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Untersee-Boot

あるいは感想記として

行ってきました、内子座

2019年03月27日 | ウンナンあれこれ
3月24日に愛媛県の内子座で行われた、『あんまと泥棒』の公演へ行ってきました。

              


この日一日限りの公演、『HUG』で大いに楽しませてもらった近藤さんとのお芝居、しかもそれがあの内子座で行われると聞いたら、参戦しないわけにはいきません(笑)。
出演者の息遣いや表情までも手に取るようにわかる、ライブ感抜群の素敵な小屋で、大いに楽しんで参りました。

           

今回の舞台は、最初に南原さんの落語『犬のブチ』。
続いて、近藤さんと南原さんの二人芝居『あんまと泥棒』という二部構成。

パンフレットによると『犬のブチ』は「お芝居の序章の様な新作落語を」ということで作られたとのこと。
発芽の会などでお芝居のことは知らずに聴いた時には、『死神』に着想を得た噺なのかな??と思っていたのですが(それもあるかもですが)、『あんまと泥棒』の前に聴くと、確かにこれは今回のためにつくられた話なのだと納得。
そして、二部構成の序章としても、とても良く出来た噺だな~と大感心でした。
序章でもあり、スピンオフ的な作品でもある『犬のブチ』(何故このタイトルなのかも今回納得)があることで、『あんまと泥棒』がより重層的な話になっていて、この構成を考えたプロデューサー氏や演出家に脱帽。
そして、プロデューサー氏などの要望に見事に応え『犬のブチ』を創作し口演もした南原さんは素晴らしいな~と改めて思いました(パンフレットには安請け合いして後悔したと書いてありましたが・笑)。


           


定時より1分ほど遅れて開演。
定式幕が開くと舞台上には一段高い高座が用意され、"南原清隆"のめくり。
♪金毘羅船船♪の出囃子にのせ、お馴染みの若草色の縞の着物(羽織あり)を着た南原さんが下手から登場。
「ナンチャン!」というかけ声も飛んでいて(12時の回)、最初からかなりいい雰囲気でした(笑)。
マクラでは、生で南原さんを初めて見た人は?という定番の話がありつつ。
12時の回では、前日の夜に内子に来て地酒の吹毛剣(すいもうけん)を呑んだという話(吹毛剣は現代狂言の時も地元ネタとして出てきてたな~)に続き、宮崎に行ったときに訪れたお寿司屋さんでリアクションに困った・・という話から本編へ。
15時30分の回では、「12時に初日を迎え、15時30分に千秋楽です」という話で笑いをとりつつ(笑)、あだ名の話に。
内村さんは帰省王、南原さんは黒髪王だが、実は・・・という話。
これ、発芽の会でも話してたけど、客席が微妙な感じになるのでマクラとしてはどうなんだろう?という気がしますが(笑)、とまれ、こちらもリアクションに困るという話から本編へ入っていきました。
『犬のブチ』の内容は割愛しますが、これまで聴いた噺と基本的に同じで、『あんまと泥棒』に関わるエピソードが新たに加わってました。
落語はマクラを含めて約25分(15時30分回は3分くらい短め)でした。



南原さんが出囃子とともに退場し定式幕が閉じると、場内が暗くなりピンスポだけに。
照明が消えただけではなく、二階のカーテンもサッと閉められ、小屋の中は一変して月あかりの夜の風景に。
そして、花道から近藤さんが登場して『あんまと泥棒』の始まり始まり・・・。
こちらも、内容は割愛しますが、お芝居と、素の近藤さんと南原さん(に戻ったような芝居)が入り交じった舞台は最初から大笑いの連続。
さらに、前述した通り序章としての『犬のブチ』が物語に深みを与え、笑いながらも大感心でした。
舞台と客席が近い内子座なので、ただでさえライブ感満載なのですが、あんまの南原さんは客席に「おっとっと」という感じで入っていき、お客さんとの交流も(笑)。
もちろん台本や演出通りなのだと思いますが、お客さんが相手なので、12時の回と15時30分の回では台詞や、やり取りも違いました。
でもそこは南原さん、上手いこと笑いに変えていて流石・・というか、このへんはお手の物という感じでした。

それから、今回の配役を最初に聞いた時は、二人の役は逆じゃないのかな?とも思いましたが、ずる賢くて裏表があり過ぎるあんま役の南原さんと、人の好い泥棒役の近藤さんは、それぞれはまり役だったように思います。
今回の舞台では、物語の回し役は基本的に近藤さんが担ってましたが、とても上手くて安心して観ていられました。
南原さんも自由にあんま役を出来たのではないかな?という感じ。
現代狂言や古今狂言会の新作では、南原さんが回し役&ツッこみというのが定着していますので(『ドラゴンキャッスル』では万蔵さんが回し役やってましたが、翌年は『ドラゴンキャッスル1.1』として役柄を入れ替えてますし)、南原さんが自由に振る舞える役を見れるというのは嬉しい限りでした。
もっとも、コンビならば、回し役&ツッこみの内村さんに自由にボケる南原さんという構図を普通に見ることが出来るのですが、それが新鮮に感じてしまうというのがちょっと残念・・・この話をすると長くなりそうなのでこれくらいにして(笑)。

お芝居の中では、南原さんが拍子木を一本落としてしまう場面などもありましたが、そんなのはハプニングに入らず無問題(笑)。
近藤さんと南原さんの掛け合いが続くなか、いつの間にか朝になり・・・。
爆笑と二人の絶妙なやり取りを楽しんでいるうちにあっという間に終演を迎えた、約55分の『あんまと泥棒』でした。


カーテンコールでは、今回も撮影タイムがありました。
挨拶だけではなく、お芝居の中の名場面を再現してポーズをとってくれたので、まるで観劇中のような写真も撮れてビックリ。
南原さんいわく「次回公演実現のために宣伝してください」とのことでしたので、ネタバレな写真もありますが、悪しからずご了承ください。



           

           

           

           
(ツイートでは、二人で深々と礼をして幕が閉じたとつぶやいてしまいましたが、実際には最後は二人とも手を振りながらの退場でした。失礼しました)



12時の回はカーテンコールは一回。
15時30分の回は、カーテンコールは二回でした。
近藤さんは「(内子座で公演が出来て)役者をやってて良かった」。
南原さんは15時30分の回では、公演実現のために尽力してくれた皆さんにお礼の言葉を述べ、その方々にお客さんを含め皆で拍手。
最後も大きな拍手のなか大団円で幕を閉じた『あんまと泥棒』でした。





内子座では今回の公演のチラシを手に入れることが出来ましたが、チラシとは言えないくらいとても良い紙を使っていてビックリ。

           

これはお金がかかってます(笑)。
そして、パンフレットもカラーのとても立派なものでした(見開きで全体が見えるようになってます)。

           


カテコで南原さんも言ってた通り、多くの方々のおかげでこんな立派なチラシやパンフレット、そして素晴らしい公演が実現できて、改めてありがとうございます、であります。
(終演後、内子座の楽屋口の前を通ったのですが、このとても素晴らしいフクロウの版画を制作した、石村嘉成さんが楽屋を訪れて近藤さんとお話をしているところに偶然出くわしました。石村さんは「笑い過ぎて息をするのも・・」。近藤さんは「素晴らしい絵を・・」というような話をしてました)




今回は、南原さんは落語を口演したり、お芝居の中でも台詞が多かったり大変そうではありましたが、南原さんの良さが存分に発揮されており、ファンとしてはとても満足な舞台でした。
それだけに、一日限りというのはもったいないな~。
でも、内子座という魅力的な小屋で行われる、一期一会の舞台だからこそ感じる面白さや素晴らしさもありますので・・・う~む、難しいところです。
とまれ、今回限りではなく、近藤さんと南原さんの次回公演があることを願いつつ(また内子座行くのか!?笑)。
大いに笑った90分弱。余韻に浸りながら家路についた内子座公演でした。









ここからは余談を少し。

今回も、四国へはもちろんサンライズ瀬戸で行って(帰って)きました(笑)。

           

こんな機会じゃなければなかなか乗ることもないので(3度計5回乗ってますがいずれも南原さん関連・笑)、お芝居だけではなく電車旅も十二分に堪能してきました。

           


              


瀬戸大橋からの日の出は何度見ても良いな~。

              


内子駅に着くと、SLがお出迎え。

           



そして、内子座の近くにある郷之谷川の枝垂桜がちょうど見ごろでした。

              

前回、現代狂言を観に来たのは3年前の3月13日。
その時とは10日くらいしか違わないのに、景色が一変しておりビックリでした。


それから、公演の合間には内子町の散策も。

           

町のそこここに『あんまと泥棒』のポスターが貼ってあり、内子座を町全体で盛り上げているのを実感しました(かなり小さくてわかりにくいですが・笑)。
それから、昔ながらの町並みも散策もしたりして

           

何もかもみな素晴らしい旅でした(めちゃくちゃ眠い以外は・笑)。




行ってきました、千秋楽

2019年03月02日 | ウンナンあれこれ
宝生能楽堂で行われた、古今狂言会の千秋楽公演へ行ってきました。

              

昨日まで3日連続で「ヒルナンデス」をお休みしていた南原さん。
今日の公演は大丈夫なのかな??と心配をしていたのですが、元気な姿を舞台上で見ることが出来てひと安心でした。
いつもは最初の挨拶で南原さんが登場するのですが、この日は万蔵さんが登場してビックリ。
でも、すぐに南原さんが出てきて「病み上がりの南原でございます」というご挨拶(笑)。
いつもより声が出ていないような気もしましたが、お元気そうで何よりでした。
で、病み上がりなので「蚊相撲」には出演しないというお知らせなどありつつ、体調についての話も。
急性扁桃炎になってしまったそうで、高熱が出てフラフラに。
南原さんいわく「最高記録が出ました」とのこと。
万蔵さんから「何度?」と訊かれると「39.8度」と答えていた南原さんでしたが、万蔵さんからは「大したことない」と冷たくツッこまれていて思わず笑ってしまいました(笑)。
平熱が35度代の南原さんですから、39.8度というのはかなりの高熱ということなのでしょう。

続いて、万蔵さんから「「蚊相撲」の稽古を一生懸命やったのに・・」という話になると、南原さんは「蚊の鳴くような声になりました」(笑)。
残念ながらドクターストップになってしまったが、新作の「クローン人間」には出演する、という話から、「(新作は)くだらないですよ」「(万蔵さんと南原さんは二人とも昭和)40年生まれ、53歳と54歳」と嬉しそうに話していた万蔵さん。
その無邪気な万蔵さんの姿が、おかしいやら微笑ましいやらでした(笑)。
で、こんな話をしているうちに、登場したときよりも元気な様子の南原さんに、万蔵さんは「声出てる」。
南原さんも「だんだん声が出るようになりました」「やりますよ!」。
ちょっとカラ元気なような気もしましたが、それでも舞台上で話しているうちに声が出てくるところなどは、さすがという感じでした。

万蔵さんと南原さんのかけあいの挨拶が8分ほど。
その後、大野君が登場して、この日の演目のあらすじを紹介して本編に。



「蚊相撲」
蚊の精が当たり前のように登場して相撲を取って血を吸っちゃったり、「江州は蚊どころじゃ」という台詞を大真面目に言ってみたり(笑)、古典は面白くてなんて自由なんだ!?というのを実感できる演目。
今回は南原さんに代わり河野祐紀さんが出演していましたが、お面をつけての発声などは流石という感じでした。


「舟ふな」
以前、南原さんも演っていた演目ですが、ほぼブロの狂言師の石井ちゃん(笑)の主人もとても面白くて良かったです。


「クローン人間」
あらすじなどは割愛して今回は、ちょっとした感想だけ。
南原さんらしい脚本で面白く、終始大笑いでした。
でも、全体的に古今狂言会の新作は前回も今回も万蔵さん的な世界観の作品という感じかな。
あくまでも狂言をベースにした新作なので、常に前のめりに新たな表現方法やテーマにチャレンジし続けた現代狂言の新作を観続けてきたものとしては、ちょっと物足りなさも。
演目の長さも30分くらいで狂言としてはちょうどいいのだと思いますが、新作としてはちょっと短いな~もっと観たかったな~というのも、物足りなく感じる要因の一つに。
♪友達よりクローン人間♪という歌などは、音楽があったほうがより盛り上がると思いますし(笑)、カーテンコールの盛り上がりは楽士のお二人がいてこそ。
とはいえ、古今狂言会の新作も面白くて好きなので、今度は是非、「古典」「新作狂言」「現代狂言(新作)」という会を観られたらうれしい限りです(南原さんはかなり大変だと思いますが)。

詳しい感想などはいづれまた機会がありましたら・・・。




最後は、またまた南原さんがご挨拶。
いわく「病み上がりでご迷惑をおかけしましたが、自己ベストが出ました」とのことでした(笑)。
万蔵さんの挨拶では、「蚊相撲」の相撲と取る場面を南原さんにやらせます、と言い、急遽南原さんと万蔵さんが相撲の場面を実演。
南原さんは病み上がりとはいえ、稽古を重ねてきただけあって堂に入った蚊の精を演じていましたが、本来はお面をつけてやるところをお面なしでやっていて、得意の顔芸が炸裂(笑)。
うちわで仰がれると右往左往してしまう蚊の精を、表情豊かに演じる南原さんを見れたのは僥倖でした。
ちなみに、そんな南原さんに万蔵さんは「なんであんな顔」、石本君からは「顔が目立ってた」とツッこまれてました(笑)。
あと、石井ちゃんからも挨拶があり、最後は南原さんから「新しいことを・・」という話が。
何かと思ったら、写真を撮ってSNSにUPしてくださいとのこと。

           

初めてのことで、ビックリしましたが、うれしいサプライズでした。
最後は、「来年も元気にお会いしましょう」という南原さんの言葉などがありつつ、16時2分に終了。



南原さんの体調は大丈夫なのかかなり心配をして観に行った古今狂言会。
最初のほうは声もちょっと出てないようだし、ハラハラしていたのですが、終わってみれば大団円。
会場は大きな笑い声。客席にいたチビッコも大きな声で笑ってましたし、とても楽しい2時間でした。
南原さんは無理をしていた部分もあったかと思いますので、ゆっくり静養していただければと思います。



              

           


あ、それから、今日は、現代狂言でお馴染みの楽士の和田さんが観にきてました(あと、私は見かけませんでしたが滝ちゃんも観にきてたようですね)。



行ってきました

2019年02月17日 | ウンナンあれこれ
高根沢町民ホールで行われた、古今狂言会の栃木公演へ行ってきました。

             

           


南原さんは、冒頭の挨拶でマイクのスイッチを入れ忘れるというハプニング(笑)。
相変わらずだな~と思わず笑ってしまいましたが、狂言のほうはハプニングもなくひと安心でした(笑)。
昨日は美浜町で公演があり、電車を3本乗り継いで夜の10時過ぎに宇都宮に着いたとのこと。
家にも帰らず前乗りしたのか~!?ご苦労様であります。
で、道中、お酒や食事をしてお腹がいっぱいだったけど宇都宮に着いたら餃子をペロッとたべちゃいました、という話をすると、客席からは大きな拍手。地元ネタでつかみはオッケーという感じでした(笑)。
あとは、お馴染みのアンケート。
高根沢町民ホールのお客さんは生の南原さんを見た人は9割7分2厘で(壇上の南原さん調べ)、お初にお目にかかりますの人がほとんどでした。
(狂言を初めて見る人は7割8分2厘でした・笑)
南原さんの挨拶は7分ほどで、その後大野君が登場し、今回の演目のあらすじを紹介してました。


まだ公演が残っているので、詳しい感想などは割愛しますが、古典の「蚊相撲」面白~い!!(笑)。
古典恐るべしという感じでした。
新作の「クローン人間」も面白かったですが、あっという間すぎてもっともっと観たかったな~・・等々、そんなこんなの話はいづれまた。



最後は、一同が勢ぞろいして、南原さんと万蔵さんの挨拶があり、大団円で幕を閉じた古今狂言会栃木公演でした。

           

           



あれこれ

2018年09月16日 | ウンナンあれこれ
お久しぶりでございます。
ご無沙汰している間に、秋の気配を感じる気候になった今日この頃。
あの暑い夏の頃には、24時間テレビでポケビが登場したときの南原さんの顔芸があったり(笑)、有吉さんとの二人旅で南原さんの老眼が発覚したり(笑)、27時間テレビでは村上君と以前と変わらず息の合ったやり取りがあったりしましたが、これらについてはすでに色々な方が感想をつぶやいており、わざわざ私が感想を書くまでもないかな~という感じも。
ただ、気になることもいくつかありましたので、細かいことをちょこちょこと。



24時間テレビで、ポケビが登場し唖然とした顔をしていた南原さん(笑)。
てっきり知っていてあの顔芸をしたと思っていたのですが、どうやら本当に知らなかったようで(それであの顔が出来るというのもすごいですが・笑)。
ネットなどでは事前に情報が漏れ伝わっていましたが、現場にいると逆にわからなかったのかもしれません。
で、ポケビが歌い終わり、水卜ちゃんに促され三人のもとへ行く南原さんでしたが、この時の水卜ちゃん、ぴょんぴょん跳びはねながら南原さんの背中を押していて、この場面は何度見ても頬が緩んでしまいます。
これほどわかりやすく嬉しさが行動に出ちゃうアナウンサーも他にはいないんじゃないかな(笑)。
このへんが水卜ちゃんが愛される理由なのかもしれません。


『人生を変えてくれた人』。
大林監督とのこんないい話を、なんで朝の7時30分に放送してるんだ!?という疑問と憤りもありますが(笑)、それはそれとして。
この中で、南原さんが尾道に行ったときサインとともに"大林組"と書いていたと紹介されていましたが、『水の旅人』にほんの少し出てましたので、あながちウソではないわけで(笑)。
ちなみに、このときのサインの日付は'94,7/3。
この少し前の'94,3/7に放送の『お茶とUN』に富田靖子さんが出たときにも「俺も大林組だから」みたいな話をしていたので、この頃は"大林組"というのが南原さんの中で流行っていたのかもしれません(笑)。
(話はちょっとそれますが、尾美としのりさんや小林聡美さん、富田靖子さんら大林組の人たちがゲスト出演した回の『お茶とUN』は漏れなく面白かったな~)

あと、大林監督が『その日の前に』で南原さんをキャスティングしたのは、『Get』を見ていた監督が「ナンチャンがいるじゃない」と決めたんじゃなかったっけ?
それから、番組では紹介されてませんでしたが、大林監督と南原さんは『その日の前に』のロードショーが終わった後も上映してくれる映画館へ、舞台挨拶で全国各地を回ったりしてましたので、"大林組"の絆は伊達じゃありません(笑)。


そして、そんな大林監督と南原さんのVTRと『ヒルナンデス』の南原さんを見て号泣する水卜ちゃん(笑)。

水卜「ヒルナンデスでの南原さんの、あの素敵なリーダーの姿を思い出して、またなんか悲しくなって・・」
南原「いや、死んだわけじゃないんだから。大丈夫、生きて・・明日もやるんだから生放送を」
羽鳥「ミトちゃん、南原さん元気よ」
水卜「良い人だった(泣き笑い)」

最後の「良い人だった」は敢えてに過去形にして笑いを取ってたような気がしますが(笑)、咄嗟に出た「悲しくなって」というのはどういう意味だったのかな??
『ヒルナンデス』で過ごした南原さんとの日々は忘れがたいということなのか・・・。
とまれ、このゴールデンコンビの南原さんと水卜ちゃんで何か番組を(トーク番組とか)是非ともやって欲しいものです。


あとは・・天野君のナレーションは良かったけど、ちょっと気取って声出してるかな?という感じも(笑)。
それから、水卜ちゃんがSSサイズのTシャツを着ていたのは、この朝の時間帯だったと思います(笑)。



『ナンチャン&有吉おじさん2人旅』
ロケの目撃情報を目にしたときは、てっきり今年は『ヨルナンデス』があってそこで放送されると思っていたのですが、まさか通常放送で流れるとは!?
もったいないような、でも、まるまる2時間ロケが見れてよかったような・・いずれにしても、とても面白くて大満足でした。
細かい話は割愛しますが、南原さんもいよいよ老眼になったのですね(笑)(ネタかと思っていたら、どうやらこれも本当だったようで)。
以前、『ウンナンさん』(『UN街』だったかな?)で内村さんが老眼でハガキを遠くにして読んでいたのに驚いてた南原さんでしたが、あれから15年近くの月日が流れ、とうとう南原さんも老眼仲間に(笑)。
これで老眼は、二人のあるあるネタになったということですね(二人で会って話をしてればですが・泣)
ちなみに、私もすでに仲間入りをしており、内村さんが『ウンナンタイム』(だったかな?)で言ってた「食事のとき近くに持ってくると何食べてるかわからない」というのを実感しているところです(笑)。
あ、あと、滝アナはまじめ・・いや、ク〇まじめだな~(笑)。
おそらく普段の『ヒルナン』のロケのように、ちゃんと情報を紹介して台本通りちゃんと進行をしなきゃ、と思っていたのだと思いますが、この日のロケは『ヒルナン』であって『ヒルナン』ではないというのを察して、柔軟に対応できればよかったのにな~という感じです。



27時間テレビ『免許皆伝』
これも何でこんな夜中にやるんだ!?贔屓目抜きにしても面白い番組なのに。
この企画は27時間テレビで夜中にやってるなんてもったいないので、年2~3回特番でやってもいいのではないかと思いますが・・・この話はとりあえず置いといて。
南原さんと村上君は旧知の間柄だけに息もぴったりで、南原さんのトークもいい感じ。
波酔いした青木愛さんに対しては「行く前は自信満々だったけど、波酔いした後は大失恋したみたい」。
乱獲防止のため赤、青、緑など色とりどりのレオタードを着ている海女さんを見て「ああやってキャッツアイになってるわけですね」「アワビ12個いただきよ」
にぎやかな海女さんたちを見て「船の上でも女子会してるんだろうね」
などなど、面白トーク満載で、返す返すもこれが夜中の放送だったというのがもったいないことであります。




・・・まだまだ書き残したことがあるような気もしますが、今回はこのへんで。



あ、それから、DANCE☆MANの20周年記念ライブは、最初はどうしようかな~と思っていたのですが、チケットが追加販売をされたのを見て、やはり行くことに。
どういう感じなのか・・雰囲気に馴染めるのか心配ではありますが(笑)、兎にも角にも、楽しみにしたいと思います。




行ってきました、発芽の会

2018年03月26日 | ウンナンあれこれ
東京育成園で行われた、第三十五回発芽の会へ行ってきました。

              

南原さんは新作の「レンタル友人」を披露。

           

友人をレンタルしたらお父さんが来て・・という新作落語。
妄想話や一人芝居、顔芸など、南原さんらしさの見どころ聴きどころはありつつも、全体的にまだまだ工夫の余地ありかな?という感じ(今回は変なくすぐりもなく、その点は良かったです)。
発芽の会で南原さんの新作落語を聴くたびに思うのですが、(たぷん)ネタおろしがこの会なので、噺の習熟具合がどうしても足りなく感じてしまうのは残念なところです。
狂言のように公演数を重ねれば、それだけネタもこなれてくると思いますが・・なかなかそういう機会がないのがちょっともったいないな~と思ってしまいました。

あ、それから、まくらでは、初めての無添くら寿司話で大笑いでした(笑)。

あと、今日は現代狂言でもお馴染みの大野君と、キャラクターズライブで南原さんと息の合ったコントを繰り広げていた渡辺聖花さんが観にきてました。



古今狂言会

2018年03月18日 | ウンナンあれこれ
国立能楽堂で行われた、古今狂言会の東京公演へ行ってきました。

           


古典の「口真似」と「六地蔵」は現代狂言の時に観たことがある番組でしたが、何度観てもおもしろいな~。
さらに今回はちょこっと現代的な台詞が足されていて、古典でこんなのありか?とも思いましたが(笑)、この座組ならオッケーということなのでしょう(笑)。
(「六地蔵」で南原さんが地蔵の説明を滔々としたあとの、「昼間忙しいのによくおほえたの」という万蔵さんの台詞はものすごく自然で大笑いしてしまいました・笑)


           

新作「AI」は、新しい物好きの南原さんらしい題材だな~と思っていたら、内容もらしさ全開という感じ。
最新お掃除ロボのAIに対して、「無駄こそ華」「ずるいが人間じゃ」という太郎冠者の台詞には、「和楽の心」に通じるおおらかさといますか、南原さんの変わらぬ人間観を見てとれてとても良かったです。
それから、パンフレットには「太郎冠者とAIの配役は普通は逆と思いますが」と万蔵さんが書いてましたが、いやいや、万蔵さんのお掃除ロボは適役でしょう(笑)。
登場の「茸」の動きも流石でしたし、配役はこっちで正解だったような気がします。


あとは、挨拶での南原さんと万蔵さんのやり取りも息が合っていて大笑い。
大事なところで噛んでしまう南原さんに、間髪を入れずツッこむ万蔵さん(笑)。
狂言の台詞の「こんにった」を説明していると、「気に入った」と小ぼけをいれる南原さんに、万蔵さんは「適当にあしらいましょう」とすげない返し(笑)。
カーテンコールでは一礼したあと南原さんが挨拶をしようと一人前に出たところを、後ろに引き戻す万蔵さん。
ボケ(天然)の南原さんにツッこむ万蔵さんという図式が自然と出来ていて、このへんにも長年の絆を感じました。


あとは、六世万之丞さんの声は、お父さんの万蔵さんにそっくりだな~とか、福岡パッケージさんありがとうございますとか(関係者ではありませんが・笑)、さすが国立能楽堂、着物姿のご婦人が多かったな~とか、色々ありますが、長くなりそうなのでこのへんで。

お客さんの「面白かった」という声を聞きながら家路についた夕暮れ前でした。


あ、それから今日は、現代狂言でお馴染みの、森君が観にきてました。



スバル座

2018年01月27日 | ウンナンあれこれ
先日「花筐」を観てきました。

              

これは青春を描く映画であると同時に、大林監督のイマジネーションをそのままスクリーンに映し出したもの。
だからすべてウソであり、すべてホントの映画・・・。
懊悩、不安、焦燥、衝動、官能、純潔、不純・・・観終わって、さまざまな場面を思い出すたびに、新たな思いに駆られ余韻から抜け出せない傑作でした。

あの場面のあれが・・等々、具体的にもっともっと語りたいこともあるのですが(笑)、これから上映する地域もありますので、このへんで。
一つ言うなら、役者さん(というか登場人物)が、すべて皆良かったな~。
もちろん、南原さんも(笑)。
南原さんの出演シーンはまばたき厳禁という感じでしたが(笑)、パンフレットの「物語を彩るひとびと」にもちゃんと載ってました(笑)。



末廣亭 1/11

2018年01月11日 | ウンナンあれこれ
末廣亭正月二之席初日の夜の部に行ってきました。

              

寄席は20日まで正月公演ということで、パンフレットも金色の寿仕様。
正月らしく、太神楽で獅子舞が舞台に登場したり、すず風にゃん子・金魚さんの漫才が予定の時間より2倍の長さになったり(権太楼師匠談・笑)、初笑い&大笑いの公演でした。

お目当ての一人の喬太郎師匠は、マクラから笑いっぱなしの15分。流石でありました。
口うるさい課長がキャバクラに行くとという新作でしたが・・・「夜の慣用句」という噺だと教えていただきました。この場を借りてありがとうございます(ペッコリ45度)。
ちなみに、喬太郎師匠は鈴本演芸場の夜の部ではトリを務めているようで。掛け持ちでお疲れ様であります。

そして、お目当ての小三治師匠。
昨年、頸椎の手術を受けてから初めて拝見しましたが、とってもお元気そうで何よりでした。
マクラの最初のほうに客席で携帯の着信が鳴る、というハプニングなどもありましたが、それも笑いに変えながらマクラを約20分。
本編は「千早振る」を約20分でした。
この噺好きなので、生で聴けたのは僥倖でした。
途中、浪曲調でうなったり、"ちはや"がふわふわと山にぶつかって帰ってきたりと(笑)、人間国宝の噺に引き込まれ終始笑いっぱなし。
寒い帰り道も、笑顔で帰途についた夜でした。



南原清隆コントライブ キャラクターズライブ

2017年10月21日 | ウンナンあれこれ
10月14日、15日に恵比寿・エコー劇場で行われた、南原清隆コントライブ・キャラクターズライブ。
簡単なレポと感想などを。

              

まずは、今回の舞台の構成。

〇型形造 ライブの注意事項の型 (4分)
オープニング 今回登場する7つのキャラをスクリーンに写真で紹介
〇栗山監督 (7分)
ブリッジ「飛行機トラブル」
〇コメンテーター黒白分二 (9分)
ブリッジ「戻って来た黒白さん」
〇回想のお兄さん (5分)
ブリッジ「飛行機トラブル2」
〇ノマド男子 (5分)
ブリッジ「ノマド男子 声優になりたい」
〇もう一花咲かせたい女 (11分)
ブリッジ「飛行機トラブル3」
〇痴漢に間違われないように日々格闘する男 (4分)
ブリッジ「飛行機トラブル4」
〇乳首課長 (9分)
エンディング リハーサルとメイキングVTR
〇生ブリッジ「飛行機トラブル5」
カーテンコール


〇は南原さんが舞台に登場するコント
ブリッジはコントとコントの合間の、声だけのもの。タイトルは適当につけました。
カッコ内の時間はおおよその目安です




かなりこじんまりとした恵比寿・エコー劇場。
客席は、初日と2日目の昼は女性が多め、千秋楽は男性客が多く半々という感じでした。

最初に登場したのは、お馴染み、型形造館長。
暗転から舞台が明るくなり、型館長のテーマ音楽が流れると、それだけで場内からどよめきと笑いが。
この時点でかなり期待が膨らみ、館長でつかみはオッケーでした(笑)。
ライブの注意事項の型はいつものことながら良くできていて、笑いながらも感心。
注意だけではなく、「(ライブは)楽しかったとツイートしましょう」「送信!」の型もあったので、ライブ後は言われた通りにツイートしておきました(笑)。

館長が退場したあとは、場内暗転。
スクリーンが下りてきて、「ネタパレ」のオープニングの音楽にのせ、今日登場する7人のキャラクターを、スライドで紹介。
この時の紹介の仕方が、テンポ良くすごく格好良く出来ていて、ワクワクが止まりませんでした。いや、ホントに。
オープニングのこの数分だけで、かなり満足してしまいました(笑)。




1番目のキャラクターは「栗山監督」。
「ファイターズ賛歌」にのせ、駆け足で颯爽と登場するユニフォーム姿の栗山監督。
いつも笑顔で礼儀正しく、記者やファンに気遣いを忘れない栗さんを、南原さんがまんま再現(笑)。
長い付き合いだけに、言葉遣いだけではなく細かい仕草や動きなどもそっくりで、さすがでありました。
で、栗山監督、何をするのかと思いきや、フリップ芸を披露(笑)。
ちょっと意外な展開に思わず笑ってしまいました。

最初にフリップに登場したのは大谷翔平選手。
監督室に呼び出した大谷選手に、(エアの)机の上に腰かけた栗山監督は「何やってんだよ!」「思い切ってやれよ」と叱咤。
でも、それでも結果が出なければ「僕が悪いんです」と自分を責める栗山監督。
これ、今年の初めあたりの「Get」で全く同じ光景を見たな~と、大笑いでした(笑)。
続いてのフリップには、中田翔選手。
中田選手にも「何やってんだよ!」「思い切ってやれよ!」と叱咤した後、「僕が悪いんです」の3点セットで締める栗さん(笑)。
で、次に誰が来るのかと思いきや、小池百合子都知事がフリップに!?
よくこの時期に俎上にのせたな~と思いましたが、小池さんは立候補はしてないのでギリギリオッケー・・なのかな??
それはそれとして。
栗山監督は、百合子も監督室に呼び出して「何やってんだよ!」「東京オリンピックを一生懸命やればいいんだよ」と叱咤(笑)。
でも、最終的には「僕が悪いんですけどね」な栗山監督でした。
その後は一転、「合コンをしてLINEを交換しないやつ(うろ覚えですが大体こんな感じ)」や、「LINEグループで急にテンションが変わる女」などがフリップに登場し、同じように叱咤と自責の栗さん(笑)
最後は「部屋についてきたのに「私そんなつもりじゃない」と言う女」にも「思い切ってやれよ」と叱咤と自責をして、栗山監督は退場。

栗山さんの(本格的な)モノマネをする南原さんは初めて見ましたが、すっかり自分のものにしていて、すでに十八番と言ってもいいかも(笑)。
フリップの展開の仕方などは意表を突かれて大笑いでしたが、ただ、栗さんの叱咤と自責の3点セットはもう一工夫あっても良かったのでは?と、思ってしまいました。




次のキャラクターが登場する前に、スクリーンに飛行機の機内の写真が映し出され、声だけのコント。
機内トラブルで出発が遅れるというアナウンスに、男二人が、松山千春さんが歌を歌ってつないでいたことを例に出し、誰かいればな~と話しているところで偶然南原さんを見つける。南原さんに「何かやれ」と声をかけると・・・。

この、コントとコントの合間の「機内トラブル」を題材にした声だけのコントは計4回(最後に舞台上に南原さんが登場するのを加えると5回)。
チー様が歌を歌ったように、機内の南原さんは♪ナンバラバンバンバン♪、はっぱ隊、ブラビ、ナンチャンを探せ、社交ダンス、狂言などを披露して、飛行機が出発するまで時間つなぎ。
今までの南原さんの歴史を振り返るようで楽しかったのですが・・・・。
男二人の、南原さんへのツッこみが、「古いんだよ」「そんなの知らねーよ」「全力だな」等々、かなり辛辣で冷笑的。
こういう自虐的なものを南原さん自身が書いたのかな?と思っていたら、初日のカーテンコールで、南原さんいわく「ナンチャンということでスタッフがいじってくれました」とのこと。
これ、スタッフが書いたのか・・・。
う~む、正直、こういういじり方ってどうなの?
そこに愛はあるのか?と感じ。
もちろん、南原さんと共に面白いライブを作ろうと集まったスタッフですから、愛はあるのだと思いますが、だとしたらもう少し違った表現方法があったのでは??と、見ていて感じました。
例えば、内村さんが南原さんをいじったら、全然受け取り方が違ったと思いますし、内村さんでなくても、天野君や名倉さんなど、南原さんと親しい人が「必死だな」なんてきついツッこみをしていたら、心置きなくきなく大笑い出来たと思います。
いや、それどころか、もつとキツくツッコミを入れて欲しいと思ったかも(笑)。
このコントを聞いてる時の居心地の悪さは、出川哲っちゃんを、良く知らないアイドルが雑な扱いをする番組を見ている時に感じるそれと同じもの。
人によって感じ方は違ったと思いますが、私は、"ナンチャンをいじる"にしても、もう少し「愛」を感じさせるやり方でやって欲しかったと思いました。




2番目のキャラクターは「コメンテーター黒白分二」
ワイドショーに出演する黒白(こくびゃく)さんは、はっきりと黒白つける男。
とある不倫疑惑についてコメントを求められても、「黒だね、いや、真っ黒だ」と断言。
ところがCM中にマネージャーから、「週刊誌に女性とホテルに入るところを撮られたとの情報がありますが心当たりはありますか?」というメールが入ると、それまでのはっきりした態度から一変、かなりあやふやな態度に。
その後も、「やっぱりガセネタでした」「SMクラブに行ったとの情報が・・・」などのメールが入ると、そのたびに態度が変わる黒白さん。最後はコメンテーターをやめると言い出し・・・・。

黒白さんは、名前の通りちゃんと黒白つける男。
なので、着てるスーツも真ん中からきっちり黒と白に分かれた黒白仕様(笑)。
髪の毛も、黒髪に白のメッシュが入っていて、徹底した黒白ぶり。
ただ、自分のことが絡むとしどろもどろになってしまう黒白さん。
そんなわかりやすい展開に思わず笑ってしまいました(笑)。
「一線?」「線にもいろいろあるからね」「くねくね曲がった線、太い線。太い線の上ならオンラインだろ」など、言い訳がましい発言の数々。
そして、それまで黒白はっきりつけていたのに、急に「グレーが良い」と言い出す、その変わり身の早さにも思わず笑。
あ、そういえば、「ファッションもグレーが良いんだよ、ジャケットは春夏秋と着られるし」「グレーはピンクにも合うね」と、ヒルナンデス仕込みの情報もさりげなく披露してました(笑)。
それから、何も言わず両手を広げてポーズを決める黒白さんに、司会役の大野君が「GLAYですね」と冷静にツッこんでたところも大笑いでした(笑)。
(続けて「私はHISASIが好き」と黒白さんが言ってましたが、初日は言ってなかった・・かな?間違ってたらすみません)

そんな黒白さん(どういう話の流れからからだったかは失念してしまいましたが)「そのほうが筋が通ってる」「筋が通ったら江戸っ子だよ、粋だよ」「江戸っ子でいかなきゃ」と、急に江戸っ子を強調。
ところが、
大野「黒白さん、お生まれは?」
黒白「市川だよ」「江戸川挟んでギリギリだよ」「風が吹いたらもう江戸だよ」
というやり取り(笑)。
千葉県の市川といえば、水卜ちゃんの出身地。
千葉へロケに行った時も水卜ちゃんは市川のことを熱く語ってましたし、先日のヒルナンデス、最後の「ふるさと納税極めるんです」でも水卜ちゃんは、ほぼ東京の市川のことを愛情たっぷりに語ってたっけ(笑)。
それを思い出し、黒白さんの口から「市川だよ」という言葉が出てきたときは、思わず顔がほころんでしまいました(笑)。

コメンテーター黒白さんは、衣装も、設定も、そして変わり身の早さも、全体的にベタな展開でしたが、それが黒白さんらしくて良かったです(黒白さんに会ったのはこの日が初めてですが・笑)。
あ、それから、黒白さんは老眼で、スマホや視聴者からのメールを見る時も、かなり離れて覗き込んでいて、このへんもかなりベタでした(笑)。




次のキャラクターが登場する前に、音声だけのコント。
ここでは、コメンテーターを辞めたはずの黒白さんが「私にも生活があるからね」と言って帰ってきて、スクリーンに映し出される人にコメントをするというもの。
宮迫さん、斉藤由貴さん、小池都知事、やすはさん、志茂田景樹さん、3色ショッピング、について黒白さんは、黒白はっきり(あるいは緑)コメントしてました(笑)。(15日は斎藤さんは抜けてました)。




3番目のキャラクターは「回想のお兄さん」
サンバイザーを斜めにかぶり、音楽にのって軽快に登場する、体操、ではなく、回想のお兄さん。
♪かいそう~のおにいさん♪かいそう~のおにいさん♪という歌にのせ、時折ひとり芝居を交えながら、ひと言ネタをテンポよく披露していたお兄さん。
あ、お兄さんと言ってますが、実際には、スマホでアプリを買おうとしたけど暗証番号を忘れて初期化されてしまったり、LINEを交換をしようとしたけどQRコードの出し方が分からず偶然出てきた時だけ交換したり、あと、飲み物を飲んで気管に詰まらせ死にかけたりと、おじさんあるあるの回想(笑)。
「誤嚥(ごえん)って言うんだよ」と明るく言うお兄さんの笑顔の裏には哀愁が漂っていて、笑いながらも思わず涙でした(ウソ・笑)
でも、全力の笑顔が逆に悲哀も感じさせたのはホントで、これも、南原さんならではのキャラだったと思います。
個人的に好きだったのは、「やわらかいペットボトルでまたこぼす」というひと言。
実際にこぼしたことはないけど、瀬良社長のCMでお馴染みのプレミアムモーニングテイーは、すごい気を遣って飲んだので、わかるわかると大納得でした(笑)。

ひと言ネタももちろん面白かったのですが、♪かいそう~のおにいさん♪が耳に残って残って。
いつまでたっても頭の中でリフレインが止まりません(笑)。
さすがダンス☆マン(作詞は南原さん)です(笑)。



音声だけのコント「機内トラブル2」



4番目のキャラクターは「ノマド男子」
パソコンを開きお互いにメールのやり取りをする、ノマドワーカーの南原さんと大野君。
「おつー」「りょ」という言葉を交え話していましたが、色々なものがアップデートされていくなか、漫才もアップデートしたほうが・・という話になり、二人は実際に会うことに。
「じかめん」では「てれー」な二人。センターマイクをはさみ、二人で漫才をアップデートさせていきますが・・・。

テンション低く二人で淡々と会話をするさまは、2017年版父さんのコップという感じ。
いや、父さんのコップをアップデートしたらノマド男子になった、と言った方がいいのかな(「誰かと思えば君じゃないか」とは言ってませんでしたし・笑)
ノマド南原さんは、漫才のツッこみに「暴力をふるい・・」と指摘したり、いきなり飲み会の会話が始まる漫才によくあるシチュエーションには「何の断りもなく・・本来なら台本を事務所に送ってもらってから」と言ってみたり、終始ローテンションで冷静なツッこみ(笑)。
そして、二人の決め台詞は「う~ん、インストゥール」(笑)。
南原さんと大野君とは現代狂言で長年一緒にやっていただけに、息もピッタリでした。
あ、でも、千秋楽には、二人で声をそろえて言う台詞が、大野「友達承認」南原「友達申請」に。
これ、どっちが間違ったのかな??
なぜかこの部分のやり取りは、全然記憶にないな~(笑)。
とまれ、この「ノマド男子」も、南原さんらしいキャラとコントでした。




音声だけのコントは、ノマド男子の続き。
声優になりたいという話になった二人。声優は鼻濁音が大事、ということで、鼻濁音の「が」を練習することに。
最初は、「んが」「んが」鼻濁音の発声をしていたましたが、次第に長い文章に。
最終的には「レディ・ガガががたがたふるえている」を鼻濁音で発音すると、瀬川瑛子さんになるということを発見した二人でありました(笑)。
ちなみに、鼻濁音については、ちょっと前の木曜ヒルナンデスでやってましたね。
あの時も、南原さんはスタジオで「んが」「んが」楽しそうにやってましたので、鼻濁音を気に入ってしまったということなのでしょう(笑)。


           


5番目のキャラクターは「もう一花咲かせたい女」
90年代に脚光を浴びたタレント、ホシザキマイ(ホシザキマヤかも)。もう一度スポットライトを浴びたいと願っているが、来る仕事はワイドショーにコメントする仕事ばかり。そこで、昨今のヨガブームにのって自身もヨガを始めようとするが・・・。

オープニング。
オリビア・ニュートン・ジョンの♪フィジカル♪に合わせ、後ろ向きで体を左右に揺らす女性・・・。
やけに背が高くてスタイルの良い女性だけど誰だろう?と思っていたら・・・南原さんでした(笑)。
う~む、これはバックシャン詐欺と言ってもいいかも(笑)。
まんまと騙されてしまいました。
50代男子で女性と見紛うあのスタイルはなかなか・・とも思いましたが、これについて長々と語るのもあれなので(笑)、これくらいにして。
マネージャー(渡辺聖花さん)が事務所にやってくると、振り返るホシザキマイ。
なぜか首にコルセットを巻いていますが、そのことには触れず、「タレントより1時間も遅れて来るなんてマネージャー失格だぞ」と、お小言。
そして、「あなたは売れっ子のタレントのマネージャーもしてるけど、このホシザキマイのマネージャーということも忘れるな」と可愛く言って、マネージャーのおでこを叩く真似。
驚くマネージャーに、「本当に叩くわけないじゃない」と笑顔のホシザキマイでしたが、取ってきた仕事がコメンテーターの仕事。それも「当たり屋」のコメントの仕事だとわかると、「なんで当たり屋のコメントの仕事ばっかりなの!」と言って、今度はマネージャーのおでこをピシャリ(笑)。
このへんのやり取りは、ちゃんとフリがあって、そのあとにおでこをペシリと叩いてたので、自然と大笑い。
さすがでありました。(このあとは頭突きもありました・笑)
で、「当たり屋」のコメントって??と思っていると・・・いわく、私は当て逃げされたほうなのに、「行列」に出て東野幸治にいじられてから、すっかり当たり屋キャラになってしまった(笑)。
「ホントはこんなのはずせるのよ」と言ってコルセットをはずし舞台袖に投げ捨てるホシザキマイ。
う~む、当たり屋キャラなんてものになってしまったら、荒れるのもわからないではありません(笑)。

マネージャーは、CBCの「ゴゴスマ」ならぬ「ヨジスマ」という5分のワイドショー番組の当たり屋のコメントの仕事があると告げますが、いまいち乗り気ではない。でも・・・。
「街を歩いても当たり屋のおばさんだって子供たちが寄ってくるの」
「感じるの、ビッグウェーブ」
「あの頃のようにもう一度スポットライトを浴びたい!」
と、一人自分の世界へ。
そして、「聞こえるの、トシキの歌が!」。
冷めた目でその様子を見ていたマネージャーが「トシキ?」と訊くと、「カルロストシキよ」と言い♪君は1000パーセント♪と歌いながらベースを弾く真似(笑)。
でも、マネージャー嬢は相変わらず冷ややかに見つめ、のりのりで弾いてるエアベースをさえぎり「ホシザキさんはモデルを・・」と質問。
机の上に横になりマネージャーに顔を近づけて、「そうよ、スポーツキャスターの仕事もやってたわよ」と答えますが、やってたのは「SASUKE」で失敗した出場者にインタビューする仕事。
「顔、映ってないですよね」とツッこまれますが、「映ってるわよ、コマ送りで見てみなさいよ」「手の部分が映ってるわよ」とあくまで強気のホシザキマイでした(笑)。
で、引き気味で話を聞いてるマネージャーに、
ホシ「あなたいくつだっけ?」
マネ「22です」
ホシ「死ね!」
と、ひどいツッこみ(笑)。
このやり取り、「死ね」なんてかなりきついことを言ってるのに、絶妙な間とタイミングで大笑いしてしまいました。

ホシザキマイの話はつづく。
「私みつけたの」「今、ヨガブームでしょ」「ほら、片岡鶴太郎が・・」と机の上にあぐらをかきながら言いますが、マネージャーは相変わらず興味なさげ。
「知らないの?鶴ちゃん」とビックリした様子のホシザキさんは、あぐらのままで、「鶴ちゃんの、プッッツンファイブーー!!」と全力のものまね(笑)。
そして、机から降りると、「♪ぴ、ぴ、ぴーよこちゃん アヒルだガーガー」とまたまた全力で鶴ちゃん(笑)。
さらに、「こ、こ、小森のおばけちゃまよ」「う~ら~べ~くめこでございます」と鶴ちゃんものまねも披露。
ホシザキマイの南原さんが全力で鶴ちゃんのまねをする、という、カオスな展開にただただ大笑いでした(笑)。
でも、マネージャーの渡辺聖花さんは、相変わらず無反応。
それに業を煮やしたホシザキ南原マイさんは、「あなたいくつだっけ?」「22です」「死ね!」ともう一度ひどいツッこみ(笑)。
ちなみに、初日には、「22です」「死ね!20代みんな死ね!」と、さらにひどいことも言ってました(笑)。

鶴ちゃんのものまねには冷淡なマネージャー氏でしたが、「そういえばヨガは・・ボードヨガとかありますよね」と言うと、「あなた古いのよ」と、一刀両断。
で、「長谷川理恵って知ってる?石田純一と話題になった。気も強そうな女よ。最近見ないから何やってるのかと思ったら、わびヨガをやってるのよ。わびさびの「わび」よ。鎌倉の住職だまくらかしてやってるのよ」
と、毒を吐きながら「わびヨガ」なるものを紹介(笑)。
わびヨガを知らないマネージャーには「調べてみなさいよ、このネット世代(スマホ世代だったかも)」とツッこみ。
スマホで調べたマネージャーはわびヨガの説明・・・「茶道の動きを取り入れ体幹を鍛え・・・」と読み上げますが、「わからないでしょ。3回読んでみなさい、もっとわからなくなるから」と、やはりここでも毒を吐くホシザキさんでした(笑)。
そんなホシザキさんは「私もヨガをやろうと思うの」「ホームページ作ったの、調べてみなさいよ。ホシザキマイ、スペース、ヨガで出てくるから」と用意周到。
で、どんなヨガをやるのかというと「フットボールヨガ」。中二の息子がサッカーをやってるのでそれを見て考えたそうで(笑)。
「ピー」と笛を吹き、ゆっくりとボールを蹴るジェスチャーをしますが、
マネ「ただスローモーションなだけですよね」
ホシ「的確なツッこみするんじゃないわよ」
と、相変わらず冷ややかなマネージャー(笑)。
でも、もう一度実践したフットボールヨガには「今、ボールがそれましたね」と、今度はちょっとのりの良いツッこみをしてました(笑)。
そうこうしてるうちに、マネージャーの電話に着信が。
それを聞いたホシザキさんは「開演のベルがなってるわ」と、新たな一歩を踏み出す気まんまんでしたが、来た仕事はまた当たり屋のコメント。
渋るホシザキさんは舞台袖に引っ込んでしまいますが、マネージャーから「やりませんか?」と訊かれると、舞台上に再び登場し、首にコルセットを巻きなおして「やるわよ」。
もう一花咲かせる日が来るのを信じて退場するホシザキマイとマネージャー・・・。


面白いコントだったので、長々と書いてしまいましたが、それでも書きそびれたことがちらほらと。
ホシザキマイさんが着ていたのは、水色のドルマンスリーブ(でいいのかな?)のシャツと、ベージュの七分丈のパンツにハイヒール。髪は茶髪系の色で肩にかかるくらいの長さで軽くパーマがかかってました(笑)
それから、ホシザキさんには決めポーズがあるようで(笑)、両手を使い顔の上と下で大きくアルファベットの「C」を作るポーズを、要所で(最後の「やるわよ」と言ったときなど)やってました。
あと、片足で立ってボールを蹴るジェスチャーをものすごくゆっくりとやる、フットボールヨガ。
これ、かなり辛そうで、体幹を鍛えている南原さんでも、いや、ホシザキさんも足をちょっとプルプルさせながら舞台上で実践してました(笑)。
それから、このとき、七分丈のパンツの足元が見えたのですが、パンストが足首のほうにおりてしまいくしゃくしゃになってるのが見えてしまいました(笑)。
あ、それから、2日目昼公演は音響トラブルがあり、「スポーツキャスターやってたわよ」「SASUKEで失敗した人にインタビューする・・」というやり取りのあとくらいに、次のコントで使う音声が場内に流れてしまうというハプニングが。
このあとに、絶妙な間とタイミングで「22歳です」「死ね!」のやり取りがあるはずだったのですが、その前に変な空気になってしまったのは本当に残念でした。
ただ、音響トラブルがあっても、そこは南原さん。マネージャーに、「あんた今なんか変なこと言ったでしょ・・」というようなアドリブで笑いに変え、何ごともなかったようにコントを進めていたのはさすがでした。



音声だけのコント「機内トラブル3」



6番目のキャラクターは「痴漢に間違われないように日々格闘する男」
最初に、スクリーンに世界の車窓からの映像が映り、「今日は埼京線をお送りします」というナレーション(埼京線は痴漢が多いことで有名)。
このナレーションは南原さんがやっていたと思うのですが、本家の石丸謙二郎さんそっくりで、「あれ?本物かな?」「「ショカツの女」つながりでやってくれたのかな??」と、一瞬思ってしまいました(笑)。

満員電車に乗る男は、痴漢に間違われないよう、片手でつり革をつかまりもう一方の手でスマホを操作して潔白をアッピール。でもスマホを落とし懸命に拾おうとしますが誤操作でシャッターを切ってしまい・・・・。
とい悪戦苦闘ぶりを、解説の音声に合わせてマイムで表現。
「ウリナリ」でザ・パントをやっていただけに、マイムも難なくこなす南原さん。
これまたさすがでした。
ただ途中、満員電車の中で電車に揺られ思わず土下座やクラウチングスタートの態勢になってしまう、という場面があったのですが・・・ぎゅうぎゅうの車内では、いくら揺れたからって土下座するスペースはないんじゃないの??という疑問が。
細かいことのようですが、そういう引っかかることがあると、コントの世界に入り込むことが出来なくなり醒めてしまいますので、そのへんがちょっと残念なとこでした。
あ、それから、この「痴漢に間違われないよう日々格闘する男」も、やはり哀愁漂う男でありました(笑)。



音声だけのコント「機内トラブル4」



7番目のキャラクターは「乳首課長」
仕事が上手くいかず落ち込むキサキさん(渡辺聖花さん)。でも、カリフォルニア留学の経験もある爽やかで前向きな課長(南原さん)は、いつもキサキさんのことを励ましてくれる。そんな課長に憧れのまなざしを向けるキサキさんですが、彼女が気になっているのは、シャツから浮き出た課長のビンビンの乳首。彼女は密かに「乳首(ちちくび)課長」と呼んでいる・・・。

あらすじを書いてるだけで、くっだらね~言いたくなる「乳首課長」(笑)。
さらにこれに、乳首をめぐる歌と、それに合わせた二人のダンスが舞台上で繰り広げられることになるのですから、それはもう笑うしかありません(笑)。

南原さん演じる課長は、ドアをノックするさまから格好良い爽やかな二枚目。
社内で急にバスケットボールを始めシュートも決めたあとボールをキサキさんにパス。思わずよけるキサキさんに「なんでよけるだよ、エアバスケなだぜ」と粋な会話(笑)。
仕事がうまくいかなくても「失敗じゃない、それは君に成功するためのチャンスをくれたんだ」と常に前向き。
カリフォルニア帰りだけに、「アップ・ザ・ヘッド、前を向いて」「ファラウェイ」と英語交じりで叱咤激励。
そんな非の打ち所がない課長ですが、ジャケットを脱いだ胸には二つの突起が・・・。
キサキさんの心の声は、「私が気になっているのは、課長のビンビンの乳首」。
この、格好いい課長とビンビンの乳首、というギャップが実にくだらない(笑)。
そんな課長のことをキサキさんは「密かに乳首(ちちくび)課長と言っている」。
心の声のモノローグが心底嬉しそうに喋っていて、キサキさんは本当に課長の乳首が気になって気になって仕方がないんだな~、というのが良くわかり(笑)、それだけでまた笑ってしまいました。

格好いい課長でも、失敗することも。
でも、キサキさんはそんな課長も素敵と。なぜなら「謝っているときの課長は、乳首がビンビンに勃っているから」。
キサキさんは自分の席を立ち書類で顔を隠しながら、電話で謝ってる課長の姿を凝視。
でも、視線の先は課長の乳首(笑)。
腰をかがめ乳首に視線を合わせて見つめるキサキさん。
課長と話すのではなく乳首に話しかけてる様子は、あたかも乳首が独立した生き物のような扱い(笑)。
北海道の出張から帰って来た課長に対しても、「下着どうしてたんですか?」と思いつめたように問いかけるキサキさん。
ハッと我に返り、「札幌寒かったですか?」と訊きますが、コートを脱いだ課長の乳首はビンビンに勃っている・・・。
ここからは・・・キサキさんと課長が、乳首課長の歌にのせダンスを繰り広げる華やかで混沌とした世界(笑)。
♪ビンビンビン、ビン勃ち乳首♪
♪みんな恋するビーチク♪
♪交換しよ~うビーチク♪
♪乳首は知ってるわかってる♪
こんな歌声に合わせて二人でダンス、そしてダンス(笑)。
乳首づくしの歌詞と切れのいいダンスに、ただただ大笑いでした(笑)。
そして、ひとしきり踊り終えると、舞台上は暗転。
舞台中央で後ろを向いていた課長が振り返ると、暗闇のなか光る二つの乳首(大笑)。
課長は後ろからは強烈なライトで照らされ、あたかも乳首課長がそこに降臨したかのよう。
暗闇の中、二つの乳首を光らせて退場する乳首課長・・・・。


「乳首課長」は、「くっだらね~」という最上級の誉め言葉がピッタリのコント(笑)。
爽やかな課長が登場してからずっと笑ってたような気がします。
キサキさんが課長の乳首に心奪われ虜になっていく様子も、バカバカし過ぎて大笑い(笑)。
そんなキサキさんを渡辺聖花さんは好演していて、こちらは大感心でした。
それから、このコントは、キサキさん目線、キサキさんの心の声のモノローグで進行していくのですが、南原さんはこういうコントは作らなそうだし、あんちゃん作なのかな?という気が。
真偽のほどはわかりませんが、兎にも角にも、大笑い&大笑いのコントでした。




エンディング
「ネタパレ」の音楽にのせ、スクリーンに映し出されるメイキングとリハーサルのVTR。
いきなり、光る乳首の装置を胸に装着する南原さんの映像。
「これ、ホントにつけるの?」という感じで照れ笑いしている南原さんに、場内爆笑。
つい今しがた光る乳首で大爆笑したばかりだったので、このメイキング映像が流れる構成はバッチリでした。
その後、大野君、渡辺聖花さんの紹介。
そして、「ラ・ラ・ランド」の写真が映ってるパソコンが稽古場に置いてあるVTRも。
「乳首課長」は、「ラ・ラ・ランド」ならぬ「ち、ち、乳首」というこことなのかもしれません(「ラ・ラ・ランド」見てないので想像ですが・笑)。
練習してるVTRが続く中、「乳首課長」の歌を南原さんがレコーディングしてる様子も。
「乳首課長」の歌の歌詞カードもチラっと映りましたが、♪カツオ風味の・・♪という意味不明な歌詞も見えて、ここでも大笑いでした。
あ、そういえば、乳首課長の歌は、♪香川の・・・♪という感じで、各地のご当地乳首歌詞(?)みたいのものもあったのですが、舞台上で繰り広げられる目くるめくビーチクの世界に圧倒され、断片的にしか歌詞を記憶できずに残念。
是非とも、乳首課長の歌を発売して欲しいと、本気で願っています(笑)。
その後もリハ風景のVTRが続くなか、スタッフもテロップで紹介。
音楽・ダンス☆マンというのを見て、ニンマリしてしまいました(歌詞は南原さんの名前がテロップ表示)




今まで音声だけのコントだった「機内トラブル」。
ここでは南原さんが舞台に登場して、「久しぶりにインドダンスを・・・」。
ところが、CA姿の渡辺聖花さんが出てきて「離陸しますので席に・・」と言われ連れていかれる南原さん。
南原さんは、「弓道を、落語も・・・」(千秋楽は、柔道も、「寝床」を一時間やりたい)と言いながら退場。




カーテンコールは、最初に南原さん、続いて大野君と渡辺聖花さんも登場。
南原さんは「寒い中おいでいただいてありがとうございます」という挨拶のあと、「二人(大野君と渡辺さん)にも拍手を・・」。
そして、「技術、美術・・スタッフにも拍手を」という言葉。
その後、短い挨拶をしていましたが、初日は前述したとおり、音声だけの「機内トラブル」コントについて「ナンチャンということでいじってくれました」。
2日目昼は、「寒いですから、特に男性の方は帰るとき気を付けてください。乳首立っちゃいますから」。
千秋楽は、「寒い中ありがとうございました」という挨拶のあと、「最終日ということで・・」という言葉に続き、再び乳首を光らせてました(笑)。
場内が暗転して、真っ暗な中で光る二つの乳首。お辞儀をしたあと、乳首を光らせたまま退場する姿はなんともシュールで、最後の最後にまた大笑いでした(笑)。


初日は77分、2日目は昼夜ともに74分の公演でした。







冷たい雨が降る中の公演でしたが、そんなものも吹き飛ぶほど大いに笑って楽しんだキャラクターズライブ。
お馴染みの型形造館長に始まり、ものまねフリップ芸、ベタなコント、リズムひと言ネタ、シュール、正統派コント、マイム、そして、歌と踊りのミュージカルふうコント、と多彩な構成で、改めて南原さんの魅力再発見という感じ(笑)。
最近は、現代狂言や落語など、南原さん作・出演の舞台を観ることが多かったのですが、今回は作家さんが入っていたので、また違ったテイストの舞台になっていて、そういう意味でも面白い舞台でした。

色々なキャラが登場しましたが、やはり「乳首課長」はインパクト大き過ぎ(笑)。
歌とダンスで繰り広げられるバカバカしい、それでいて、下品ではない乳首課長の世界に、大笑いしながらすっかり魅了されてしまいました(笑)。
ダンス☆マンの音楽も良かったですし、南原さんの歌詞も意味不明で大笑い。
DVDでもブルーレイでもテレビ放送でもしてもらって、この文句なしに面白いコントを、今回観に来れなかった皆様にも是非ご覧いただきたいと、心より願っています。

・・・と、「乳首課長」に大笑いしたのですが、今回のライブで「乳首課長」に負けず劣らず好き、いや、いちばん好きなコントと言ってもいいのは、「もう一花咲かせたい女」。
「乳首課長」のような飛び道具があるわけでもなく、突飛なことがおこるわけでもない。デフォルメしたキャラクターが登場するわけでもない。
本当に存在していそうなタレントとマネージャーのやり取りを切り取った、ごく普通の世界。
女装した南原さんが面白いわけではなく、もう一花咲かせたいと必死なホシザキマイが面白い。
キャラクターの人間性や、台詞の面白さ、会話の絶妙な間とタイミングで笑わせる、コントらしいコント。
こういう正統派なコント、好きだな~。
だからウンナンファンになった、という気もしますが、その話は長くなりそうなのでちょっと置いといて(笑)。
南原さんの面目躍如という感じの「もう一花咲かせたい女」。
ホシザキさんを終始醒めた目で見ているマネージャーの渡辺聖花さんも良かったですし、このコントもDVDやテレビなどで、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
(あ、よく考えたら、当たり屋キャラはちょっと突飛かも・笑)

それから、今回登場したキャラクターに、多く共通しているのは、笑いと同時に悲哀も感じさせるということ。
「回想のお兄さん」「痴漢に間違われないように日々格闘する男」。そして「もう一花咲かせたい女」のホシザキマイさんも、一所懸命な姿の裏にはそこはかとない哀しみが。
これは、50代の南原さんだからこそ出せる深み、とでも言いましょうか(笑)。
今の南原さんだから生み出されたキャラクター達だったと思います。
そんな南原さんらしさを十分に堪能し、楽しい2日間を過ごした、「南原清隆コントライブ・キャラクターズライブ」でした。




*記憶違いで間違ってるところや、すっぽり抜け落ちてる場面もあるかもしれませんが、そのへんは悪しからずご了承くださいませ。




また、行ってきました

2017年10月15日 | ウンナンあれこれ
恵比寿・エコー劇場で行われた、南原清隆キャラクターズライブの2日目、昼公演と夜公演に行ってきました。

              

まずは、「乳首課長」くっだらね~(笑)。
あの、乳首課長の歌、本当に発売してくれないかな~。せめて歌詞だけでも公開して欲しい(笑)。
♪みんな恋するちくび~♪とか、♪ちくびは知ってるわかってる♪とか、ちょっとだけ覚えたけど、じっくり南原さん作の歌詞を見てみたい。
あ、そういえば、エンディングのリハーサルVTRの中で、この歌をレコーディングしてる様子も少し映っていましたが、その中で♪カツオ風味の♪と歌詞カードに書いてあるのがチラッと見えて、大笑いしてしまいました(笑)

それから、土曜日の公演からちょいちょい変更されてた部分も。
まさかクレームとか来たわけではないと思いますが(笑)、いろいろ事情があったのでしょう。

あと、昼公演ではトラブルがありちょっと残念でした。
特に、「もう一花咲かせたい女」の音響トラブルは、残念過ぎ。
あのコントの中の、「22歳です」「死ね」というやり取りなどは、きついことを言ってるのに絶妙なタイミングと間で大笑いの場面だっただけに、その前のトラブルで変な空気になってしまったのは、う~ん・・・という感じでした。
ただ、そこは南原さん、まったく動じることなくさらりとトラブルも取り入れてコントを続けていたのはさすがでした。


あとは、型形造からのオープニングの構成は良く出来ておりワクワク止まらなかったとか、世界の車窓からのナレーションは南原さんだよね?石丸さんに似てるな~とか、色々あるのですが、そんなこんなの話はいずれまた。


あ、それから、今日の昼公演には、水卜ちゃんと二ッ森夫妻が観にきてました。