矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

再生 日本に期待したい!

2010-12-02 12:53:26 | グローバリゼーション関連
今日は、人間ドックに行きました。自分の健康管理は医師として最低限のことだと思いますが、日頃、どうしてもおろそかになりがちです。

自分の心と体になかなか耳を傾けることができず、”無理”することが多くなりがちですよね。

今年は、例年にないことですが、早々からすでに2回もかぜをひきました。ホテルの部屋の暖房でどうしてものどが乾燥し、
翌朝にのどがいたくなり、咳がではじめる、という同じパターンです。暖房を自分で切れる場合はいいのですが、自動になっている場合、コントロールが難しく、やられてしまう、という感じです。

さて、人間ドックの待合で読んだ、先月初めのアエラで、ゲーム業界でも、日本勢が苦戦している状況が報道されていました。

グローバル化で、CG コンピュータグラフィックスの技術は一段と向上し、しかも、「型破りが得意」な欧米勢に負けてきているようです。中国、韓国勢も米国の一流大学であるMITへどんどん留学者がふえ、TVで日本勢が衰退しているのと同様に、ゲーム業界でも日本が負ける日が近い、といった趣旨の内容を、ゲーム業界の第1人者の方がインタビューで答えていました。

日本の細やかなサービス、丁寧さ、親切さ、他国では絶対にまねできない時間の正確さ・迅速さなどを、”売り”にしてはどうか、と私は思っています。

一方で、”日本ほどの丁寧さや親切さ”は要求されないが、”即断力、スピード感、革新性、ユニークさ”が要求されるグローバル社会で、大胆な案や革新的な発想を持ちながら、堂々と渡り合うだけのタフな精神力とディベート力を発揮できる人材が必須だと感じます。

自分自身がそうなれるよう、今後ますます国外との交流をemail, skype でつなぎ、学会・そのほかで国外へ出かけて、face-to-faceの人間関係・信頼関係を維持したいと思っています。

英語による口頭および文章によるコミュニケーション・プレゼンテーション能力がカギ(あるいはすべてといっても過言ではない)です。