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Opened Zipper

コックリさん " OUIJA BOARD"

2006-01-27 00:00:01 | 映画
嫁さんと息子タイトが外出していて、犬のユニと2人きりだったので、のんびりとホラー映画を観ることにしました。
「コックリさん」と「THE JUON」があって、どっちにしようか迷います。
しかし「呪怨」はビデオ版の1、2と映画版の1、2と観てきて、内容は把握できているので後回し。
韓国ホラーは観たことがなかったので、どんなものかなぁということで「コックリさん」を選択。


邦題:コックリさん (2004年 韓国)
原題:BUNSHINSABA 分身娑婆
英題:OUIJA BOARD
時間:92分
監督:アン・ビョンギ
出演:
 キム・ギュリ (ウンジュ)
 イ・セウン (ユジン)
 イ・ユリ (インスク)
 チェ・ソンミン (ジェフン)
 チェ・ジョンユン (ホギョン)


ある村の高校で、転校生ユジンがクラスメートからいじめられていた。
いじめっ子達を恨んだユジンは、友達と一緒に真夜中の教室でコックリさんを呼び、いじめっ子達を呪おうとする。
その学校の怪談となっている、昔死んだ生徒の机「29番席」を持ち出し、コックリさんを呼び出す。
しかし呼び出されたのは、怪談の昔死んだ生徒の霊だった。
翌日から、ユジンに呪われたいじめっ子達が次々に変死していく。

以下、ネタバレしつつ感想です。

タイトルがコックリさんなので、色々期待したんですが、結局コックリさんじゃなかったようで…
「コックリさんの呪い」だったら日本にも適用可能な汎用的な怖さになってくれるんだけど、特定の村の霊の話になっちゃってました。
結論から言ってしまうと、要は殺された超能力者母子の怨念話なので、まぁ「リング」系でしょうか。

残念だったのは、霊が見えすぎてしまっている点。
もうちょっと、あんまり見せないようにして怖さを煽ってもらいたかったです。
しっかり見え過ぎてしまってるせいか、ほとんど怖さを感じられなかったなぁ。
ホラー映画は大好きで、(A)心理的恐怖でゾクゾクする邦画も、(B)お化け屋敷的ビックリ箱タイプも、(C)アメリカンな物理的(暴力的)恐怖モノも、(D)おバカ爆発B級スプラッタもOKな性質です。
しかし中途半端は困る…Aかと思ったら、ややBな感じだったようで、拍子抜けしてしまいました。

それにしてもラストシーンの女の子があまりにも「可愛くない」点が哀しかったです。
整形しないと皆があんな感じって訳じゃないだろうに、もっと可愛い女の子はいなかったんだろうかと。
あの2人の子供で、あんな顔の子が生まれるんだっけ…あ、もしかして呪われた子供ってのを顔で表現してみたのかな?