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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 11/7

2009年11月22日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、バレーボール元日本代表の中田久美さん。

中田さんといえば、『NANDA!?』に準レギュラーと言っていいくらいよく出ていましたし、バスケレンジャーの試合のときもわざわざ応援に来てくれたりして、南原さんとは顔馴染みの間柄。
ということで、オープニングでは、

南原 「さぁ、中田さんです、よろしくお願いします!」
中田 「お願いしま~す」
南原 「えぇ~ねぇ、中田さんは」
中田 「はい」
南原 「今、イタリアに居るんですか?」
中田 「うん」
南原 「すっごいな~、それ何・・」
中田 「2シーズン目に入ったんですけども」
南原 「えぇ」
中田 「去年と今シーズン」
南原 「はい」
中田 「イタリアのバレーボールチームで」
南原 「イタリアのバレーボールチームで、コーチをしてるんですか?」
中田 「はい、アシスタントコーチをやってます」
南原 「えぇ~~!?」
中田 「ハハハハハ」
南原 「何ですか、ちょっとカッコいい感じですね、「ちょっとイタリアに行ってくる」みたいな感じの」
中田 「(笑)ちょっと何年か前とは違うでしょ(笑)」
南原 「何年か前・・」
中田 「ハッハハハハ」
南原 「まぁよく、何かご一緒させて、お酒の席とか一緒になってね。もうねぇ(笑)」
中田 「(笑)ひどかったですよね(笑)」
南原 「アッハハハハハハハ」
中田 「ハハハハハハハ」
南原 「ひどいってことはないです(笑)、ひどいってことはないです、しっかりしてるんですよ、しっかりし過ぎてる(笑)、し過ぎてる(笑)」
中田 「それ意味わからないです(笑)」

という、旧交を温めるトーク(笑)を交えつつ和やかな雰囲気のなか番組はスタート(『NANDA!?』でもお酒を飲んで・・云々という話をチラっとしてたような記憶が・笑)。
イタリアへ行くことになった経緯の話でも、

南原 「えぇ?何でこれイタリアに渡ったんですか?」
中田 「イタリアに渡ったのですか?」
南原 「はい」
中田 「これは話すと長くなってしまうんですけど(笑)」
南原 「短めでお願いします」
中田 「はい(笑)、あの~(笑)、やっぱり人生の中で」
南原 「はい」
中田 「ちょっと立ち止まる時期ってあるじゃないですか」
南原 「あります、僕、同世代ですからね」
中田 「ですよね」
南原 「はい」
中田 「そういうとき、考えたときに」
南原 「はい」
中田 「「自分はこのままいいのだろうか?」と」
南原 「なるほど、ま、別にねぇ、不満はないけども」
中田 「うん」
南原 「何かちょっと違うんじゃ」
中田 「ちょっと違うんじゃないかなと」
南原 「はい、はい」
中田 「思って」
南原 「はい」
中田 「そのときに、枠からやっぱり出ようと」
南原 「はい、はい」
中田 「で、でもバレーボールで何かこう勉強したいなと思って」
南原 「うん」
中田 「とりあえず、今、世界のバレーで強い、いろんなこと含めて」
南原 「はい」
中田 「イタリアだったので」
南原 「はい」
中田 「イタリアに渡りました」
南原 「これね、ま、僕ら同世代でよくわかりますけども、ね、今のままじゃ、ね、何にも、ね、過不足はないと」
中田 「うん」
南原 「でも何か、この先もだいたい自分の人生わかるわけですよ」
中田 「うん」
南原 「こうなってこうなってこうなって」
中田 「そう、そう」
南原 「「あ~将来全日本の監督になるかな?いや、このままだったらなれないかな」、いろいろ考・・」
中田 「考える、考える(笑)」
南原 「(笑)自分がこう枠組みのなかに入ってる感じがして」
中田 「うん」
南原 「えぇ、それで飛び出してみたくなったんですね」
中田 「もう、そうですね、ちょっと」
南原 「えぇ」
中田 「考える余裕が、孤独になる時間が必要だなと思って(笑)」
南原 「自分を見つめなおす」
中田 「はい」

と、同世代同士で、わかるわかるトーク(笑)。
それから、外国での話では、

南原 「僕も海外で仕事やったときにね、いちばん最初の第一印象でナメられるかナメられないかってすごい決まってくるじゃないですか、そういうのって」
中田 「ありますね(笑)」
南原 「「この人ホントに出来るの?」「どれくらい技量がある」とか」
中田 「(笑)あるある(笑)」

と、今度はあるある話でひと盛り上がり(笑)。
南原さんが海外でやった仕事って・・ナトゥー?それともはっぱ隊のことかな?といのがちょっと気になったりもしますが、それは兎も角として。
お互い旧知の仲だけに、オープニングから二人ともエンジン全開という感じで盛り上がってました。
ちなみに、イタリアでは通訳は付かず自分で何とかしなければいけなかったそうで。
選手とルームメイトになったときには、

南原 「むこう(イタリアでは)、先輩後輩関係ないんでしょ」
中田 「関係ないんです」
南原 「(笑)「中田さ~ん」とか言わないんでしょ」
中田 「「久美ご飯作れよ」みたいな」
南原 「アッハハハハハ」
中田 「「お~い」なんて言って(笑)」
南原 「ハハハ、「アタシが日本でそんなこと言われる立場にあると思ってんの!」って」
中田 「ホントにそういうふうに思ったんですよ(笑)」
南原 「ハッハ、ハハハハ」
中田 「「私を誰だと思ってるのよ!」みたいな(笑)」
南原 「「誰、誰だと思って!15歳で全日本入って、えぇ!?」」
中田 「「アンタとは違うのよ」みたいな」
南原 「アッハハハ」

ということもあったとのこと。
ただ、中田さんが技術的なことを身振り手振りでルームメイトの選手に教えたら、中田さんに興味を持ち出して、インターネットでNakata Kumiを調べて「Kumiはとんでもないヤツだった」ということが、ようやくわかりだしたとのことでした。
それから、イタリアではダメなものはダメとはっきり物を言わないであやふやにすると舐められちゃう、とのことでしたが、

中田 「1回ね、怒ったんですよ、怒鳴ったんですよ、私(笑)、選手に向かってあまりにも(笑)
南原 「な、何をイラついたんですか?」
中田 「ムカついて」
南原 「はい」
中田 「あの、セッターとセンタープレイヤーのコンビネーションが全然合わなかったんですね」
南原 「はいはい、はい」
中田 「で、私は監督に、自分が分析したデータを毎週監督に上げなきゃいけなかったんですね」
南原 「あ、そういう役割を」
中田 「役割を」
南原 「はい、はい」
中田 「で、それだって」
南原 「はい」
中田 「その・・」
南原 「イタリア語で」
中田 「イタリア語でやんなきゃいけないし、で、それを発表するときになったんですよ」
南原 「はいはい」
中田 「で、もう上手く通じたかわかんなかったんだけど、じゃそれを元に練習をしようということになって」
南原 「はい」
中田 「その攻撃をこう練習してたんですね」
南原 「はい」
中田 「したらその選手、アタックを打ってた選手が「クミこれでいいのか?これでいいのか?」って聞くわけですよ」
南原 「はいはいはい」
中田 「「うん、いいんじゃない」って言って」
南原 「はい、はい」
中田 「で、セッターに、「あなたはどういうふうに思ってんの?」って聞いたら」
南原 「はい」
中田 「「ブゥ」って言ったんですよ」
南原 「アッハ(笑)、何ですかちょっと」
中田 「ブゥ」
南原 「ブゥ、ど、どういう意味ですか(笑)」
中田 「「知らない」みたいな」
南原 「アッハハハ、今のイタリア語わかんなくても」
中田 「(笑)」
南原 「何か腹立ちますよ、ブゥ」
中田 「「ブゥ」って言われたら(笑)」
南原 「ハッハ、ハッハ、ハッハ」
中田 「「お前のことだろ」ってことじゃないですか(笑)」
南原 「ハッハハハ、それでブチ切れたんですか」
中田 「ブチ切れて、「あたしが選手ではない、あたしが試合をするわけでもない」
南原 「はい」
中田 「「あなたがトス上げてあなたが打つことだと、それをアタシにいちいち聞くなっ!!」って言ったんですよ(笑)」
南原 「アッハハハハ」
中田 「あ、ティッシュが(笑)」
南原 「今ティシュ(笑)、それはイタリア語で言ったんですか?」
中田 「はい」
南原 「そしたら」
中田 「もう何かコーチがビックリしちゃって、で、私そのまま帰っちゃったんですよ荷物持って」
南原 「ウッ(笑)」
中田 「で、ペットボトル、水のペットボトルをバーン!投げて」
南原 「うわ~とうとう本性を現したんですね(笑)」
中田 「(笑)」
南原 「(笑)溜まりに溜まってた本性を、えぇ、バーン投げた、はい、そしたら」
中田 「「帰る!」っつって言って」
南原 「(笑)」
中田 「そしたら監督もボーっと立ってるわけですよ、「何でクミ怒ってんだ」みたいな」
南原 「(笑)「何だ急にどうした」」
中田 「そうそう」
南原 「はいはい」
中田 「そんで」
南原 「そのあとどうだったんですか」
中田 「そんで私は帰って」
南原 「はい」
中田 「もう収まりつかなくって」
南原 「はい」
中田 「でも午後の練習は行かなきゃいけなかったから」
南原 「はい」
中田 「行ったら」
南原 「はい」
中田 「その二人が」
南原 「はい」
中田 「「ごめんなさい」とは言わないんですよ、また」
南原 「あっ」
中田 「ね」
南原 「はいはい、なかなか・・」
中田 「でも、何か異常にこう近づいて来て」
南原 「(笑)」
中田 「私の髪の毛編んでくれたりとか(笑)」
南原 「アッハハハハハハ」
中田 「ハハハハハハハハ」
南原 「アッハハハ、もうじゃあ言えよ早く「ごめんなさい」、簡単だよと思うんだけど(笑)、ハハハ、ハハハ」
中田 「「大丈夫これ、クミ私がやってあげるわね」みたいな(笑)」
南原 「(笑)「ご機嫌直して」みたいな(笑)」
中田 「そうそう、そんなんで「あ、わかったんだな」と思って(笑)」
南原 「はい(笑)」
中田 「そしたらコーチが」
南原 「うん」
中田 「「何でクミ午前中怒ってたんだ?」って」
南原 「「何でじゃねぇよ」」
中田 「そう「見てたらわかるだろ」って」
南原 「(笑)」
中田 「思いながら(笑)」
南原 「少しずつ」
中田 「そうそう、「こういうふうに思ったからこうだった」って言ったら、「わかった」って、こうスタッフも納得してくれて」
南原 「そっからこう急にグッと親密になるとかあったんですか?」
中田 「うん、そこから選手がみんな私に技術的なことを聞くように・・」
南原 「アッハハハハ」
中田 「これももうエライことになってきちゃったなと思いながら(笑)、監督もいるのに(笑)」
南原 「(笑)、あ、監督無視して、「これどう思う?どう思う?」」
中田 「「クミ今のトスはどうなの?」みたいな」
南原 「アッハハハハハ」
中田 「(笑)」
南原 「おい絶・・あのあとみんな思ったんですよ、「クミ怒らせんなよあいつ」」
中田 「(笑)」
南原 「「あの人怖えぞ」っつって(笑)」
中田 「(笑)」
南原 「「何でブチ切れるかわかんねぇからとりあえず話し聞いたほうがいいんじゃね」とか」
中田 「(笑)」
南原 「そんな話になったんじゃないですか」
中田 「(笑)うん、だから出ないとダメですね」
南原 「言わないと、気持ち出さないと」
中田 「気持ち出さないと」
南原 「そっから急に変わってきたんですか」
中田 「うん」
南原 「やりやすくなりましたか」
中田 「やりやすくなりましたね~」
南原 「ハッハハハ」

というエピソードも披露(笑)。
インターネットに中田さんの経歴は載っていても、性格までは書いてなかったようで(笑)。
気の強さは折り紙付きの中田さんですから(笑)、さすがのイタリア人も、ブチ切れた中田さんを見てさぞかしビックリしたことでしょう(笑)。


その後は、(外国人は)その自信は何なんだろうって思うくらい自分に出来ないことはないと思っている。
全然出来てなくてもミスをしても「そういうときもあるよ」「それがな何か?」という感じなので、外国のバレーは全て数字で判断してデータを元に話をする。そうすると納得する。
外国人は(メンバーから)外されても不貞腐れず「ちょっと休もう」という感覚。
イタリアでは選手を育てるということはせず、即戦力でダメなら切る。
監督もスタッフも選手も同じメンバーで来シーズンを戦うことはまずない。
選手は活躍して自分の価値を高め、強いチームからオファーが来てたくさんお金を稼ぐことを考えていて、チームのために頑張ってる選手はいない。でもまとまる。
(このへんの考え方は)日本のバレーとはまるっきり別物。
という話などがありつつ、

南原 「どうですか、イタリア男性に声かけられたことはないんですか?」
中田 「ありますあります」
南原 「おぉ!?どうします?」
中田 「「ノン パルモ イタリアーノ」って(笑)「私イタリア語が話せません」って(笑)お前話してるじゃないか(笑)」
南原 「(笑)それしつこくこないですか?「お茶でもしようよ」」
中田 「電話番号とか」
南原 「はい」
中田 「聞くから、「私は持ってない」」
南原 「あら~すごいですね、日本じゃなかなかないでしょ?」
中田 「(笑)それ(笑)」
南原 「失礼な(笑)」
中田 「何で、それ(笑)」
南原 「いやいや、いや、日本の男性あんまりしないじゃないですか」
中田 「うん、そういうのはすごい、だから綺麗なものは綺麗って言うし」
南原 「はい」
中田 「良くないものは良くないってやっぱりハッキリ言うし」
南原 「じゃあそういうときに一緒にお茶しようとか思わないんですか」
中田 「思わない」
南原 「何で思わないんですか?」
中田 「えぇ~だってぇ」
南原 「アッハ(笑)、何で(笑)、何で急に胸元を押さえて(笑)」
中田 「ハッハハハハハ」
南原 「まだまだそこら辺はね」
中田 「それは~」
南原 「それまではちょっと」
中田 「う~ん」

ってな話も(笑)。
練習でブチ切れることはあっても、恋愛に関しては乙女心を忘れない中田さんでありました(笑)。


あとは、
イタリアでは音楽に飢えるので朝起きたらコブ○ロを聴く。
イタリアのいいところは、時間に追われるところがなくみんな明るく親切で良い加減なところ。
日本のいいところは、繊細できちっきちっと物事をしてるところ。こんな国はないと思う。
電車の時間が遅れず3分おきに山手線は回ってる、という話をするとイタリア人はビックリする。
監督に言われて練習マッチで試合に出ることもあるが、別料金が欲しいくらい(笑)。
という話などがありつつ、最後は、

南原 「番組ではですね、今回はちょっと面白いんですけども、中田久美さんが愛用する白ゴマを、何とね、お取り寄せをして、えぇ(笑)みなさんにお送りしたいと、ちょっと中田さん呼んでみましょう、中田さんこれどういうことなんですか?」
中田 「これですか?」
南原 「はい」
中田 「もうこの白ゴマ、いろんなものを取り寄せてるんですけど」
南原 「はい」
中田 「そのなかで厳選に厳選を重ねて代表したのがこの白ゴマなんですね」
南原 「はい、これどこの白ゴマ」
中田 「京都の、祇園の白ゴマです」
南原 「これは何ですか、体にいいとか・・」
中田 「セサミン体に、私たちの代は大事ですよ、南原さん!人ごとだと思ってませんか」
南原 「いやいや、大事です大事です、えぇ、だって肌がすごいし真っ白で」
中田 「だから白ゴマですって」
南原 「ホントですか!」
中田 「はい」
南原 「みなさん、そうらしいですよ。祇園のこの中田さん愛飲している白ゴマ」
中田 「はい」
南原 「これはどうやって食べるんですか?」
中田 「例えばですね、私今イタリアに持ってってるんですけど」
南原 「はい」
中田 「トーストしたパンに」
南原 「ほぉ!?」
中田 「バターを塗り」
南原 「ほぉ」
中田 「擂った白ゴマを乗っけて食べる」
南原 「ホントにぃ!?」
中田 「ちょっとこれホントに美味しいんだって!」
南原 「えぇ~~!?」
中田 「ホント美味しいんですよ」
南原 「バターに白ゴマですか」
中田 「はい」
南原 「これ、香りがフワっとして」
中田 「はい」
南原 「ちょっ、ちよっと和風なんですか、あ、これやってみよ」
中田 「バターピーナッツですよ」
南原 「あ、バターピーナッツ」
中田 「ピーナッツ系の・・」
南原 「はぁ~~ちょっと甘い感じで」
中田 「甘いゴマの香りと」
南原 「へぇ~~~!?」
中田 「ハマってるし(笑)」
南原 「いやいや、あまりにも(笑)」
中田 「(笑)」
南原 「今までにないものだったので」
中田 「(笑)」
南原 「へぇ~~~」
中田 「これね、ホント試してみてください」
南原 「はい、是非そうします、はい」

というやり取りで番組は終了(笑)。
食べ物の話で盛り上がってる様子は、まるで丸の内のOLみたいだな~(笑)。
そんな二人のやり取りを聞いて思わず笑ってしまいましたが、中田さんの白ゴマ話に興味津々という感じだった南原さんは、早速トーストに擂りゴマを塗って食べてる・・のかな?
セサミンパワーで70歳を過ぎてもエベレストに登る・・ことはないと思いますが(笑)、中田さんのように白ゴマを食べてこれからも元気にやっていってくれればと思います。


次回に続く・・・。



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