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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 11/14

2009年11月26日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストは中田久美さん。

今回は恒例の10の質問でバレーボール話などをあれこれと。
まずは、

南原 「さぁ中田さん」
中田 「はい」
南原 「2週目の今回はですね、まずは1問1答形式で、基本的は「はい」か「いいえ」で答えていただきます。ノーコメント無回答は原則なしでございます」
中田 「はい」
南原 「大丈夫ですか、ま、人間的にそうですもんね、間(あいだ)がないでしょ、あんまり中間が」
中田 「ない」
南原 「ないですよね」
中田 「はい」
南原 「(笑)」
中田 「100かゼロですから、ハハハハ」
南原 「(笑)勝つか負けるか、100かゼロだから」
中田 「やるかやられるかの世界ですから(笑)」
南原 「ハッハハハハハ、まぁ大丈夫ですね」
中田 「大丈夫です」
南原 「スパっと答えてもらいたいと思います」
中田 「はい」
南原 「それではまいります」
中田 「はい」
南原 「世界の中田久美さんに10の質問、アタックNo.10」
(『アタックNo.1』の主題歌が流れる)
南原 「第1問、負けず嫌いでは・・」
中田 「イエス(笑)」
南原 「誰に・・いやいや」
中田 「ハッハハハハハ」
南原 「すいません、まだ、こんなの初めてですよ」
中田 「(笑)」
南原 「あのね、クイズ番組じゃないんですよ」
中田 「はい(笑)」
南原 「早押しじゃないんです(笑)」
中田 「すいません(笑)」
南原 「1問目、負けず嫌いでは誰にも負けない?」
中田 「イエス!」
南原 「「イエス」ですね」

ってなやり取りがあったりして(笑)、今回も和やかに番組はスタート。
中田さんが負けず嫌いだというのは今さら聞かなくてもわかってることだと思いますので、中田さんが食い気味で答えるのも当然ではありますが(笑)、でも、その後、

南原 「まず、負けず嫌いでは誰にも負けない?が、もう、負けず嫌い・・で「イエス!」
中田 「負けず嫌い、ただ」
南原 「はい」
中田 「バレーのことに関しては負けず嫌いですけど」
南原 「うん」
中田 「そのほかのことに関しては(笑)」
南原 「うん」
中田 「あんまりそうでもないかもしれない、でも負けず嫌いかな(笑)、すいません(笑)」
南原 「負けず嫌いでしょう」
中田 「ですね」
南原 「アッハハハハハ」
中田 「です」
南原 「ハハハハ」
中田 「負けず嫌いです」

というやり取りも(笑)。
「あまりそうでもないかもしれない」と言ったあと、すぐに自分で否定したのは、一瞬のうちにこれまでの人生を振り返ったからなのか、あるいは、顔馴染みの南原さんの前で見栄を張ってもすぐにツッこまれると思ったから・・なのかな?(笑)
真偽のほどはわかりませんが、最終的にはやはり、負けず嫌いだということに落ち着いた第1問でありました(笑)。


その後は、フジテレビの『すぽ○と』に出たとき、オリンピックの出場権を獲って選手たちがベロベロになっていたので、VTRが流れているときに「「てめーらこの野郎」って言ったら(放送にその声が)そのまま乗っかっちゃった」という、中田久美ここにありという感じの話があったり(笑)。
今の全日本は真鍋監督になって方向性としては非常に共感が出来る。
外国ではブロックは絶対なのに日本の女子バレーは遅れていた。でも、真鍋監督はブロックの重要性を考えている。
(真鍋監督がやろうとしている)ブロックシステムとレシーブのその関係のシステム化みたいなことは画期的なことなので(どう画期的なのか具体的な話が聞けずちょっと残念でした)完成するまで時間がかかると思う。という話がありつつ。
"セッターというポジションはバレーボールの花形である?"という質問も。
中田さんの答えは「イエス」でしたが、

中田 「今となっては花形というふうに言われるますけども、司令塔という言葉が出来てから」
南原 「なるほど」
中田 「なんかこうセッターとか」
南原 「はい」
中田 「サッカーでもね」
南原 「うん」
中田 「うん、そういうふうに注目されますけど」
南原 「中田さんが現役のときはまだ、やっぱりアタッカーの大林素子さんとか」
中田 「うん」
南原 「そっちのほうに皆行きますね」
中田 「勝てば素子のおかげ、みたいな」
南原 「アッハハハ」
中田 「ハハハハハ」
南原 「それをもうイラっとしながら聞いたんですか(笑)」
中田 「「オッケー、オッケー、それでオッケー」」
南原 「アッハハハハハハ」
中田 「とかって思いながら「違うだろぅ」みたいな(笑)」
南原 「アッハハハハハハ」
中田 「ことも思った時期もありましたけど(笑)、ハハハハ」

という、負けず嫌いな性格をうかがわせる話を笑いながらしていた中田さんでした(笑)。


あとは、"ぶっちゃけ外国人選手にも「てめーらこの野郎」と怒鳴ってやりたいときがある?"という質問や(中田さんの答えは「常に」でした・笑)、イタリア人は日本のバレーに興味がある。
ヨーロッパは今レシーブ力にすっごい力を入れてる。という話などがありつつ。
"現役時代の忘れられない痛恨のミスがある?"という質問では、バルセロナ五輪の準々決勝のブラジル戦で、トスを上げたときにセンターラインから足が出てしまい、そこから波がおかしくなり負けてしまった、という話も。
中田さんいわく、(五輪の試合以外で)そういうミスはあってもチームには影響はなかったが、オリンピックではちょっとしたそういうこで流れが(相手に)行ってしまう、とのこと。
そして、

中田 「たぶん私はあの自分のミスで」
南原 「はい」
中田 「メダルを逃したと思ってるんで」
南原 「えぇ~~そうですか~~」
中田 「うん」
南原 「でも、そういうオリンピックになればなるほど、そういうときって何かあるんですよね、何か」
中田 「はい、ねぇ」
南原 「普段何とはなしになることが」
中田 「そうなんですよ」
南原 「はぁ~~」
中田 「それがオリンピックなんですね、これで4年パーですからね(笑)」
南原 「ハハハハハ」
中田 「(笑)もぅ~みたいな(笑)」
南原 「そんとき、あとでチームメイトに何か言ったんですか?」
中田 「言わない」
南原 「アッハハハハハ」
中田 「ハッハハハハハ」
南原 「そこは、そこは強気なんですか(笑)」
中田 「もう・・それ(笑)、もう終わった時点で私のオリンピック終わっちゃったんで」
南原 「あぁ、ま、でもその痛恨のミスがあるから今でもまたバレーボールをね」
中田 「まぁまぁまぁ(笑)」
南原 「熱く、そこで全部もう獲って、ね」
中田 「たぶん金メダルとか獲っちゃってたら」
南原 「そうでしょう」
中田 「もう、たぶん「もういい」とか思っちゃってるのかもしれないですね、逆にね」
南原 「そうですよ、たぶん」
中田 「そうですね、はい」

というやり取り。
ちょっと自虐的に話ていた中田さんに対し、フォローをして気遣いの人という感じの南原さんでありました(笑)。


あと、オリンピックは出た回数ではなく出るまでの過程で経験したことが自分の財産になった。
全日本の監督は、縁や流れなどがあり自分がやってみたいからといって出来ることではないが、これからの人生のモチベーションのひとつとして考えている。
自分の言葉で選手を動かしたいと思うので、イタリアに行って指導者として経験を積んでいるのはすごくプラスだと思う。
それから、イタリアに行って指導しながらも、このチームに勝つためにはどうしたらいいんだろう、どうやったら勝てるんだろうということを考えてる、という話もしてましたが、

南原 「今のところ何か策はありますか?」
中田 「こうすればたぶんこのチームは嫌がるだろうなってことはわかるんですよ」
南原 「例えばどんなことですか?嫌がるのって」
中田 「えぇ~~~!?言えないよ、もうこんだけ苦労してここまで来たのに(笑)」
南原 「アッハハハ」
中田 「久しぶりに南原さんに会ったからって喋れません(笑)」
南原 「それはもうじゃあ重要機密ということで」
中田 「はい(笑)」

とのこと(笑)。
う~む、是非とも中田さんが考えた秘策を聞きたかったところではありますが、さすがの南原さんでも重要機密は聞きだすことが出来ず(お酒の席だったらまた違っていたかもしれませんが・笑)、残念無念でありました(笑)。


その後は、二度と結婚したくないというわけでもないけどどうしても結婚したいわけでもない、という話や、自分の人生を65歳から逆算してあと20年、老後をどう過ごすかまで考えている。
あと7年くらいは勉強してその後指導者になり監督はやっても8年。
バレー界に何らかの形で貢献したいと思っている。
全日本に限らず、子供たちにバレーを教えるなど次世代につなげるというのも仕事のひとつだと思う。
イタリアでは来年の5月までは頑張ってこようと思っている。
(やることがいろいろあって)「大変なんですよ、忙しいんですよ(笑)」。
という話などがありつつ、番組は終了。


南原さんと中田さんは旧知の間柄なだけに、終始笑い声が絶えず和やかな雰囲気のなか、バレーボール話からイタリア話、そして白ゴマの話まで(笑)、2週に渡っていろんな話に花が咲いていた『スポドリ』でありました。