OZ.

Opened Zipper

BB・クランク交換後の感想

2007-03-17 23:59:59 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
折りたたみ自転車ハイユニ号のBB・クランク交換作業を終えた後、早く乗り心地を確認したかったんですが、しばらく風邪による体調不良でダウンしていました。
謎の頭痛も併発していましたが、後頭神経痛というものだったようです。
ようやく少し体調が回復したので、走ってみました。

フロントはミドルギア38Tに掛けて走り始めます。
以前は40Tだったのでほぼ変わりませんが、BBの抵抗がかなり減ったことを実感できます。
特にスピードを出したとき。
たぶんケイデンスが上がったときだと思うんですが、旧BBでは高回転になったときに嫌な抵抗があってペダルが重く感じられていました。
それが新BBでは高回転になっても抵抗感がなくて、スルスルっと回ってくれます。
呪縛から解放されたような気分。

新BBの滑らかさを実感できたので、次はアウターギア48Tに変えて試してみます。
フロントディレイラーは無いので、俺の指ディレイラー発動です。
さすがに走りながら指でチェーンを押す勇気は無いので、一旦停車して手でクランクを回しつつ指でチェーンを外へ押して脱線させます。
そのままクランクを回せばスパイクが喰ってアウターギアにチェンジ。
ディレイラーのやってることってこれだけなんだけどなぁ、何とかハイユニ号にも付けられないもんだろうか。
それが無理でも、走りながらの指ディレイラーはキビしいから、何か金属板でも持っといてそれで押すとか。

そんなことを考えつつ、フロント48Tで走り始めます。
以前の1.2倍になって重さを感じますが、スピードが上がってもがむしゃらな高回転にならずにゆったり踏める点が嬉しい。
ただでさえ20インチなのに、フロントのギアが小さいせいでいつも高回転気味で「シャカリキに走ってる感」があったんですが、48Tにすると落ち着きました。
最高速をちょっと試してみましたが、これは以前と変わらず38km/h程度。
エンジン(脚力)の限界かなー、病み上がりだし、新BBで抵抗が減ったからもうちょい行けそうな気がするので、今度再チャレンジしてみよう。

アウターギアに入れた状態でリア側のシフトを確認します。
BB・クランク交換作業時にディレイラー調整はやってましたが、そのときはフロントがアウターギアだとどう調整してもロー34Tに入らなかったんでした。
そもそもたすき掛けだから入らなくても良いかなと思ってたんですが、試しにシフトしてみたところアッサリと入ってしまいました。
何で?
ディレイラーに自動調整機能は無いはずですが、まぁハイユニ号の機嫌が良かったんだろうということで納得して走り続けます。
ロー34Tからトップ11Tに問題なくシフトアップ・ダウンできることを確認。

インナーギアは使い道が無いんで、結局試しませんでした。
よっぽどの急な登り坂を走り続けるでもしない限り不要だし、そんな機会は無さそうだしなぁ。
ミドルギアから間違って内側に脱線した時用のガードと思っておこう。

ところで敢えて選んだチェーンガード(ギアガード)ですが、やっぱり選んで良かったです。
この日もブーツカットのデニムで走ってたんですが、ガードに裾が触れ続けてました。(個人的美意識の都合で、裾バンドする気ゼロ)
ガードが無かったらアウターギアに裾がひっかかりまくってたに違いない。
ギア剥き出しの方がワイルド感があって好きだし、チェーンガードを付けていると軟弱な感じなんだけど、さすがにココは実用性を重視ってことで。

そういえば175mmにしたクランクですが、今のところ地面に擦ることもなくフツーに乗れてます。
元々コーナリング中はイン側のペダルを上にするクセを付けているのと、リアエンドにリアディレイラーアダプターユニットをオフセット装着した効果でペダルクリアランスが上がったお陰かな。
もしクリアランスがヤバくなったらリアサスペンションを長いものに交換して更にクリアランスを稼ぐという手を考えてたんですが、今のままでも大丈夫そうです。

そんな感じで、BB・クランク交換の結果には非常に満足してます。
良かった。
次はダミーのフロントディレイラーでも着けるかな。