この日は大阪京橋を、呑み食べ歩いてた日。ちょっと濃い3軒目を辞して、
この日の4回目の1杯目は、お店の奥の方のカウンターにて。
日本酒の・・・銘柄は何だったのだ?冷やで。松竹梅か豪快?知らんけど。
何杯呑んだろうか?相手は串カツよ。揚げ物って水分が欲しくなるし、直ぐ無くなる。
呑み歩きだした時、『燗?冷や?』って聞かれてタジタジになったことがある。
『カンって何?』『ヒヤって何?』・・・。今や堂々と『日本酒、冷やで!』って
言えるようになったのに、時々、『常温?冷たいのん?』って様相が変わってきている。
それは。コンビニで常温の水をくれって言う、女子力高い人の影響だろうか?
ここでは、冷やで通りましたとも。
リニューアルしたのだよな。ビニールのカーテンが張り巡らされてるけど、むっちゃオープン。
とはいえ、リニューアル前って、よ~知らんのだす。何処が変わったのか分からない。
中で調理してるのが丸見えよ。これじゃぁ、ち~っともサボれない。
いやいや、そんな暇さえ無いって感じで、しゃかしゃかとよく動くったら。
アスパラぐらいだろうか、食べたって覚えてるのは。美味しかったさぁ。
~ソース二度づけ禁止~って、しっかり書かれてあるけれど、かけ放題。
流石、創業昭和27年の老舗だけあるわ。オリジナルのソースなんやから。
また、いつか、大阪の名物とも言える~ソース二度づけ禁止~の、
たっぷりソースが入った入れ物が、置かれるっていう日も来るのでしょう。早く来い。
件のビニールのカーテンの中で、おでんがクツクツクツクツ・・・・。
調理場が丸見えのシースルーにして、売り上げが倍増するのではないかしら?
あんな美味しそうな、大きなおでん鍋を見せられたら、正直者の私だから『大根欲しい・・』ってなる。
大根はもう、出汁の塊。美味しい~。これよこれよ、これこそ日本酒がぴったりよ。
筋も透き通るような煮込み具合。余分なものが全て無くなり、
大根が出汁の塊ならば、すじ肉はコラーゲンの塊と化している。柔らか!。
改札出て秒のお店なのに、小心者の私には何となく入り難い雰囲気だったのだ。
リニューアルして明るくなって、こりゃ、か弱き乙女1人でも入れそう。
和装の姐御は、ずっと前からの常連さんらしいが。全く、恐れ入りやす。
立ち呑み まつい
大阪市都島区東野田町3-5-1
TEL 06-6353-3106