矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

プレッシャー(ストレス)を利用して自分を高める

2016-03-08 22:22:13 | 日記
いま、スタンフォード大学の健康心理学者の方の本を読んでいます。

データに基づいているので非常に説得力があります。

追い込まれることでフォーカスが定まり、実現力があがる感覚、よくわかります。

リサーチを進め、症例を大切にし、1ヶ月に1本、最低10本、書き上げるイメージを実現すると決めました。

いま取り組んでいるものを完遂ですね。

逆説的ですが、Microbe 2016でrejectされたことで、火がつきまして肝が座る、腹をくくりました。

”脊髄に火がついた”(エジプトの悪政を前にして)と、尊敬する元世界銀行副総裁の西水美恵子さんが著書で書かれていましたが、そんな感じです。

当院感染症科フェロー 卒業

2016-03-08 22:07:45 | 感染症関連
着任後から2年間一緒に働いてきたフェローの方が無事に卒業となりました。

病院のシステムなどいろいろ教えていただき、私の度重なる出張中も右腕として支えてくれた方です。

来年度からは感染症科のトレーニングをさらに進めるべくHIV/AIDSのトレーニングをされます。

同志が増えるのをとてもうれしく思います。

ネットワークを大切に、日本の患者さんへの感染症診療が少しでもよくなるよう前に進みます。

「多職種による生涯教育」を実践

2016-03-08 22:03:55 | 医学教育
いま自分が経験したので、ぜひ即実践と思っていることが、「多職種による生涯教育」です。

Interprofessional continuing professional development (IPEの生涯教育版)。

医学部や医療者教育が、多職種同時の教育カリキュラムの導入が進んで来ています。自分が受けていない教育を教えることは難しいため、自身も経験しながら、学習をファシリテーションする立場にあるのがよいように思います。

今年度、2回ほど学会で、多数の職種が一同に会する学会に参加させていただきました。

7月の農村医学会、9月の国際農村医学会、2月の医療マネジメント学会です。