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Opened Zipper

ビブラムソールの行間を読む

1998-01-12 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
昨夜、地上波で『タイム・コップ』を放映していました。
以前、WOWOWで放映したときに観ていたのですが、暇だったのでなんとなく観てしまいました。
日本語吹き替えなので、以前観た字幕のときと違和感を感じつつ。

訳とかニュアンスが違ってるのが何だか面白いです。
どっちがオリジナルに近い意味を表してるんだろう?なんて考えてました。
冒頭に、主人公がひったくりの少年にケリを入れるポーズをとるシーンがあります。
相手に靴底を見せた状態。

昨夜観た吹き替え版では

『読めるか?』
『(ソールのメーカ名)』
『読めるじゃないか、じゃあどうすれば良いが分かるだろう』

って感じだったんですが、以前観た字幕版では確か

『読め』
『ビブラム?』
『行間を読め』

という感じだったと思います。
どちらも『ケリ入れられたくなかったら、ひったくったバッグ返しな』という意味を伝えようとしてるシーン。

ソールのメーカ名なんですが、確か字幕のときは『ビブラム』だったと思うんですけど・・・昨夜観たら違ってたみたいです。
メジャーなメーカ名にしといただけでしょうか?
字幕版は録画してあったはずなんで、今度確認してみよう。

さて映画の内容はSFなので文句無し。
ジャン・クロード・ヴァン・ダム様の肉体が観られたので最高でした。
欲を言えば、ヴァン・ダム様にはもっと脱いで筋肉を見せて欲しかったなあ。

それはともかく、映画の前後に入る淀川長治氏の解説って意味あるんでしょうか?
何を言ってるかよく分からないし、時間の無駄だと思うんですが。
全校朝礼での『校長先生のおはなし』みたいなもので、誰も聞いてないけど外すことができないものなのかなあ。