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Untersee-Boot

あるいは感想記として

行ってきました

2007年03月31日 | ウンナンあれこれ
末廣亭で行なわれた、"花だより三人会 木久蔵・きくおとナンチャンです"に行ってきました。
客席は老若男女で満員。
落語、漫才、紙切りと、バラエティーに富んだ構成の舞台に、大笑いして大いに楽しんできました。
もちろん、南原さんの『仔猫』も大いに笑って楽しんできました。

詳しいレポ(のようなもの)や感想は後日書きたいと思いますが、どんな感じだったかというのを簡単に。
まず、プログラムには載っていなかった、林家たこ平さんの落語があり、その後、古今亭駒次さんの落語、ナイツの漫才、林家二楽さんの紙切り、そして林家木久蔵さんの落語。
ここで仲入り。
そして。
19時43分、南原さんは若草色の着物で、羽織を着ずに登場。
南原さんの着物の若草色があまりにも目に鮮やかだったので、出囃子が何だったか聞き逃してしまいました(笑)。
いや、出囃子はなかったっけか?
う~む、それがわからなくなるくらい若草色に目が奪われてしまいました(笑)。
客席からも、南原さんが登場した時はどよめきがおこってました。
「落語初心者の南原です」という挨拶の後、末廣亭には前に一度出てショートコントをやったことがある、初め会った木久蔵師匠に「それ以来だね」と言われた、などなどのマクラの話が約10分。
本題の『仔猫』は、32、3分で、ほぼフルバージョンだったと思います。
おなべが登場する場面や、旦那さんと番頭さんのやり取り、番頭さんが暇を出すことをなかなか言い出せずに同じ話を繰り返す場面などは、お客さんを大いに笑わせていましたし、おなべが独白する場面などはじっくり聞かせてました。
あ、それから、今回は大銀座落語祭の時のようにサゲの台詞を噛むこともなく、無事終わりました(笑)。

トリは、9月に真打昇進して二代目木久蔵を襲名する林家きくおさんの落語で、"花だより三人会"は20時53分に終了。

私の席は前から4列目だったので表情や仕草もよくわかり、南原さんの『仔猫』を十分堪能できました。
私が個人的に良かったと思ったのは、憚りで月を見上げると龍のようにも見え・・という、綺麗なような汚い話(笑)の場面。
この場面は、大銀座落語祭りの時も、良いな~と思いましたが、思わず情景が目に浮かぶ南原さんの仕草と喋りで、今回も良かったです。
ということで、簡単ではありますが、こんな感じでしたということで。

あ、それから、書き忘れましたが、三宅裕司さんから大きな白い胡蝶蘭(かな?)が届いてました。
あと、谷村新司さんがいらっしゃってました。
仲入りの時トイレに行こうと思い館内をうろついていたら、どこかで聞いたことがある甘い声が???
振り返ったら、目の前にチンペイさんが立ってました(笑)。
谷村さんを初めて生で見る場所が、まさか末廣亭だとは思わなかったな~(笑)。



大銀座落語祭2006 ナンちゃんの落語会

2006年07月18日 | ウンナンあれこれ
今年も行ってきました、大銀座落語祭・ナンちゃんの落語会。
客席は浴衣姿の女性もいたり、お笑いマニア、いや、オタクっぽい人(笑)もいたり、老若男女で満員でした。
私の席は前から4列目のちょい左の方。
安田大サーカスのヒロくんが、ひと際大きく見える席でした(笑)。

まずは、第一部「旬のお笑い!」
"磁石"というコンビは全く知らず初めて見ましたが、オーソドックスな漫才で、普通に面白かったです。

キングオブコメディは、コント、トーク(人力舎の宣伝・笑)、そして又コント。
う~む、どういう構成なんでしょう?(笑)
でも、コントは面白かったですし、「理不尽は理不神っていう神様みたいじゃない?」というのに、ちょっと笑ってしまいました。

江戸むらさきは、ショートコントを・・・何本やったんだろう?
テンポよく続くショートコントは面白いな~。
中でも印象に残ったのは、「わんこそば時々ラーメン」(笑)。
爆笑するネタではありませんが、テンポのよさとクダラなさに思わず笑ってしまいました。

安田大サーカスは・・・何ンと言いますか、クロちゃんのすべり芸と、ヒロくんのハプニングがすべてという感じでした(笑)。

最後はマギー審司さん。
あいかわらず面白い漫談です(笑)。
もちろん、ラッキーもダンスを踊ったり催眠術にかかったりで、あっという間の2時間30分でした(笑)。

15分間の休憩のあと、
第二部「ナンちゃんの落語会」。
前座の古今亭ちよりんさんの落語のあと、パイプ椅子が二つ用意されて、まずは南原さんが登場。
南原さんの着物の色は、藍白、いや、瓶覗、いや、水浅葱、いや、浅葱・・・とにかく、薄い青系でした(笑)。
羽織も同じく青系の、着物より濃い色のもの。
マイクのスイッチを入れ忘れて喋り始めた南原さんは、さすがハプニング王です(笑)。
そして、袖の向こうに小朝師匠が居たらしく、ちょっとビックリしてる様子の南原さんでしたが、続いて登場した正蔵師匠もマイクのスイッチを入れ忘れ(笑)。
そんなこんなで、なごやかに二人の対談がスタート。
今回やる『仔猫』のために初めて稽古をつけてもらい、正蔵師匠の家まで行ったそうですが、その正蔵師匠の家には、ドラマ『三平物語』の撮影のために菊川怜さんが居て、南原さんはビックリしたそうです。
家の中に舞台があり、そこで稽古をつけてもらったそうですが、正蔵師匠からは「やってみて」と諭すように言われ、何か部活の先輩のようだった、とのことでした。
で、正蔵師匠は、南原さんの『仔猫』は面白くてキュート等々、やたら褒めまくります(笑)。
南原さんは、こうやって対談をしてるのはハードルを下げて観てもらうためなのに、ハードルを上げてどうすんですか、と、マジ慌て(笑)。
それでも正蔵師匠は、「ダンスに狂言、そして落語も・・」と、さらに追い討ちをかけますが、南原さんも負けじと、正蔵師匠は「これからの江戸落語を引っ張っていく」と、お互いを褒め合ってのハードルの上げ合いトークをしてました(笑)。
そんなこんなで約15分ほどの対談も終わり、正蔵師匠から「準備もあるでしょうかから」と言われた南原さんは、「水飲んで目薬さします」と言いつつ袖のほうへ。
ひとり残った正蔵師匠は、南原さんの『仔猫』はホントにキュートですから、と、今度はハードルを上げるのではなくフォローするように話して、2つのパイプ椅子を自分で持ちながら退席。

出囃子にのって登場した南原さんは、まずは、『日本語王』でもやっていた、「下駄を預ける」や「とりをとる」、「銀ブラ」や「銀座」の語源について、あとは鶴光さんの話などをあれこれと。
そして、いよいよ本題の『仔猫』。
田舎娘のおなべは、器量は良くなくお饅頭を荷車で引いたような顔をしていますが、奉公先では誰よりも良く気の付く、そして力持ちの働き者。みなから可愛がられますが、どうやら夜な夜な店を抜け出して何やら怪しげなことをしてる様子・・・。
私は事前に、米朝師匠の『仔猫』を聴いていたのですが、おなべ、旦那さん、番頭さん、そして使用人数人、と、意外に登場人物が多くて演じ分けるのはけっこう難しそうだな、と思ってました。
が、南原さんはそれぞれのキャラをちゃんと演じ分けてました。
中でも、おなべは可愛いい、いや、キュートな(笑)憎めない娘さんのキャラとして登場し、面白くていい感じでした。
あとは、聞かせるとこはちゃんと聞かせ、繰り返しのギャグ(とは言わないか・笑)、番頭さんがおなべに暇を出そうとしてるのになかなか言えないで、何度も同じ身振り手振りをしてるとこなどは大笑い。
そして、米朝師匠の『仔猫』では、サゲの台詞は番頭さんが言ってましたが、今回は、おなべが「はい、昼間は猫かぶってました」。
サゲの台詞を番頭さんが言うのと、おなべが可愛らしく言うのとでは、話全体の印象がぜんぜん違うものになってた感じだな~。
個人的には、おなべが言うほうが、キュートで好きです(笑)。


南原さんの落語は上手いのかどうなのか、素人の私には判断することはできませんが、あっという間の40分。
笑いながらも話に引き込まれ、楽しい時間を過ごすことができました。
と言いつつ、現代狂言の時もそうだったのですが、南原さんの舞台、特に本職ではないことをやる時には、楽しみよりも心配のほうが先に立ってしまい、自分でも困ったもんだと思っております(笑)。
例えるなら、授業参観に行く親の気持ち、とでも言うんでしょうか(笑)。
「うちの子は大丈夫かしら? 間違わずに出来るかしら?」ってな感じ。
もちろん、"うちの子"はいつもちゃんと出来て、要らぬ心配、取り越し苦労なんですが(笑)。
あ、でも、今回サゲの前にちょっと噛んでましたね(笑)。
ま、それも"うちの子"の持ち味、ということで(←親バカ発言・笑)。

ってな具合に、なんやかんや言いながらも、面白かった「ナンちゃんの落語会」でした。
また来年もやるのかな?
その時は、ぜひ行きたいと思っています。
楽しみです。



また行ってきました。

2006年07月16日 | ウンナンあれこれ
いや~暑い一日だったな~、という話ではなく、行ってきました、ナンちゃんの落語会。
マイクのスイッチを入れ忘れて登場した南原さんと、同じくマイクのスイッチを入れ忘れた正蔵師匠のハードルを上げ合う対談(笑)もあったり、キュートな(?・笑)『仔猫』を聴けたりで、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
詳しい感想は、日を改めて書こうと思っています。

ところで、帰宅して26時間テレビを見ていたら、銀座からの中継が!?
あれ、ついさっき見たばかりの和光が映ってるぞ、と思ったら、大銀座落語祭の打ち上げ現場に濱口君が行ってました。
打ち上げ現場の様子はほんの少ししか映ってませんでしたが(26時間テレビといえばもちろん鶴瓶さんメイン・笑)、南原さんの姿も隅のほうに少し映ってました。
南原さんは、隣に座ってた花縁さんと話していたように見えましたが、小さかったですし、後ろ姿だったので、もし間違っていたら悪しからず、です。


UN温故知新

2006年05月26日 | ウンナンあれこれ
もうすぐドイツW杯。
ということで、その昔の『A.N.N.』から"アメリカW杯・アジア最終予選話"を、
別のブログにおこしてみました。
ちなみに、この日の放送は、あの"ドーハの悲劇"の、約一週間前。
かなり時代を感じさせるトークですが、内村さんも南原さんも、にわかサッカーファンになって熱く語ってます(笑)。
興味のある方はこちらからどうぞ。
サイドバーのブックマーク、UN温故知新からも行くことが出来ます。



日経新聞に南原さん

2006年04月19日 | ウンナンあれこれ
4月18日の日本経済新聞の夕刊(生活面・13面)に、『こどもと育つ』と題した、南原さんが子育てや家庭のことを話してる記事が載ってました。
紙面の1/6ぐらいを割いた記事で、かなり大きめでした。
写真は白黒で、スーツを着て笑顔の南原さん。
記事の内容は、
「四十歳は二度目の二十歳」という言葉を誰かから聞いたことがあるが、四十歳の時に生まれた彼(優世君)のおかげで、ようやく大人の仲間入りを果たせたような気がする。
奥さんの妊娠がわかった時、病院から「二ヶ月ですって」と電話がかかってきて頭が真っ白になり、普段はしないのに家の前まで奥さんを出迎えた。
生まれたばかりの息子を抱くと不思議と気持ちが落ち着き、初めて経験した感覚だった。
生活のリズムが変わり、以前は夜型人間だったが、今は仕事で遅くなっても朝七時に起きて家族でご飯を食べる。午前中は息子とボール遊びをしたり木々を見たりして、息子が昼寝する頃に仕事に行く。
妻の負担を考えてお風呂に入れたりおむつ交換をするが、最初の頃はぐったり疲れていたけど今ではあっという間。
四、五ヶ月の頃不注意で車のドアに足を挟んでしまい、病院の待合室で「優世、ごめんね」と謝ると、彼はいつもの遊びだと思って笑いかける。落ち込んで実家に電話すると、「そうやって親になっていくんだから」と母親に言われた。
最低限の礼儀などのしつけも大切だろうが、できるだけ口は出したくないと思っている。息子にはポジィティブな言葉をかけてあげる。ボールを投げたら「すげー」とすかさず褒める。両親も自主性に任せながらいつも応援してくれた。僕も息子を俯瞰して見守る存在でいたいと思っている。そんな「父親の背中」を見て、彼も学んでくれるんじゃないかな。
というものでした。


QJ

2005年12月15日 | ウンナンあれこれ
945円(税込)はチト高い!と思いつつも、買ってしまいました、『クイックジャパン』。
映画『ピーナッツ』の話だけではなく、高須光聖さんのロングインタビューでは、『夢逢え』や『やるやら』の話などもあり、読み応え十分。買って損なし、です。
それから、A.N.N.のディレクターだった安岡さんの話も載っていました。
「ハガキを送る側も、同じ感覚を持った彼ら(ウンナン)を「仲間」として認めた上で、むしろオモチャにして遊んでいたようなところがありました」という安岡さんの言葉に、大いに納得。
ウンナンだけではなく、安岡さん自身も嫁さんネタで遊ばれてましたし、トーマツっちゃんは子供が出来たら勝手に、トーマツ・エジソンって名前を付けられるし、屈託のない笑顔のイオリ君。病気ネタで遊ばれてた藤井青銅さん(笑)。
二代目Dのテッシーに至っては、左遷ブッ飛びテッシー、とか時計が逆回転とかさんざん言われ、挙句の果てにはパンツ一丁で外を走らされてたりもしてたっけ(笑)。

オモチャにして遊ぶ、というのは、決してバカにしているわけではなく、ツッコんで茶化すことで一緒になって面白がる、ということなんですけどね。
私自身、今でもウンナンの二人に対しては、そんな感覚があるわけで。
ツッコんで面白がることが礼儀であり、真面目に褒めたりしたら逆に失礼なんじゃないかなって(笑)。
ただ、これは当時リスナーだった人にしかわからない感覚かもしれませんし、文字にしてツッコミの言葉を書くと微妙なニュアンスが伝わらず、単に悪口を書いてるようにも受け取られかねないわけで。
その辺のところが、ブログを始めてからの悩みの種でもあります。

先日最終回を迎えた『義経』も、「真面目に褒めていいのかな~?ちょっと照れくさいな~」と思い、ついついツッコミどころを探して茶化したくなるのですが、「それをそのまま書くと、ひんしゅくを買いそうだな、困ったな~」と思いつつ、感想を書いてました。
沙悟浄の内村さんも、「なんで変なビジュアル系バンドの人みたいな格好してんの?」ってツコミたいのですが、これも文字にすると、単なる悪口みたいだし、困ったもんであります。

私にとってのウンナンは、ちょっと歳の離れた親戚のあんちゃんであり、安岡さんの言うように「仲間」でもあります。
もちろん尊敬もしてますが、崇め奉ってないことだけは確かです(笑)。
このへんの感覚と、素直に言えない愛情表現。ちゃんと伝わってるのかどうなのか。
文章を書くのは難しいっす。


UN温故知新

2005年11月23日 | ウンナンあれこれ
『ウンナンタイム』で何度か出てきた、
南原さんが、奥さんが居ない間にHなビデオを見ようとしたらビデオデッキを壊してしまった、という話。
その昔の『A.N.N.』でも話してましたので、別のブログにおこしてみました。
興味のある方はこちらからどうぞ。
サイドバーのブックマーク、UN温故知新からも行くことができます。