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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 2/13

2010年02月17日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、シドニーオリンピック柔道81㎏級金メダリストで、現在は総合格闘家の瀧本誠選手。

まずは、

南原 「さぁ、瀧本選手です、よろしくお願いします」
瀧本 「よろしくお願いします」
南原 「えーと、瀧本選手、ちょうどオリンピックがね、バンクーバー始まるんですけども、金メダリストということで」
瀧本 「はい」
南原 「えぇ、今、金メダルはどこにあるんですか?今」
瀧本 「うちにあります」
南原 「おうちの何処にありますか?」
瀧本 「どっかにあります」
南原 「アッハハハハハハ、どっか!?いや、前から、金メダル獲ったときから「ちょっと変わった人だなぁ」とは思ってたんですけども」
瀧本 「(笑)」
南原 「ご自身でもそういうとこあったりするんですか?」
瀧本 「変わってるつもりないんですけどね」
南原 「はい」
瀧本 「なんかよく言われますね」
南原 「そうですね」
瀧本 「はい」

というやり取りで番組はスタート。
瀧本選手というと、飄々としている印象が強い選手だったのですが、今回いろんな話を聞いていると、確かに、変わった人だな~という感じでした(笑)。
シドニー五輪の話でも、

南原 「なんかオリンピックって、前、何人かお話伺ったんですけども、オリンピックに行って選手村とかにいるだけで、少しずつ少しずつなんかこうストレスが溜まるっていうか、なんか気持ちがどんどんどんどんこう、エネルギー取られるような感じがするって聞いたことあるんですけども」
瀧本 「あぁ~~」
南原 「あんまりなかったですか?」
瀧本 「全くなかったです」
南原 「アッハハハハハハハハ」
瀧本 「何にも考えてなかったんで」
南原 「アハハハ、全くマイペースでやってたんですか」
瀧本 「マイペースで、はい」
南原 「いや、前ね、高橋尚子選手に来ていただいたんですよ」
瀧本 「はい」
南原 「そしたらやっぱり、オリンピックも365日のただの1日だと、そこまで思えるぐらいに日々練習を重ねといて、ま、それぐらいな気軽な気持ちで行ったほうがいいと、ま、同じシドニーでね」
瀧本 「はい」
南原 「金メダルを獲った高橋選手は言ってたんですけども、瀧本選手はどうだったんですかね」
瀧本 「まったく僕も同じでしたね」
南原 「あ、そうですか」
瀧本 「オリンピックといえど」
南原 「うん」
瀧本 「ま、大っきい小さいにかかわらず、ひとつの大会だと思って」
南原 「はい」
瀧本 「僕も臨みました」

という話を、あっさりとしていた瀧本選手。
でも、表彰台でキングカズのマネをして胸に手を当てるポーズをしていたのは、「(カズのことを)めっちゃ意識してたんで」「勝ったら絶対やってやると思ってたんで」とのこと(笑)。
「ひとつの大会だと思って・・」と言ってたわりには、勝った後のことまでちゃんと考えていたというのには思わず笑ってしまいましたが、南原さんもそんな瀧本選手の話を聞いて「アッハハハハハ」と大笑いしてました(笑)。


2004年に総合格闘技に転向した瀧本選手。
いわく、もうちょっとなんか出来んじゃないかなと考えて過ごしているときに、高校の先輩の吉田秀彦さんから「(総合格闘技の)大会があるから観に来い」と言われ、「観た瞬間、これやるしかねぇなと思ったんですね」。
最初は、「正直言ってめちゃくちゃ怖かったんですけど」と思ったそうですが、「怖いものに対して背中向けちゃっていいのかなと思って」「これやんなかったらたぶん一生後悔するんじゃないかと思って」総合格闘技をやり始めたとのこと。
ただ、吉田選手については、

南原 「(吉田選手は)シドニー(五輪)も一緒でよね」
瀧本 「そうなんですよね」
南原 「その先輩が総合(格闘技)に先に行って」
瀧本 「はい」
南原 「ボブ・サップとかそういうのやって」
瀧本 「はい、この人頭悪いなと思いましたね」
南原 「アッハハハハハハハハ」
瀧本 「最初(笑)」

という話も(笑)。
先輩に対しても遠慮なしの発言(笑)をしていた瀧本選手でしたが、さらに続けて、

南原 「こないだ(大晦日)の、吉田選手対石井選手のあの試合もどうご覧になったんですか?」
瀧本 「あれも、まぁ、吉田先輩2ランウド目でちょっとまぁ」
南原 「金的」
瀧本 「金的、当たって」
南原 「当たりました」
瀧本 「倒れてたと思うんですけども」
南原 「はい」
瀧本 「あれは明らかにスタミナ切れですね」
南原 「アッハハハハハ」
瀧本 「休んでました」
南原 「アッハハハハハ」
瀧本 「(笑)」
南原 「瀧本さんいわくね、いわく」
瀧本 「そうです(笑)」
南原 「明らかに、「こ~う、吉田先輩」」
瀧本 「あぁ疲れてんなみたいな」
南原 「アッハハハハハ」
瀧本 「ハハハハハ、当たってねぇしみたいな」
南原 「アツハハハハハ」
瀧本 「(笑)」
南原 「でも、レフリーには「やるしかねぇだろ」とかなんか、男気な発言をしてましたけども」
瀧本 「あぁ、上手いっすね」
南原 「アッハハ、そこも含めて総合(格闘技)ですからね」

というやり取り(笑)。
ここでも吉田選手に厳しいダメ出しをしていた瀧本選手(笑)。
遠慮会釈無しの瀧本選手の話に、南原さんと同じく私もラジオの前で大笑いしてしまいましたが、でも、よく知る先輩だからこそ瀧本選手も鋭いツッこみを入れることが出来る・・のでしょう(笑)。
ちなみに、総合格闘技では柔道のように「待て」がないので、瀧本選手も「最初はホントに息つく暇もなかった」とのことでした。


あとは、

南原 「ガーっと、なんか闘争心沸き立つようなこととかあるんですか?」
瀧本 「あの~、内に秘めるタイプなんで」
南原 「なるほど」
瀧本 「表に出さないんですよ」
南原 「あのねぇ、そういう奴がいちばん面倒くさいですよね」
瀧本 「アハハハハハハ」
南原 「なっかなか「参った」とか言わないから」
瀧本 「(笑)」
南原 「なっかなかしつこい、粘るから」
瀧本 「うざったいんですよねぇ~」
南原 「アッハハハハ」
瀧本 「自分で言うのもなんですけど(笑)」
南原 「しつこい、しつこいんでしょ」
瀧本 「(笑)」
南原 「そういうのがいちばんなんか粘っこくてイヤですよ、あんまり顔出さないですか?やってる最中は、ハーハーとか」
瀧本 「出さないですね」
南原 「もう出したくないですか、それは」
瀧本 「疲れてても口、もうつぐんでますね」
南原 「吉田選手も言ってました、やっぱり晩年になって柔道やってるときに、「絶対に相手に悟らせたら負ける」っつって、年とともにスタミナ切れても、「フゥハフゥハ」って絶対にもう、息を止めて「俺は疲れてない」っていうのを(笑)」
瀧本 「(笑)」
南原 「それは柔道家としてお互いに、もうちょっとしたことでわかるんですか」
瀧本 「そうですねぇ、でもたぶん僕と吉田さんは、そん中でもいちばんうざったいほうかもしれないですね」
南原 「あ、そうですか」
瀧本 「はい」
南原 「その、世田谷学園(高校)の流れで」
瀧本 「そうなんですよねぇ、鍛えられてるんで、そういう要領よく鍛えられてるんで」
南原 「「絶対口に出すな」とか「表情に出すな」」
瀧本 「そうですねぇ」
南原 「古賀さんは違かったでしょ?」
瀧本 「・・・」
南原 「そんなことないですか?」
瀧本 「でも、いちばんうざったいといえばあの人かもしれないですね」
南原 「アッハハハハハハ」
瀧本 「ハハハハハ」
南原 「ハッハハハ」
瀧本 「(笑)世渡り上手なとこが、ハハハハ」
南原 「ハハハ、あの人もう1回、僕、番組で会ったんですけども、『ロッキー』を見直して、「俺もう1回現役復帰するよ」って言ったら(笑)」
瀧本 「ハハハハハ」
南原 「(笑)ホントに上から、「お前ホントにやめろ」って言われて(笑)」
瀧本 「(笑)」
南原 「渋々やめたって(笑)、言ってましたけど(笑)」
瀧本 「(笑)」

というやり取りも(笑)。
吉田選手のさらに先輩の古賀さんに対しても、瀧本選手は全く変わらずバッサリと一刀両断(笑)。
こういうことを平気で言えちゃうあたりが、「変わってる」と言われる所以なのかもしれません(笑)。
あ、それから、南原さんが言っていた、古賀さんの「ロッキーを見直して・・云々」という話は、たぶん『ナンだ!?』のことでしょう。
『ナンだ!?』で古賀さんが現役復帰の話をしていた・・かどうかはよく憶えてないのですが、角田さんと熱く『ロッキー』について語り(途中から南原さんも交じって・笑)、「人は変われる」ということを『ロッキー』から学んだと古賀さんが熱弁をふるっていたのはよく憶えています(笑)。


あと、瀧本選手からのリクエストでGReeeeNの『キセキ』がかかっていましたが、曲の前には、

瀧本 「まぁ、小っちゃいことですけど」
南原 「日々の生活の中で」
南原 「うん」
瀧本 「ま、ここで何かっていうときに、ま、小っちゃい奇跡起きてくんねぇかなっていう」
南原 「はい」
瀧本 「思いを込めて(笑)、リクエストしました」
南原 「例えばどういうことですかね」
瀧本 「例えば「ここで信号変わんないでくれ」みたいな」
南原 「アッハハハハハハ」
瀧本 「とか」
南原 「なるほど(笑)」
瀧本 「ハハハハハ」
南原 「なるほど(笑)」
瀧本 「ちょっとしたことですけど(笑)」
南原 「あ、そういうけっこう、ホントに小っちゃいことですね」
瀧本 「ホントに小っちゃいことなんですけど」
南原 「そういう小っちゃいことが嬉しかったりとか」
瀧本 「はい」
南原 「他にもなんかあれですか?なんかつり銭がちゃんと払えたとか、そういう奇跡とかああいうのやっぱり」
瀧本 「フッフフハハハハ」
南原 「いや(笑)僕は1円玉がね、きれいに払えたときはすごく嬉しいんですよ、「578円になります」、8円がちょうどあって8円きれいに払えたときに」
瀧本 「あぁ~」
南原 「「やった~」」
瀧本 「奇跡が起きましたね」
南原 「奇跡です、めっちゃ嬉しいんです、そういうときは」
瀧本 「あぁ」
南原 「じゃあそういう思いを込めながら、どういう思いなんですか」
瀧本 「(笑)」

という、小っちゃな奇跡・・いや、小っちゃな幸せ見つけた話も(笑)。
こんなコーナーを昔ラジオでやってなかったっけ?という気もしますが(笑)、それは兎も角として。
端数の金額をぴったり払えたら「めっちゃ嬉しいんです」と嬉しそうに話していた南原さん(笑)。
その気持ちはわからなくはありませんが、ただ、それは奇跡ではないと思います(キッパリ・笑)。


最後は、

南原 「今回お会いして、おもしろいですね(笑)」
瀧本 「そうですか(笑)」
南原 「選手としてっていうか、いちばんこう、なんかいちばんやりづらい相手な感じですね」
瀧本 「あぁ」
南原 「のら~りくら~りと諦めないで、ハートが強いっていうか」
瀧本 「はい、しかも表に出さない」
南原 「表に出さない、「お前表に出せよ!」とか言われたりしませんか?」
瀧本 「しますねぇ」
南原 「「お前アピールしろよ!」とか」
瀧本 「「やる気あんの?」って言われますね」
南原 「アッハハハハハ」
瀧本 「(笑)」
南原 「「やる気見せろよ」、やる気あるんですよね?」
瀧本 「めちゃくちゃあるんですけど」
南原 「ハハハハハ」
瀧本 「よく言われるんですよね」
南原 「それがスタイルですもんね」
瀧本 「はい」
南原 「えぇ、色んな人がいてね、面白いですから格闘技」
瀧本 「はい」
南原 「はい、是非是非その個性を」
瀧本 「はい」
南原 「えぇ、貫いてもらいたいと思います。これからもお怪我に気をつけて」
瀧本 「はい」
南原 「頑張ってください」
瀧本 「はい」
南原 「今日のゲストは、瀧本誠さんでした。どうもありがとうございました」
瀧本 「ありがとうございました」

というやり取りで番組は終了。
今回おこしたおもしろやり取り(笑)以外にも、真面目な話・・井上康生選手は何度か練習をしたが立ってられる気がしなかった。格闘家として点数をつけるとしたら50点くらい、柔道では100点あげてもいいが総合格闘技はまだ馴染んだとは言えないしそんなに甘い世界ではないと思う・・という話等々もしていましたが、全体的には、瀧本選手の話に南原さんが「アッハハハハハ」と終始大笑いしていた、という感じの30分でありました(笑)。




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