OZ.

Opened Zipper

RD-S600導入

2007-03-16 23:59:59 | デジタル機器
注文していたRD-S600が届きました。

先に届いたBSアンテナと取り付け金具は、ベランダのコンクリートフェンスに取り付けておきました。

これまで付けていたBSアナログ用の隣に同じ向きで仮配置。
アンテナ線をBSアンテナ側へ接続し、ベランダの隅を迂回させてエアコンの取り込み口下の隙間を通して室内へ引き込みます。
元々BSアナログのアンテナ線を引き込んでいたので、その横をこじ開けて侵入。
この状態で新レコーダーの到着を待っていました。

ようやくRD-S600が届いたので、嫁さんと息子タイトが外出している時間を使って設置作業をします。
これまでTVの下の横長のAVラック上段にRD-XS40、TV向かって左側の縦長のAVラック中断にClip-Onを置いていました。
その他にはTV下AVラック下段にVHSと8mmのダブルビデオ(ほぼ引退)、縦長AVラック下段にはPS2(たまに稼動)、上段に旧ノートPCとCATVモデムやTAを置いています。

TV下だと手前のテーブルが邪魔をしてリモコンの赤外線が届きにくいことがあるので、レコーダー類は縦長のAVラックへ全て納めることにします。
上段にClip-On、中段にRD-XS40、下段にRD-S600、最下段にCATVモデムとTAを置くことにします。
横長のAVラック上段にPS2を移動し、下段のダブルビデオはそのまま。

縦長AVラックですが、ケーブルを引き込むための穴が最下段の背面に1箇所あるだけで、これまでこの1箇所の穴に全てのケーブルを無理矢理通していました。
流石に電磁波の干渉が起きているのかアンテナに悪影響があるようで、アンテナ線の位置をうまく調整しないとTVの映りが悪くなったりしていました。
デジタル化すれば解消されるとは思いましたが、干渉は避けたいので、縦長AVラックの背面に各段用に穴を開けることにします。

背面は薄いベニヤなんで大型のカッターでギリギリと切りまくります。
うまく切れない場合は金ノコを出動させ、横長に大きく穴を開けます。
仕上げにヤスリをかけて角を取ります。

これで大丈夫だろうと思ったんですが、Clip-Onは奥行きが小さいので大丈夫だったものの、RDシリーズは奥行きがあってギリなサイズのため、背面をもう少し開けて端子を外へ突き出させないとキビしいと判明。
しょうがないので再度、開拓作業に入ります。
中段と下段を更に大きく開け、RD達を配置しなおします。

アナログWOWOWのデコーダーはRD-XS40の上に置いています。
すぐにデジタルWOWOWへ移行するつもりですが、移行完了までの間も録画する予定のものがあるので、ギリギリまでこのデコーダーには活躍してもわらないといけません。
またデジタルへ移行した後も、しばらく(月替わりくらい?)はアナログの方も使えるんじゃなかろうかと勝手に予想。
デコーダーはRD-XS40へ接続し、更にRD-XS40から検波・ビットストリームをClip-Onにも接続しているので、この2台でアナログWOWOWを見ていました。
実質的にはClip-Onが嫁さん専用と化していて、ほぼ地上波専門機になってましたが。
自分は地上波アナログのTV番組はPC側で録画していて、PCの方は2番組同時録画できるので、RD-XS40はWOWOW専用機の状態。
たまにClip-Onで予約が重なってしまったときに、嫁さんがRD-XS40に予約を入れることがあるという程度。
これまでアナログ4系統だった状態ですが、ここにRD-S600が加わって+デジタル2系統となります。(チューナー数ではなく、同時録画可能数)

AVラックへの設置とアンテナ・電源・AVケーブル類の接続を完了し、まず旧機種達から動作確認。
TV自体は最近地上波(アナログ)の映りが悪かったんですが、これがクリアになってました。
映りが悪くなっていた原因は、たぶんアンテナケーブルに電磁波が干渉するなりしていたせいだろうと思ってたんですが、今回の作業でケーブル類を整理できたので改善したようです。
Clip-OnやRD-XS40についても同様。
またClip-Onの方は最近WOWOWアナログのスクランブルのデコードがイマイチ不完全な状態で絵が乱れてたんですが、これが改善していました。
たぶんどこかのタイミングで配線しなおしたときに、検波だかビットストリームだかをつなぎ間違えてただけなんでしょうが、入替に伴って改善して良かった。

最後に新規導入したRD-S600の確認。
クリアな映像が映るはず…と思ってたんだけど、何故か画面が黄色っぽい。
何だこりゃ?
本体の問題なのか、ケーブルの問題なのか分からず不安になります。
きっとケーブルだと思っておくことにして、まず初期設定を先に実施。
地域の設定をした後、ケーブルTV経由なので無料で視聴できる地上波アナログの福岡局分などの設定を実施。
次に地上波デジタルを確認しますが、きっとクリアな映像のはずなのに黄色っぽいのが気になって確認できず。
そしてBSデジタルの設定に入ります。
まずは新アンテナの調整をしないといけないので、取扱説明書を見つつBSデジタルの受信状態を確認して、アンテナの位置調整をします。
調整完了してBSの画面を確認しますが…やっぱり黄色。

ここで黄色に耐えられなくなり、AVケーブル類を再接続しなおしてみます。
RD-S600側はD端子で、TV側はD1相当のコンポーネント。
コンポーネント側の3色(R・G・B)の差し方を間違えたのかと思ったけど、正しく刺さってたので本体かと不安倍増。
でも指し直した後で画面を確認したところ、正常に表示されるようになりました。
なんだろう、D端子側がちゃんと刺さってなかったんだろうか…まぁいいや直ったから。

ようやく画面をちゃんを見る気になったので、映像を確認します。
地上波デジタルの映像を初めてみましたが、こんなにクリアなんだっけとちょっとビックリ。
ノイズが全く無いせいでしょうか?
あまりにも映像が綺麗なんで、どうにも嘘っぽく見えてしまいます。
TVは変えてないんだけどなぁ、変わるもんだねぇ。

しばらくデジタルの映像を見たあとで、確認のためにアナログの方の映像を見たんですが、比べるとかなりぼんやりした感じ。
もうアナログには戻れないかも知れない。

ちなみに旧い4:3型のTVで、地上波デジタルの映像は上下に(モノにより左右も)黒帯が入って小さく表示されます。
でも映像はクリアだし、以前から嫁さんが「息子タイトに見せるにはこのTV(34インチ)は大き過ぎる」とよく文句を言ってたので、小さくなって丁度良いかも。

とりあえず設置作業を完了して、地上波デジタルの映像のクリアさに感心しました。
続けてRD-S600の機能や使い勝手などを探っていきたいと思います。