矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

山口で講演させていただきました。

2012-11-17 09:07:07 | 感染症関連
11月15日木曜日に、山口で初めて講演させていただきました。

地元が岡山で、中四国地方は親しみ深い地域ですが、帰国後8年間で山口県では講演したことがなかったので、非常に楽しみして伺いました。

この講演会では、大学時代、大学中の人気者であり、現在も女性として医師としてご活躍中の先輩がお招きくださいました。その才色兼備ですばらしい人徳も備えていらっしゃる先生と親しくお話する機会があり、とてもたのしいひとときでした。

また母校出身で、山口を選んで研修している方2名、自治医大卒業の研修医の方2名とも再会でき、母校と現職大学出身の若手の先生と熱いお話ができたことをとてもうれしく思いました。ご縁ですね。。

唯一、残念だったのは自身の体調で、咳がひどく頭がもうろう?としてくる中、プロフェッショナルとして十分なパフォーマンスができたかという点です。講演自体は、話始めると
いい具合に交感神経が高ぶるためか、咳も一旦止まり、集中して進めることができたのですが、終わり際に乾燥した空気でのどがすこし枯れてきました。

”自分が感染症にかかっております”というフレーズではじめた講演でしたが、なんとか無事に終了できてなによりでした。

帰りは、新幹線で戻りました。紅葉と富士山がきれいでした。

新幹線のなかでは、いつもの駅前書店で数冊買い込んで斜め読みタイムとなりました。
山中先生の本を2冊。大きなビジョンを持つことがいかに大切かを改めて感じました。






咳で体力消耗し、やせました。。。

2012-11-14 22:49:55 | 感染症関連
数日前から気管支炎?のように思っていたのですが、咳がひどくなり、なんとも体調不良の数日です。

発熱はなく、なんとか勤務しているのですが、頭が鈍くなって仕事が思うように進みません。。。
しかたなく、できる範囲の内容で、複雑でかなり集中力を必要とする仕事は来週以降にこなすことにしました。

明日、山口で講演です。大学の先輩がお招きくださったもので、非常にありがたい機会だと思います。

月末は毎年恒例になりつつあり7年目になるJICAの院内感染対策専門家の養成コースで講師をする予定です。今年も各国から管理者の方が来日されており、新しい出会いが楽しみです。

作用ー反作用の原理でしょうか、こちらからの働きかけで、むしろこちらのほうが来日された方々からたくさんいつも学ばせていただいている感じです。すがすがしい気持ちで過ごせる日を今年も迎えられるのでいまから楽しみにしています

週末アカデミア

2012-11-11 09:28:38 | 医学教育
昨日は、早朝から自宅を出発し、助成金をいただいたリサーチについて発表する機会がありました。

同じグループで発表した8名あまりの先生のご発表も拝見し、質的研究でいろいろな取り組みがなされていることを知りました。

もっとも興味深かったのは、自身が取り組もうとしているmixed methodsにより、sociologyの観点から
高齢者の孤立に関する5カ国比較研究をされているものでした。質的研究の基本と経過を復習できる機会にもなり、参考になりました。どの枠組み conceptual frameworkで研究をするか、などについて解釈についても以前と比べて理解できるようになったので、2年前と比べかなり進歩したと自分で思いました。

Medicineでは、biomedical researchがわかりやすいし、数字によるアピール性が強いため、偏重される傾向にはありますが、同等かそれ以上に重要なリサーチクエスチョンに対する回答は、質的研究でなければ回答できない場合もあります。

その後、来日しているティア二ー先生のレクチャに参加しました。40名ぐらいが参加していたように思いますが、学術的に勉強になる症例を2例、ディスカッションし、総合内科力の大切さを改めて感じました。

クリニカルパールが満載の症例でしたが、骨髄の中で溶血がおこるという現象を初めて学びました。
国内でのこうした会にはなるべく参加し、総合内科力を維持したいと思っています。

さらに夕方から、母校医学部の毎年恒例の関東支部同総会がありました。今年で4回目ですが、平成5年卒が3名集まり、なつかしい気持ちでした。

今日は、これから東大で、「メディカル・スクールについて」のシンポジウムで講演予定です。

様々な方がご参加のようで、急遽、主催の先生のご尽力で、黒川清先生もご登壇されます。
非常に楽しみにしています!

私は考えるより、まず行動から、と思っています。

グローバルに通用する医療者育成のためのカリキュラムを構築し、小さくても実行します。

Duke-NUSというシンガポールの医学部が20名からスタートし、50名程度に2-3年で拡大できていることを思えば、Start small, think big!

で、実行あるのみ、と思います。

ティア二ー先生のセッションで偶然にも再会した、私のTEME Teaching and Learning Medicine in Englishという英語で学ぶ医学セミナーに参加してくださった指導医の先生から、ずいぶん励ましのお言葉をいただきました。

”学ぶ機会が本当にないので、ぜひ、またやってほしい”

この言葉に切実な思いを感じ、やる気とパワーをいただきました。

こちらでも書いたほうがよいのでしょうか?

2012-11-05 23:18:43 | 医学教育
アクセス障害があり、別のサイトに引っ越したものの、こちらの古い方もアクセスできるようになりました。

気が向いたほうで書いてみます。

Facebookのほうが世界の友人とつながるので、便利ですね。。

iPhone 5をようやく手に入れました。

デバイスになれるのにちょっと大変ですが、Mac とWindowsの両方を使えるようになってきました。


慣れですね。。習うより慣れろ。。。語学と同じのように感じます。