OZ.

Opened Zipper

BB・クランク交換作業(4) チェーン・ディレイラー調整

2007-03-06 23:59:59 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
新BB・クランク取付が終わったので、残る作業はチェーンの長さとディレイラー調整。

チェーンの長さですが、以前より4リンク分長くする必要があります。
これまでフロントが40Tだったんですが、これがアウター48Tに変わったので8T増。
でもチェーンがギアに架かるのは約半周なので、半分の4リンク分だけ増やせば良いはず。
ってことで、チェーンを切って4リンク分を挿入し、繋ぎ直します。
これでチェーンの長さ調整は完了。

次はリアディレイラー調整。
調整していて、リアがどうしてもロー34Tに入らないので悩みます。
引っかかって上がりかけるんですが、すぐに落ちてしまいます。
何でかなーと困ってたんですが、ふと気が付くとフロントがアウターギアに架かってました。
そーかタスキがけは無理かってことで、フロントをミドルギアに変えてから再度調整。
ミドルからだとローからトップまで問題なくシフトチェンジできます。
インナーギアはまず使わないだろうってことでテストも省略し、リアディレイラー調整を終了します。

クランクを交換する前は、チェーンとステーのクリアランスが無いんで大径化はマズいんじゃないかって心配してたんですが、結果的には問題なし。
どうやらリアディレイラーアダプターユニットの左右付けでリアエンドをオフセットしたことで、この問題が回避できたようです。
スプロケ交換後にホイールのセンター調整のために左側にワッシャを数枚かましてるんですが、それによってリアエンドとトップギア間のクリアランスが開いたことも良かったようです。

さてフロントをトリプルギアにしたんで、本来ならリアディレイラーだけでなくフロントディレイラーの調整も必要ですが、ハイユニ号にはフロントディレイラーがありません。
ハンドルにはフロント用のグリップシフターは装着済で、シフトワイヤーもBB後方まで這わせてます。
しかしフロントディレイラーは無い。

MFWS-206FのBBの斜め後方に生えているポストは湾曲したリアサス受けで、どうやらフロントディレイラーは付かないらしいです。
それを承知の上で、フロント用グリップシフターを右側と対称にしてバランスを取るためのオブジェとして装着していました。
今回のフロントトリプル化についても、MTB用クランクで48Tという(個人的趣味の)条件があったため、結果的にトリプルギアになっただけなんでした。
どうしてもフロント側で変速したかったら、そんときゃ「俺の指ディレイラー」が出動することになっています。
そのうちダミーのフトントディレイラーをオブジェとして湾曲ポストにくっつけてやろうか、という計画もありますが…それまではシフトワイヤーに結びつけた工事中マークで世間に言い訳します。
そんな訳でフロントディレイラーなし、なのでその調整作業もなし。

こうしてようやく、BB・クランク交換作業が完了しました。
後は乗ってみてのお楽しみです。