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Opened Zipper

陽目の里で田楽三昧

1998-04-03 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
先日、陽目の里というところへ行ってきました。
(『ひなためのさと』と読みます)

大分の竹田というところから山奥へと入っていったところに、白水の滝があります。
その滝の手前に駐車場と、名水茶屋という店があるのです。

ここへは、まだ初々しい(嘘)新入社員だった頃に会社の先輩に連れていってもらいました。
滝を観に行ったのですが、昼飯を食うかということで名水茶屋へ。
マイナーな観光名所っぽい滝だし、こんな山奥の店にどんな食べ物があるんだろう?と不安になったものです。

建物は藁葺き屋根でなかなか良い雰囲気。
店の中は板張りで、囲炉裏がいくつか並んでいます。
この店では田楽を出していました。

店の名前と同じ『名水茶屋』というセットを注文。
メニューの内容は・・・

エノハの塩焼き
田楽串(とうふ・里芋・こんにゃく・野菜)
きじ御飯
汁物(鯉こく又はごぼう汁)
漬物(華)


のんびりと炭火で串を焼いて食べていると、とてもゆったりした気分。
気に入ったので、以後年に数回は食べに行くようになりました。

田楽は阿蘇の南にある高森が有名ですが、高森田楽の店は混んでいることが多いし、あまり落ち着けない気がします。
この名水茶屋はいつ行ってもお客さんが少なくて、のんびりできるところが好きです。
いつ潰れるだろうと心配にもなりますが、どうやら町営らしいので大丈夫みたい。
横にキャンピングパークも併設されて、少しずつ大きくなっています。

無くならないのは良いのですが、あまり人が増えるのも困るので、ちょっと複雑な心境。