goo blog サービス終了のお知らせ 

Untersee-Boot

あるいは感想記として

『義経』 第39話 「涙の腰越状」

2005年10月04日 | 義経
忠言耳に逆らう、という言葉があるようですが、
いくら固い絆で結ばれていても、イエスマンばかりでは困りもので、
時には耳に痛いことを言ってくれる人が必要です。
昔から、王様には道化がつきものですが、残念ながら郎党の中には、そういう役の人はいませんでした。
今回、弁慶があれこれ忠言しましたが、義経は本当にわかったのかな?
う~む・・・。
何ンともセンチメンタルな腰越状を聞く限り、全然わかってないな(笑)。
というか、何よりも情に重きを置く義経に、政治家頼朝の考えを理解しろ、という方が無理な話で、この辺はもう、如何ともしがたいところです。

久し振りに出番の多かった伊勢三郎。
三郎「殿に輪をかけて融通のきかん男ゆえな~」
次郎「う~ん・・・お~い!」
という、のりつっこみに大笑いしてしまいました(笑)。
で、そのあとは結局、困ったな~で終わってしまい、
やっぱりこの手のことでは頼りにならない郎党たちでした(笑)。

あと、もうひとつ。
大姫に会わせたいという頼みを断った義経に対して、
御台様こと政子は、静かに言いました。
「許せぬ」・・・・恐っ!(笑)



最新の画像もっと見る