矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

著書「医療鎖国」に関して。。つづき

2011-07-08 17:52:01 | 著書紹介
アマゾンで早速購入した「医療鎖国」ですが、センセーショナルな帯がついています。

日本ってこれからどうなるのかなあと、なんとかせねば、という当事者意識が大切と思います。

自分の健康は自分で守る、自分の権利は自分で主張する、自分の行動・意思決定の責任は自分でとるというグローバル市民・社会人としての基本スタンスを実践することが大切と思い私も実践しています。


国際社会から見える日本の政治は、本当に茶番劇です。国際社会から相手にされなくなります。

母国に住み、母国のあり方を考えるとき、自ら立ち上がろうと思っています。

いまの自分にできることは何かを考えています。

消費税10%へ引き上げ、原発問題、これらはふつうの民主主義国家なら「国民投票」の対象となる重要な国家政策です。

それが知らない間に、突然新聞の一面に掲載され、知らない間に国会通過しようとしていますが、こんなこと我々はほうっておいていいのでしょうか???

データに基づいた議論とデータに基づいた意思決定がない国家。

いつも感情論に終始していないでしょうか?

そもそも基本となるデータがほとんどないという状況。

現場を反映した実践的な政策を国民自身がつくるという感覚をみんなが持ってはいかがでしょうか?


自分の問題と思わないことことから「お任せ主義」になってしまい、「知らない間にきまってしまって」、「それに対して不満だけをいう」というサイクルを断ち切りたいと思います。