桜その2)


桜の見ごろは、本日(2/17)予想される春一番が吹いた後が楽しみだ。

コメント (7)

旧朝香宮邸(室内のアール・デコ編)―東京都庭園美術館

2017年01月02日 05時31分46秒 | 東京の庭園
あけましておめでとうございます。


(朝陽の富士)

昨年からの続き旧朝香宮邸の見学を続けたいと思います。

前回紹介したように、朝香宮様は明治天皇の娘婿で、
フランス留学中に自動車事故で入院治療を余儀なくされ、
この時、妻の允子妃(のぶこひ)もフランスへ行き看病をする。
怪我の治療後、フランスで開催されたパリ万博、
通称「アール・デコ博覧会」に夫婦揃って影響を受けた。
帰国後に、アール・デコ様式を取り入れたお邸建設の計画で、
建てられたお邸が、今回の旧朝香宮邸です。

いよいよ旧朝香宮邸に入る。
玄関を入ると翼を持つ女性像が観光客を出迎えます。

(お出迎えの翼を持つ女性像)

(ガラスでできた女性像はガラス面に盛り上がっている)

右手に受付があり、ここで入場券を見せて中に入る。
右手奥にウエルカム・ルームがあり、ビデオで各部屋の案内をしている。
座席は10人分くらいあって、手前に模型図がある。

(ウエルカムルーム)

(模型図1F)

(模型図2F)

部屋を出て右に突き当りはお手洗い、手前左手に映像ルームがあって、
映像でアール・デコの説明をしている。
アール・デコの説明をしばらく聞き終えて、玄関の方に戻る。

(映像ルームで香水塔の説明)


玄関から入った所が大広間になって居り、
右手中央に二階への階段があり、左手には大客間がある。
天井の照明の適度な明かりが、
気持ちを落ち着かせてくれる。

(大広間の天井の照明)

(右手の階段)

(左手の大客間のシャンデリア)


大客間のシャンデリアは、植物の葉を歯車状に表現し、
その上に花をあしらった円筒状の燭台を乗せ、
葉の歯車は片側のみ艶消しになっていると言う。

(大広間入り口のアール・デコ文様)


また、客間出入り口の上部にある文様がアール・デコの現代装飾美術である。

(セーブル製の香水塔)

大広間の手前には説明では次室となっているが、
控えの間と言った方が理解できそう。
ここにはフランスの国立セーブル製陶所で製作された、
アンリ・ラパンのデザインによる香水塔がある。
朝香宮時代には、上部の照明部に香水を施し、
その熱で香りを漂わせたと言う。

香水塔のある控室のさらに手前には、小客室があり、
ここには少人数のお客様を招き入れたのであろう、
落ち着いた淡いグリーンを基調として描かれた樹木と水のある風景が、
壁一面にあり、さながら森の中にいる印象を与えてくれる。

(樹木の壁画で囲まれる小客室)


大客間から奥にある大食堂へ移ると窓から広い芝生の庭を見渡すことが出来る。

(大食堂)

(大食堂から見た庭の芝生)

(室内のマントルピースと壁画)


暖炉のラジエーターカバー、階段、室内灯など金物の装飾が施されているが、
アール・デコ調のデザインとなっている。

(暖炉のラジエーターカバー1)

(暖炉のラジエーターカバー2)

(暖炉のラジエーターカバー3)

(暖炉のラジエーターカバー4)

(第一階段の模様1)

(第一階段の模様2)

(第一階段の模様3)

(第一階段と上の明かり)

(第一階段上の明かりの模様)


アール・デコの装飾を見ながら第一階段を二階に上がる。
ここはご家庭の個人の部屋が並んでいる。
階段を上り切った正面、大客間の上にあるのがご夫婦の寝室。
左が殿下の寝室、居間と書斎、右手が妃殿下の寝室、居間と姫宮の居間。
両殿下の寝室の鏡の前の置物が殿下には騎馬像が妃殿下の寝室の鏡には婦人像がある。
そして両寝室の庭側にベランダがある。

(二階のベランダ)

(書斎)

(殿下の寝室の窓際)

(殿下の寝室の鏡とマントルピース)

(妃殿下の寝室から見たお庭)

(妃殿下寝室の鏡とマントルピース)


妃殿下の寝室の隣に姫宮の寝室と居間があり、
二階の見学を終えて脇にある、第二階段を降り、
旧朝香宮邸ー東京都庭園美術館の見学を終えた。
冬の夕暮れは早い、外はもう薄暗くなって居た。

(姫宮の寝室)

(第二階段)


この一年が良い年になりますように、
        心からお祈り申し上げます。

   本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


コメント (9)