iPS細胞で、世界的な業績を挙げられ、”時のひと”である、山中伸弥先生のご講演を初めて拝聴する機会に恵まれました。
京都大学でiPSバンクをつくる、という壮大な計画をお持ちで、本当にすばらしい先生だと感じました。50の固有のiPS細胞があれば、日本人の90%以上をカバーできるそうです。
ご講演は、45分と短いものでしたが、まったく知識を持ち合わせていない私のような者にも、大変、わかりやすくこれまでの研究の経緯、現在の研究の方向性、将来的なビジョンなどをお話くださいました。
ご講演の最初、途中、最後に、ユーモアを交え、リラックスした雰囲気のなか、学術的にはとても斬新でワクワクするような内容をお話いただいた感じがいたします。
スライドがシンプルで、見やすい点が、最高によかったと思います。
以前にも、biofilmの世界的な権威の先生のベーシックリサーチの講演を聞いたことがありましたが、本来、専門家向けのかなり難しい内容を、シンプルに、無駄をそぎ落とし、エッセンスだけ、簡潔に、しろうと向けにもわかりやすくお話になるスキルに感嘆したことがありました。
山中先生のお話も、まさにそうでした。
先日、Obama大統領とも会談されたそうで、米国がiPS細胞研究を推進する立場になったので、招聘されたのだそうです。
ご講演では、山中先生の、一日も早く難病で苦しんでいる患者さんに治療法を提供したいという情熱が伝わってきて、感動しました。また、特許のこともありますが、iPSプロジェクトを一日も早く完結させるため、iPSを使ったリサーチが世界中で展開・推進されることをうれしく思う、とおっしゃられたことがとても印象的でした。競争は激化するが、それは患者さんにとっては朗報になるから、といった趣旨のお話でした。
目先の競争ではなく、その先の大きなビジョンを世界中で達成できることにフォーカスしていらっしゃるその器の大きさに、とても感動しました。
言葉で表現するのは難しいのですが、機会がありましたら、山中先生のご講演、是非、ライブで聞いてみてください。感動が大きかったので、ご紹介させていただきました。
京都大学でiPSバンクをつくる、という壮大な計画をお持ちで、本当にすばらしい先生だと感じました。50の固有のiPS細胞があれば、日本人の90%以上をカバーできるそうです。
ご講演は、45分と短いものでしたが、まったく知識を持ち合わせていない私のような者にも、大変、わかりやすくこれまでの研究の経緯、現在の研究の方向性、将来的なビジョンなどをお話くださいました。
ご講演の最初、途中、最後に、ユーモアを交え、リラックスした雰囲気のなか、学術的にはとても斬新でワクワクするような内容をお話いただいた感じがいたします。
スライドがシンプルで、見やすい点が、最高によかったと思います。
以前にも、biofilmの世界的な権威の先生のベーシックリサーチの講演を聞いたことがありましたが、本来、専門家向けのかなり難しい内容を、シンプルに、無駄をそぎ落とし、エッセンスだけ、簡潔に、しろうと向けにもわかりやすくお話になるスキルに感嘆したことがありました。
山中先生のお話も、まさにそうでした。
先日、Obama大統領とも会談されたそうで、米国がiPS細胞研究を推進する立場になったので、招聘されたのだそうです。
ご講演では、山中先生の、一日も早く難病で苦しんでいる患者さんに治療法を提供したいという情熱が伝わってきて、感動しました。また、特許のこともありますが、iPSプロジェクトを一日も早く完結させるため、iPSを使ったリサーチが世界中で展開・推進されることをうれしく思う、とおっしゃられたことがとても印象的でした。競争は激化するが、それは患者さんにとっては朗報になるから、といった趣旨のお話でした。
目先の競争ではなく、その先の大きなビジョンを世界中で達成できることにフォーカスしていらっしゃるその器の大きさに、とても感動しました。
言葉で表現するのは難しいのですが、機会がありましたら、山中先生のご講演、是非、ライブで聞いてみてください。感動が大きかったので、ご紹介させていただきました。